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人格障害=犯罪者 「サンジャポ」でみちょぱVS戦慄かなの?「このカラみが怖い」

2018年12月07日 | 子育て論

「少年院上がりアイドル」が存在しているそうです。

私はテレビは見ませんが、ネットでニュースなどを見ていると

「少年院を退院した女の子がアイドルとして活動しており、地上波に出てきている」というニュースを目にしました。

私の職場の元同僚が、少年院で法務教官として働いていたため、その現状は悲惨なものだと聞いていたのですが、ついに「何でもあり」の芸能界になってきた様相を示しています。

早い話、「前科者アイドル」というカテゴリーが作られたわけです。

<戦慄かなの>

<池田美憂>

その記事から見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・(みちょぱVS戦慄かなの!?…サンジャポでバトル勃発か 2018年11月18日 12時10分 スポーツ報知

池田美優)

 少年院出のアイドル・戦慄かなの(20)が18日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜・前9時54分)に出演し、モデルの“みちょぱ”こと池田美優(20)と一触即発の空気となった。

 女子高校生らを使ったブラックビジネスで少年院に入っていたと紹介された戦慄かなの。紹介VTRが終わり、スタジオにカメラが戻るとMCの太田光(53)が「少年院に入っていたと聞いて、みちょぱは完全に戦闘態勢」と、ゲスト出演の池田と戦慄の“対決”をあおった。

 これに池田は「そんなことない。私じゃなくて、(少年院に)入っていたのは元彼」と苦笑い。

 テリー伊藤氏(68)が「2人は同い年だよね」と発言すると、「そうです」と池田。戦慄から「彼氏が(少年院に)入っていたの?」と続けられたが、池田は「怖い、このカラみが怖い。初対面ですよ」と少し引いていた。

 戦慄が「楽屋で対決しますか?」と提案すると、池田は「私ヤバい人苦手なんです」と笑いながら拒否していた。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

まるで、チンピラが本物のヤクザと話をしているようですね。

あくどさ、心の汚さのレベルが違う様相です。

少年院とは一体どういうところなのか?

現代の少年院についての記事を見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・(2015.5.16 11:00 【日本の議論】 無表情、集団生活嫌い、激変した「少年院」収容少年たち…「昔は暴走族、今は特殊詐欺」でリーダーも不在)

少年院で引きこもり、リーダー不在-。“現代っ子”を指導する教官たちの悩みは…。振り込め詐欺急増で変わる多摩少年院
 お年寄りをターゲットに多額の現金をだまし取る「振り込め詐欺」に手を染める若者が後を絶たないが、若者の変質に合わせ、少年院の指導現場も変化している。収容者に暴走族が多かった昔は面倒見の良いリーダーを育て他の少年を統率する“ピラミッド型”の秩序構造だった。しかし、最近は知能犯の増加もあり集団生活になじめない少年同士が話し合いをしたり、法務教官が膝をつき合わせる“フラット型”に移行している。振り込め詐欺を始めとする「特殊詐欺」による収容者の率が高い多摩少年院(東京都八王子市)を訪ねた。

■無表情で気持ちを表現できない子供たち

 「昔は暴走族や粗暴行為者が多く、やんちゃな子がたくさんいた。喜怒哀楽がはっきりしていて、打てば響く子たちばかりだったが、最近は振り込め詐欺や性非行など特殊な非行で入ってくる子が増え、元気がなくなってきた。うれしくても悲しくても無表情で気持ちを適切に表現できない。なぜ悩んでいるのか、何を考えているのかを引き出すだけでも大変になってきています」

 関東近県の1都10県から主に10代後半の少年たちが収容される多摩少年院に20年勤務する生活指導主任(46)は、更生の現場の変化をこう説明する。

特に、振り込め詐欺などで収容された“現代っ子”たちの急増は、教官を戸惑わせがちだという。
「成績は悪くないし、与えられた役割はスムーズにこなす。個別面接でも表向きは良いことを言うのに、教官とのユースフルノート(交換日記)に『死にたい』という言葉を書いてきたりする」と頭を抱える生活指導主任。

 「暴走族出身の子供をリーダー的な存在に育てれば、他の少年たちをピラミッド型でまとめてくれたものですが、今はそういうアプローチでは逆に反発されてしまう」という。

 東京郊外の小高い丘の上に建つ多摩少年院。平屋建ての寮5棟に約150人が生活をともにしているが、大正12年につくられた日本初の少年院が時代の波に洗われている。

■『1人でいたい』と単独室を希望

 「ラクしてもうかる」と振り込め詐欺への加担をバイト感覚で引き受けたものの、あっという間に警察に逮捕され、少年院送致となる若者が後を絶たない。

昨年、全国の少年院に収容された男子少年のうち詐欺は5・9%で3年前に比べ、3倍以上増えている。

 多摩少年院に昨年中に収容された男子少年たちを犯罪種別にみると、窃盗に次いで2番目に多いのが詐欺(21・5%)だ。平成24年(5・4%)、25年(17・0%)と急増している。多摩少年院には比較的非行の傾向が低い少年が集められているため、振り込め詐欺などに手を染めた非行者が多く集まっているのだ。暴走族を始めとする粗暴非行で収容された少年たちはある意味で集団生活に慣れているが、振り込め詐欺で収容された子供たちは色合いが違うようだ。「『一人でいたい』と希望して、半年くらい単独室に入っていた子もいます。実習や体育では集団行動しますが、ご飯を食べたり寝たりするのは1人。そっちの方が落ち着くんだそうです」(生活指導主任)という。

 少年院の生活は、集団生活が基本だ。毎日午前7時に起床してから午後9時15分の就寝まで、他の少年たちと過ごす。寮では約10畳の集団室に4~6人が同居。三食とも寮の仲間と取り、寮に1つしかないテレビをホールで見る。トラブル時の指導などを除けば、教科教育や職業訓練も原則的に集団で行われる。このため、個別対応が長期間にわたると、少年院運営にとっても負担となる。

■受け子、出し子…罪の意識が低い振り込め詐欺

 一方、振り込め詐欺で現金の受け取り役「受け子」や現金自動預払機(ATM)で現金を引き出す役「出し子」といった“端役”を演じた少年たちは加害者意識が低く、更生に持っていくまでに時間がかかることもある。「自分が詐欺に加担しているとは思わなかった」と話すのは、詐欺未遂容疑で逮捕され、多摩少年院に収容された10代後半の少年。街中で「お小遣い欲しくない?」と声をかけられ、受け子を命じられた。携帯電話で指示され、都内の路上でお年寄りの女性から紙袋を受け取ったところで警察官に囲まれた。

 「書類を受け取る仕事だといわれていたので『だまされた』と思い、誰も信じられなくなった。被害者のことも逆恨みしていました」。短髪に白い運動シャツ。今は快活に話す少年だが、収容後しばらくは同じ寮の誰とも話さず、教育・訓練もまじめに取り組むことができなかったという。

 多摩少年院で社会復帰支援を担当している専門官(35)は「最初は『誰も傷つけていない』と言って反省しない子も多い。お年寄りや弱い人たちからお金を取っているというところまで思いがいたらないんです」と振り込め詐欺の端役をさせられた少年たちの気持ちを代弁する。

 このような状況下ではまず、自分の家族関係に置き換えて考えさせたり、何年かかっても返済できない大金であることを被害弁済の視点から認識させるようにしているという。さらに、「ラクしてお金が入るのはおかしい」「働くのはお金のためだけではない」と労働の意義を教え、再び非行に走らないよう指導している。少年はその後、「迷惑がかかったのは自分ではなく、被害者や母親だった」と気付いた。多摩少年院では、サッカー大会や演劇祭などの行事が行われているが、運動会で寮の仲間が優勝を目指して一致団結したことで、集団生活への違和感も消えた。ワープロや溶接の資格を取得し、出院後の就職先も決まった。「いまはここに来てよかったと思っています」

■30秒で済んだ指導が3~5日かかるように…

 収容者の多様化が進む少年院の指導現場だが、人間関係がドライな時代が少年たちの“リーダー不在”の原因ともなっているようだ。生活指導主任は「最近は、リーダーの資質、人間的な魅力のある子がいない気もします。他人のことが考えられないというか…。やったことは悪いが、仲間は大切にしたい、守りたいという子がいたものです。強力なリーダーが生まれづらい時代です」と打ち明ける。

 そこで多摩少年院では、「処遇の個別化」と「集団生活を通じた社会化」を処遇の原則としている。

 少年それぞれの特性に合わせて何を求めているのかを見つけ、教官が個別に指導したり、トラブル時に少年同士で話し合いの場を設けるのが「処遇の個別化」。集団生活の中で「運動会で優勝する」といったような1つの目標を据え、団結する中で社会性を身につけさせるのが「集団生活を通じた社会化」だ。指導が綿密になった分だけ、時間もかかるようになった。「昔は30秒で済んだ話が、3~5日かかるようになりましたが、少年たちにとっても気づきが多く、より有効だと思います」と話す生活指導主任は仕事のやりがいを感じている。

 「一皮剥けば、子供たちの素の姿は変わっていない。そこにたどり着くための時間がかかるようになったということでしょうか」

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

現代社会全体が、完全にロボットのように子供たちを育てているようですね。

そして、その中から特に感情に素直なロボットが犯罪者となるわけです。

そして、「少年院帰りの息子」という相談スレッドの内容の一部を紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・(少年院帰りの息子 回答 46 + お礼 10 HIT数 12158 あ+あ- 悩める人( 37 ♀ 匿名 )07-02-01 07:27(更新日時)


前にも相談しました。

どんどんおかしくなる息子、仮退院の取消しを求めましたが、駄目でした。

遊びまわるだけの日々、万引きをしてるのは明らかなのに現行犯じゃないと無理。

家に帰れば、どんちゃん騒ぎで叱れば暴れる始末。父親の居ない時間帯にしか帰ってこないので私1人で対応。

今朝帰って来ましたが鍵を開けなかったら、外で大暴れし、旦那が帰って来て息子は逃げました。

弟達に、お前ら学校行く時ボコボコしたるからと言ってたので弟達は怯えて家から出たくないと震えてます。

更正させる為に出来る限りはやりました。

もう手が付けられないのです。原因があると言われると思いますが保護観察所や保護司など指導されながらやるだけはやったんです。

いくら可愛い息子でも、この子はおかしい。

でも保護観察中なので、事件を起こさない限り拘束する事は出来ません。

いつ事件を犯すかとドキドキの日々なのに、野放しです。私こそ親なのにと言われるでしょうが、うちの子見たら、きっとそんな事言えないと思います。そうしたのは私だと言われても、普通に育ててきました。中学から悪い仲間とつるむようになりグレてしまいました。

 

(回答)
うちの弟と似過ぎていて、読んでビックリしました。
チンピラになり、パトカー壊すわ、人刺すわ、薬…逮捕されても変わらない。とにかく最悪でした。
私はそれが苦痛で、一人暮らしを初めました。
父親さえも何も言えませんでした。
でも、去年いきなり『俺、ちゃんと働かなきゃヤバいかも』とポロっと言い出したんです。
それからはだんだんと、前は考えられない様な行動を取る様になりました(自分のご飯をよそったり、家族にただいま、おかえりを言い初めたり…)
主さんも、辛いでしょうね…毎日毎日頭が痛くなりますよね…。
主さんが諦めなければ、時間はかかっても変わると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

子供がヤクザのようになってしまう。

親はたまったものじゃありませんね。

 

今回は短めにまとめたいと思います。

子供たちは

「絶対的価値観」がない現代社会の風潮に混乱しているように感じます。

「好き勝手生きて何が悪い」とテレビをつければ、大の大人がのたまっているのですから、子供も混乱します。

情報が多い社会なだけに、答えが見つからない。

そして、「楽して金稼ぎしてほしい物を好きなだけ手に入れる」

という単純発想になるのです。

子供は大人に比べれば「素直」ですが、その分「知能が低い」のです。

実は、教育に必要なのは、学力や集団生活もそうなのですが、「道徳心」「モラル」なのです。

この「モラル」は誰から学ぶかというと、「大人=親」から学ぶのです。

 

こんな親から「モラル」が学べるでしょうか?

・真面目にサラリーマンをしている父親も、妻に隠れて「風俗で買春」したり、職場の女性と「社内不倫」している。

・専業主婦の妻も、「出会い系サイト」で不倫をしている。女子会で夫や子育ての愚痴を言っている。

・酒、タバコ、ギャンブルに溺れている、仕事に溺れている。

・贅沢、ブランド好き、旅行好き。

 

これでは見た目だけが大人であり、中身は欲望まみれの「子供と同じ」ではないでしょうか?

大人自身が「罪だらけ」で汚い存在なのです。

外見だけ綺麗に装って、中身がどす黒く汚れている。

これでは、子供に「モラル」など教えることはできません。

 

私地に必要なのは、正義であり、それを実践すること他ありません。

しかし、「正義」を私たちは知りません。

ですから、子育てを目に見える結果だけに頼ってしまうのです。

目に見える結果とは何でしょう?

それは「他人からの評価」のことです。

子供は、親から評価してもらっておらず、「他人からの評価」を自分の評価だとわかっているのです。

ですから、親自身が「人間としてまっとうになること」が子育ての基本中の基本となるのではないでしょうか?

大人になっても心は成長し続けます。

私たち大人の心も実は子供たちと大して変わりありません。

口だけの子育てをするのでなく、心を子供たちよりも豊かに成長させることが大切なのではないでしょうか?

(大人が成長する方法を知りたい方は「こちら」をどうぞ)

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