医療費（＝人件費）削減のために始まった、医師の働き方改革

2024年度から、医師の働き方改革が始まりました。

医師の働き方改革が施行されるにあたり、甲南医療センターでの専攻医（旧後期研修医）の過労死自殺のニュースが大々的に報じられました。

 

【過労自殺した「医師の息子」】残業200時間超 両親が病院側訴えた裁判始まる「後進の医師の命を救う。それが息子が望んだこと」と母　病院側は全面的に争う姿勢〈カンテレNEWS〉

しかし、現場は相変わらず残業をさせています。

そして、サービス残業のため残業代は発生しないようです。

こうやって、国民医療費の支出の内訳の45.2％を占める、人件費を削減することに財務省は成功しつつあるように感じます。

2024/04/24【クリニック開業が制限される？】開業規制と地域別単価の導入について

そして、医師の過労死は良く言われる話ですが、過労死は何も医師に限ったことではありません。

医師並みに、いや医師以上に責任を持ち、押しつぶされて過労死自殺する人もいます。（※過労死自殺で検索してみてください）

ますます、医療従事者は苦境に晒されている状況です。

医師の残業代カットに成功した財務省。

ところが、医師に権限が集中し過ぎており、医師がいなければ実際の診療報酬を発生させるきっかけは生まれません。

医師数を増やせば、人件費で赤字になります。

となると、次に白羽の矢が立つのは、病院で一番多い医療従事者の集団、看護部です。

医師が残業代カットされているんだから、看護師の残業代はどうなるのでしょうか？

看護師も、当直制になるかもしれません。

夜勤は時給の安い、介護士や看護補助者、医療事務、クラークが必要最低限の生活介護をして、時間外入院や急変対応を看護師がするという感じで、看護師のタスクシフトも始まる可能性があります。

看護師は「嫌なら辞めろ」の世界です。

その理由は、大学や専門学校などの、養成機関が多すぎるから、毎年6万人近くの新人看護師が現場に送り込まれるからです。

働き口は沢山あるけど、長続きしない職業であるため、売り手市場だとは言い切れません。

求人かけたり、奨学金をばら撒けば、ホイホイ釣れる業界なので、実は買い手市場なのです。

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私は看護師や医療従事者という仕事を否定する訳ではありません。

セーフティーネット、国防という観点から、学校や裁判所、警察、消防と並び無くてはならない職業だと思います。

しかし、「給料が安定している」「食いっぱぐれない」という理由だけで選択するには過酷すぎる職業だと思います。

新人育成システムにラダー制度を導入している病院は多いですが、蓋を開ければ「合わないなら辞めろ」「嫌なら辞めろ」です。

「学生を教育して使えるようにする」というような接客業とは違います。

「最低限の教育するけど、ついてこれないなら辞めろ」という業界です。

職人の世界と変わりありませんね。

ですから、おススメしたいのは、2年で取得できる准看護師で働いて、それから正看護師に進む道が良いと思います。

卒業までにかかる学費は2年で100万円程度です。

准看護師の養成校は減ってはきましたが、探せばまだあります。

それよりも、タイパが高いのは、介護初任者研修（ヘルパー2級）です。

資格取得までの学費は3～10万円程度です。

これからの超高齢化社会は「看護よりも介護の時代」です。

患者や利用者とコミュニケーションしたり生活のお世話がしたい人は、給料が良いからといって、看護師という道を選択すると、求められる役割が違ってきます。

そして今、看護師と介護士の給料の差は、縮まってきています。

働き方によっては、変わりありません。

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このような時代が来ると、誰が予測したでしょうか？

誰も予測していませんでした。

しかし、ラプトブログでは、こうなることを予測していました。

それをコロナパンデミックを通して行われることまで見通していたのです。

私たちの身の回りで起こること１つ１つに偶然はありません。

大きな計画を元にじわじわと進んでいるのです。

大物政治家や芸能人やインフルエンサーが次々と失脚していったのも偶然ではありません。

10年前は許されていた価値観や蛮行が2022年あたりから許されない社会に変わってしまったのです。

これは偶然ではありません。

その理由、答え、計画がラプトブログに全て書かれています。

是非、この世界を知るためにラプトブログを読んでみて、知らないからわかる人生を手に入れてもらいたいと心からお祈りいたします。

『RAPT有料記事467(2020年5月16日）コロナパンデミックを通して、主はイルミナティの知能の低さを露呈し、彼らに恥をかかせ、彼らを低められた。そして逆に、これから主は彼らが低めてきた主の使命者を高めていかれるだろう。https://rapt-neo.com/?p=52895』