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遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

Energy from Rice

2006-11-01 21:00:45 | BIONEWS
環境負荷と石油依存度を軽減するためにガソリンにバイオエタノールを添加することが計画されているが、バイオエタノールの原料は基本的にサトウキビ。トウモロコシの利用は米国で試みられている。このニュースでは米を利用する試みを紹介している。栽培されるのはもちろんこしひかりでもなければ、山田錦ではない。飼料用の品種。
エチルアルコールを作るのは当然酵母菌。しかし、酵母はでんぷんを醗酵できない。サトウキビなら糖化の心配がないかもしれないが、米やトウモロコシではそのまま醗酵できない。どうすんのかな??麹や麦芽を使わないだろうから、アミラーゼを添加するだけだろうねぇ。酵母の中にもでんぷんを醗酵できる種がいる。Saccharomnyces diastaticusってのがそう。でも、工業用に使われてるなんて話聞かないな。

この夏、原油価格が高騰しバイオエタノールの需要が増した。そのせいでサトウキビの多くが醗酵にまわされて砂糖の国際価格が高騰。エタノールの燃料利用ではブラジルが先進国だけど、アマゾンの原生林がサトウキビ栽培のために伐採され、かえって二酸化炭素の削減にマイナスになってるのだそうな。日本の休耕田で燃料用の米を栽培するのは良い試みだと思うよ。どうせ、沖縄のサトウキビだけでは賄えないでしょ。

記事のURLは、http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000610310001
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