滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

緑茶は体においしい・・という話

2012年04月01日 | 独り言
Annai

もうすぐそこまで春が来ているという感じですね・・・。私は相変わらす花粉症で苦しんでいますけど・・、今年は例年に比べればマシな方だと思います。なんせ今年は、工事現場に行ってもティッシュペーパーを箱こど持ってウロウロしなくてもいいですからね。

話が変わりますが、いつも建物の竣工写真を撮ってもらっている写真家の西岡さんが、先週から高槻の「ギャラリーからころ」で個展を開かれています。先日、大阪に鉄骨の検査に行く機会があったので、帰りに寄り道をして個展をのぞいて来ました。

西岡さんは不在でしたが、昨年の旧草津川の桜をテーマにした個展は、日常的な桜の花が西岡さんの感性によって、なつかしいような・・ホッとするような・・そして驚くような現実と非現実のはざ間に誘い込まれるような作品の個展になっていました。

もうすぐ今年の桜が咲きますが、一足早く・・一味ちがった桜に出会って来ました・・。今年2月に竣工した「大津キリスト教会 ホーリースタンプ(HSプロジェクト)」も西岡さんに撮影してもらっているので、またの機会に紹介します。

なぜか・・いつものように前置きが長くなりましたが、緑茶の話です・・。
世界のお茶の生産量の7~8割は紅茶で緑茶は少数派なのですが、国内では緑茶の利用は7割を超えていて、「日常茶飯」というくらい日本人の暮らしの中に定着しています。普段何気なく飲んでいるお茶ですが、その健康効果は科学的にも実証されています。

お茶は全て同じ茶の葉から作られているのをご存知ですか・・。お茶は主に緑茶(不発酵茶)、ウーロン茶(半発酵茶)、紅茶(発酵茶)の三つに大別されますが、製法が違うだけでいずれも同じツバキ科のお茶の葉から作られています。

緑茶は、茶摘後すぐに蒸気で熱処理をして発酵を止めるお茶です。すぐに発酵を止めるので茶葉が緑色を保っています・・。ウーロン茶は、茶摘後に一定期間発酵させて、その後熱により発酵を止めるお茶。もしくは製茶過程の中に、一部発酵過程を取り入れる製茶方法です・・。紅茶は、茶摘後に茶葉を完全に発酵させて仕上げたお茶になります・・。

緑茶の有効成分としてカテキンが有名ですが、渋み、苦み、旨みなどの独特の味わいをもつ緑茶には多くの効能があります。
緑茶に含まれる主な成分とその効能として、カテキンは発ガン抑制、抗インフルエンザ作用、コレステロール低下、血圧・血糖値上昇の抑制があり、カフェインは疲労回復、眠気防止、利尿作用があります。
さらに、テアニンには血圧低下作用、リラックス作用があり、フラボノイドには口臭予防・・ミネラル類にはフッ素(虫歯予防)などなど・・があります。

一般的にはお湯の温度が高いほどカテキン・カフェインが多く溶け出して渋み、苦みが強くなり、逆に温度が低いと旨み成分で鎮静効果のあるテアニンがよく溶け出します・・。
つまり、眠気覚ましには高めの温度で、リラックスしたいときは低めの温度で入れるのがお勧めという事になります。

みなさんも体においしい緑茶の効能をTPOで飲み分けてみては・・いかがでしょうか・・・。


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