滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

不毛な時間・・?

2008年10月26日 | 建築
今日は、雨降りで少し肌寒い一日でした。これから一雨ごとに寒くなっていくという感じでしょうか・・・。夕方、「ガンダム00セカンドシーズン」を食入るように観てしまいました。やはり・・観だすとおもいっきりハマってしまいますね・・。日曜夕方の放送だと、さすがに現場や打ち合わせに出回っていることも少ないので、放送時間に観られていいですよね。

数日前から、「ときメキH&S-プロジェクト」のプランを本腰をいれてやり始めました・・。とはいえ、集中して考えたからといってすぐにいいアイデアが出てくるわけではありません。
数週間前から、ほかの仕事をこなしながら頭の中ではプランが始まっていて、アイデアを頭の中でイメージしてみては、「ダメだ~。」と消し・・、また違うアイデアをイメージしては消すという作業を何十回とくり返します。(何百回というときもあるかな・・。)
私の場合、それが運転中に交差点で信号待ちをしているときとか、ごはんを食べているときとか、お風呂に入っているときとか・・という具合にず~と続いていきます。

もちろん、頭の中でイメージするだけでは何も解決しません。迷ったり、行き詰ったりしたときは、必ず現地に行ってその敷地(土地)と対話するようにします。以前にもお話したかもしれませんが、その土地の魂を吸いあげるような建築物を建てないとその土地に対して失礼だと思うからです・・。
なので、計画地で一日中ボ-ッとして過ごすというような事もしばしばありますし、3日連続で計画地に通ったこともあったような気がします。(本当は、その場所で四季を感じてみるのが一番理想なのですが、さすがにそれだけの時間を与えてくるケースは、なかなかないでしょうしね・・。)

という事で、「ときメキH&S-プロジェクト」のプランはいいアイデア(デザイン)がまとまってきたかというと、具体的にいくつかのアイデアはあるのですが、私自身の中で何かもう少しドキドキ、ワクワク感というか、シビれるようなものが湧き上がってこないので、それを得るまでにあとどれぐらいの時間がかかるのか知りようがないというところでしょうか・・。(まだまだ、不毛な時間が続く・・?)
現実的には、たいていの場合・・時間と経済性が解決(ある意味の妥協・・)してくれるわけですが、今回のプロジェクトは、まだ時間があるので、さらにスタディを繰返す作業をしていこうと思っています。

建築家にとって、ファーストプラン(最初の提案)の持つ意味については、まだまだお話したい事がたくさんあるのですが、もっと詳しくお話すると、一般の方には狭義的な内容になってくるので、今日はこの辺りにしておきます・・。

私はあえて、このブログでは建築の話をできるだけしないようにしています・・。なぜなら、周囲の人からよく「建築家が建築の話をしても面白くないと言われるからです・・。」、言われてみれば確かにそうだと思います。(ただ、職業柄ついつい建築や設計の話がところどころに出てくるのですけどね・・。)
それに建築について、お話するとブログどころか2~3冊の本にしなくてはいけないようになりますしね。また機会があれば、たまには・・というか徐々に建築についてもお話していこうと思っています・・・。











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