遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

学会総括

2008-12-12 23:18:08 | 大学生活
今日が学会の最終日。いろんな人に会えて、情報もそこそこ仕入れて、こちらの情報も流して、まずまずの学会でした。去年は不作だった・・・・。(苦笑)
来年、分子生物学会は横浜、生化学会は再び神戸。できれば、来年くらいは癌学会(これも横浜)に行きたいと狙ってるんですが、たぶん分子生物学会になるでしょう。これが一番無難。今はヒト培養細胞を使ってヒト遺伝子で研究しているのですが、こうして学会に来ると「僕は酵母の人なんだなー」って感じます。ヒト培養細胞使った実験がぜーんぜん面白くない。

僕は同じ学会でも発表に対して質問を頻繁にする年と全くしないで聴いてるだけの年があるのですが、今年は1回だけ質問しました。僕らしくなく中途半端です。しかも、その一回がO大時代に世話になった顔見知りの先生。「なんだおまえか」って顔で応対してくれました。それはそうと、たまたま英語のシンポジウムのセッションだったので質問は英語でしましたが、その意味はあったのか疑問です。だって外国人の聴衆はいなかった。(笑) 基本的には公式の学会で日本語の発表はそろそろ止めるべきだと思ってんですけど、どうですかね? 日本語で通していい人はノーベル賞をとる自信のある人だけってことにしましょう。そこまで極めてるのなら誰も文句は無い。でも、そうなるとめんどくさいよねぇ。

学会のお昼にはランチョンセミナーといって、企業が宣伝を兼ねてランチを配ってセミナーを開くのですが、今年は新しい試みで『整理券』を事前に配りました。その整理券がその日の午前中に企業ブースの有る会場で配られたので、僕は全く行けませんでした。だって、午前中のシンポジウムの開かれるホテルと企業ブースの有る会場は離れてるから。つまり、ランチョンセミナーでただの弁当にありつけたやつらは午前のシンポジウムをさぼったやつらって事です。サイテーのシステムだ。

学会終わって帰りに研究室へのお土産を買おうとしたんですが、ルミナリエの観光客でごった返していて買えませんでした。結局、途中乗り換えの京橋駅で購入。出張旅費出してもらってるんで、これくらいは頑張らないといかんです。自腹で来ている知り合いも少なくありませんから。

この3日間貼った写真は、あらかじめ用意していた画像でして、神戸とは全く関係ない写真でしたー。

明日、帰沢します。

本日のお酒:湘南 吟醸 
コメント (2)
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