滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

昨秋の小話

2024年01月22日 | 独り言

今日も暖かいですが、今年の冬は暖かい日が多いです。いわゆる暖冬というヤツですね(明日から2~3日は寒いのかな・・)。今年になって初めての記事となりますが、前回の記事から随分と時間が経っているような気がします。とは言っても、前回の記事から2か月しか(2か月も?)経っていないんですけどね。先月、記事を書いていないのでそう感じるのでしょうか・・。それで、そろそろ記事を書こうと思ったのですが、書くことが思い浮かばす、何か写っていないかとスマホのアルバムを見ていると、奈良市写真美術館の写真が目に留まりました。この日は運が悪かったなぁ~と思い出して、そうや、この日の小話を書こうと思いつきました。

昨秋の10月3日の事です・・。気候が良くなってきたので、親友の建築構造家と奈良にでも行って「ホッ」としてこようかと言い出し、どこに行く?という話になって、新薬師寺の十二神将(薬師如来を守る十二の立像で、塑像という土を用いた彫刻で造られています)に会いに行って「ホッ」としようか・・という事になりました。私は過去2回、新薬師寺を訪れていますが、塑像で出来た十二神将は素晴らしいものです。それと、私は知らなかったのですが、新薬師寺のすぐ近くに黒川紀章氏が設計した奈良市写真美術館があるので、その建物も訪れようという事で奈良に行きました。

久しぶりに十二神将に会えると心を躍らせながら、奈良へと行き、奈良市写真美術館の駐車場に車を駐めて、先ず新薬師寺を訪れ、帰りに奈良市写真美術館を訪れようと思い、新薬師寺に行くと、信じられない事に閉門になっているではないですか。あり得へん・・と思い、辺りを見渡すと掲示板に貼り紙があって、境内のどこかを修繕しているので、その週だけ拝観休止みたいな内容が書かれていました。私も親友も、こんな有名な観光地が拝観休止などあり得へん・・また、今週だけ閉門というのは、なんという運の悪さなんや~とショックを受けました。

 

それから、十二神将に会えると思った直後の出来事に落胆しながら、黒川紀章氏が設計した奈良市写真美術館を訪れました。画像は奈良市写真美術館の外観です。1991年に竣工したこの美術館は、新薬師寺とその周辺の田園風景を守るため、玄関ロビー以外はすべて地下に造られており、低くおさえられた瓦屋根と深い軒の出が建物に絶妙のバランスを与えています。ロビーにあるカフェでケーキでも食べようかとも思ったのですが、新薬師寺に行けなかったショックを引きずったままだったので、それを何で埋めようかと親友と考えたところ、京都に戻って京都国立博物館のカフェでケーキでも食べようという事になりました(谷口吉生氏が設計した京都国立博物館・平成知新館は、私たちのお気に入りの建物で、しばらく行ってなかった事から、この際、平成知新館を観て元気になろうと思ったワケです)。

ちょっと話が長くなってきましたので、ここからは話を飛ばしていきます・・。それで、京都国立博物館を訪れたのですが、なんと・・次回展覧会の準備のため閉館となっていて、仕方なく博物館の南門入口にある前田珈琲(このカフェは博物館の敷地内にあるのですが、入館しなくても入れるカフェで、この日も開店していました)でケーキを食べて、夕方まで過ごし、お腹が減ってきたので、久しぶりに中華料理でも食べようと「あたか飯店京都店」に行くと、これまた定休日になっていました。結局、イオンモール京都桂川の梅蘭(バイラン)に行って、「梅蘭焼きそば」を食べて帰ってきました(なぜ、イオンモール京都桂川なのか・・と言うと、親友の自宅がイオンモール京都桂川の近くで、私は親友のガレージに車を駐めていたからです)。

という事で、この日は運が悪かったというか・・事前に確認して行動すれば良かったワケですが、まぁ、思いつきで行動すると、こういう事になるという典型的な1日でした(それにしても、4カ月前の事をよく憶えているなぁ・・・)。

 

 

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