IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2022.08.09 ルーブル彫刻美術館★2

2022年08月09日 22時22分47秒 | イベント・アートなど





三重県立美術館『いわさきちひろ展』のあとはルーブル彫刻美術館。
三重県の美術館ですがこれまで未訪問。ヒマだったので行ってみました。
同じ津市ではありますが、三重県立美術館から数十分。山の中の美術館です。
入り口の大きな彫像に圧倒されます。

公式サイト:ルーブル彫刻美術館

ちなみにルーブル彫刻美術館の展示品はフランス・パリのルーブル美術館の収蔵物から
直接 型を取ったもので、趣旨としてはパリに行かないでもルーブルの美術品を見られるというもの。
先日行った『大塚国際美術館』と同じコンセプトだと感じました(規模は違うけれど)。





三重県立美術館『いわさきちひろ展』は結構な人出でしたが、
こちらは広い駐車場にクルマが2台。1台は美術館スタッフのクルマ?
つまりは来客はワタシひとり?(笑)。実際そのとおりでした。





入り口入ってすぐのところにツタンカーメンのマスク。
正直なところ、ワタシは東京で実物を見ているし、
なんならエジプト旅行の際にも実物を見ているので、感動はナシ。
むしろ、ツタンカーメンのマスク、背景に巨大な仏像、
サモトラケのニケ、得体の知れない巨大な壺という風景が
シュールな感じでした(笑)。







ミロのビーナスや自由の女神像の原型なんかもありました。







阿修羅像もあり、もうなんでもアリな感じ(笑)。
しかもワタシが見た阿修羅像とはなんか違う感じ。
ただ、背面から見ることができたのはヨカッタ。

過去のエントリー:2021.10.20 奈良観光その5 興福寺国宝館





個人的に見たかったものの1つが「ハンムラビ法典碑」。
社会科だか世界史かで出てきて名前は覚えているけれど、実物はどんなものか知らなかったので。
実物(レプリカ)は238cm。実物を見て特に感動はなかったけれど(笑)。




(サイズ感がわかるように手を出していますが、触ってはいませんよ)







個人的に見たかったもののもう1つが「ロゼッタストーン」(本物は大英博物館蔵)。
これまた社会科だか世界史かで出てきてよく覚えているのですが、実物(レプリカ)は95cm。
上段が「ヒエログリフ(神聖文字)」、中段が「デモティック(民衆文字)」、下段がギリシア文字だそうで。
これがエジプト文化の研究に大いに役立ったとか。かなり細かい文字が刻まれていました。





ところで、館内はエアコンでなく、業務用扇風機が使用されていました。
来場者が少なければ、エアコンよりも業務用扇風機のほうがコスパいいのかな?
なので館内は冷房があまり効いておらず、熱中症には注意が必要。





お土産のエジプトの猫の置物。30cm弱で65,000円。高い。
10cmぐらいの小さいものをいろいろとエジプト土産で買いました。





外へ出ると、カエルのオーケストラ。




『れすとらん味露』。
ずっと閉まっているようです。ホームページにも記載されていません。
まぁ、平日とはいえ客が1人では営業できませんわなぁ。



ルーブル彫刻美術館はこんな感じでした。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022.08.09 三重県立美術館『いわさきちひろ展 中谷泰を師として』★4

2022年08月09日 21時16分34秒 | イベント・アートなど



今週はヒマすぎて死にそうなので、久しぶりの三重県立美術館。
『いわさきちひろ展 中谷泰を師として』を開催中(8月28日まで)。

三重県立美術館のサイト:開館40周年記念 いわさきちひろ展―中谷泰を師として





ワタシと いわさきちひろ との出会いは小説『窓際のトットちゃん』(1981年/黒柳徹子 著)の表紙。
1981年ということはワタシが高校1年ということになりますがが、当時 一家に一冊という感じで売れていました。
内容はほとんど覚えていないです(笑)。ただ、戦時下なのか戦後なのか時代は忘れましたが、
「お昼のお弁当には海のもの(食材)と山のものを1つずつ入れてもらってください」という先生の指示のシーンだけ覚えています。
食糧難の時代に児童の間で弁当の貧富の差を感じさせない先生の工夫。
海のものは魚でもいいし、昆布の佃煮でもいい。山のものは肉でもいいし梅干しでもいい。

東京在住時代には、大学生の頃に一度、『いわさきちひろ絵本美術館』を訪れたことがあります。
ちひろ美術館のサイト:世界初の絵本美術館|ちひろ美術館・東京

住宅街にあって、建物も比較的コンパクトだった印象。
いわさきちひろの原画は小さいものが多かったので、ちょうどいい感じに思った印象があります。

さて、本展。いわさきちひろの初期のスケッチから晩年の作品までを網羅するとともに、
三重県出身の画家 中谷泰 を師として活動・交流していたことを
作品や手紙を通して展示しているところが三重県立美術館らしい内容。

今回、特に印象が強かったのが、戦争をテーマにした絵の数々。
モノトーンで子供たちを描いているのに、子供は銃を持っていたり、
あるいはおねえちゃんが弟をおんぶして歩いているけれど、はだしだったり。
そして、どの表情も悲しげ。よく見ないとただの綺麗な作品と思ってしまうけれど、
なかなか深い作品群でした。









企画展の最後のエリアでは、家族で楽しめるブースが2つ。
1つ目は正方形の床を歩くと、歩いた場所にいわさきちひろの水彩画のような
グラデーションのついた色のついた水滴が床に描かれるという体験コーナー(写真ナシ)。

もう1つが上の3枚のように、いわさきちひろ風ウォーターカラーのスクリーンに
自分の姿が白いシルエットとして抜かれる体験コーナー。



ところで、三重県立美術館に来たら、『ミュゼ・ボンヴィヴァン』でランチというのがワタシの定番なのですが、
ランチスタートの11:30に行ったら、予約客だけで満席とのこと。平日にも関わらず来場者が多かったので
嫌な予感がしたのですが、当たってしまいました。今日のリッチなランチは諦めました(悲)。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする