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残業させる仕組み、義理人情はサービス残業の要

2017年06月17日 | マネジメント全般
日本は世界でもトップクラスの仕事の効率が悪い国ではないでしょうか?
だから、サービス残業が横行し、過労死やら鬱病やら労災が適応される病気になってしまうのだと思います。
これは、働き手が企業に人生を依存してしまっているという部分、そして企業側が人件費を削る為に、義理人情で社員にサービス残業させて成果を出している証拠なのです。
特にトヨタを代表として、製造ラインでの効率化ばかりしてますが、マネジメント、管理職の効率化や仕組みづくりが殆ど出来てませんね。
だから病気になるのは管理職ばかり。
一人の職員に責任を負わせ、結果として潰れてしまう。
日本企業で管理職をやろうと思ったら、仕事以外、ほぼ全て捨てないと、成果があがらない仕組みとなっています。
企業のトップの方がそういった、低レベルなマネジメントの仕組み、所謂、労働生産性の低い、義理人情と無限のサービス残業で昇格して来た人しかいないため、マネジメントのリスク分散が提言出来ない、提言する頭、考えがないのです。
私の勤める企業を例に出すと、エリアマネージャーシステムとスーパーインテンデントシステムを使っているため、基本店舗には社員が常駐していません。
一人の社員が複数店舗の管理責任者をしており、所謂店長をして、数値管理、シフト管理、労務管理、資産管理、商品管理、リスク管理をし、さらにその上のエリアマネージャーがエリアに属する店舗全ての数値管理をしています。
徹底的に店舗から社員を減らし、経費カットして行くのです。
当然、店舗に社員が常駐していないため、何か問題や不都合が起きれば、パートやアルバイトでは判断できないため、社員が休みであろうがなかろうがお構いなく、社員の携帯は鳴りっぱなしになります。
社員携帯の向こう側では、店舗で働くパートの悲痛の叫び、今、困っているから何とかしてくれという状況で電話してきていますから、休日だからと電話を取らないと、店長としての信用がなくなってしまいます。
店長、スーパーインテンデント不在時の後方支援体制は一応出来ていますが、実際は機能していません。
『今度来た店長は薄情だ。自分の休日は携帯ならしても電話に出ない』
となるわけです。
そのような問題を解決するには、複数名の社員で複数店舗を管理すれば負担軽減しますが、企業側は人件費削減、経費削減しか考えていないため、そんな非効率な事はしません。
つまり、人減らしした結果、そこで働ける人は、頭が悪いため、サービス残業が平気で理知的に物事が考えられない、仕事中毒、ワーカホリックばかりとなる訳です。
人間は給料以上働いてはいけません。
時間と労力の無駄です。
ですが、企業は給料以上働かせようとします。給料以上とは、能力以上と言い換えることができ、その人の能力とは8時間に、どれだけ成果が出せるか?ということです。
私もシフト管理をいつも時間外にファミレスで作っていました。
これは能力以上働いています。
隠れ残業です。
何故こんなことをしていたのか?
プライドです。
そんな事もできないのか?と叱責されたため何糞と思ったからです。
時間以内に終わる仕事の分担させれない管理職や上司に責任があるとは当時の私にはわかりませんでした。
こんな事ばかりをさせてたら、社員は潰れてしまいます。
ですから、日本企業における、労働生産性とは、どれだけサービス残業でもして仕事をやるか?なのです。
つまり、国際的には労働生産性の低い社員しか残っていかず、そういう人達が企業の管理職やらトップになっていくシステムなのです。
彼らは理知的に話しをしているふりをしますが、最後は義理人情で訴えてきます。仕事依存で家庭崩壊して居場所がないから会社にすがりついているだけだと認めたくありません。
その様な酷い惨状を体験し、パートで働く方が賢いと気づき、働き方を変えました。
ですからエリアマネージャーやスーパーインテンデントは二度とやらないでしょうね。
あれは、人殺しのシステムですし、デフレ状況でも企業に利益が出るような悪魔の考えたマネジメントシステムだと言えそうです。
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