滋賀県 建築家 / 建築設計事務所イデアルの小さな独り言

建築家・清水精二のブログ、何でもあり独り言集・・・。

F1フェラーリ 2023年マシン

2023年02月26日 | F1

もうすぐそこまで春がやって来ているという感じですね・・・。でも、それは同時に花粉もやって来るという事です。今年の花粉飛散傾向は、近畿地方で例年比140%、前年比260%と予測されていますから、花粉症の私としては、もう春は来なくていい・・と思ってしまいます。以前にも言いましたが、花粉症の症状が出る前に薬を飲み始めるのが効果的なので、2週間ぐらい前から花粉症の薬を飲んで花粉に備えています。

という事で、今回は2月14日に発表されたスクーデリア・フェラーリの2023年F1マシン「SF-23」のお話です。他のいくつかのチームの2023年F1マシンの発表は、ショーカーやレンダリングに今季のカラーリングを施した「偽物」だったのに対し、スクーデリア・フェラーリは、集まった多くのファンの前で本物の「SF-23」を公開するだけでなく、発表直後にフィオラノのトラックで公開シェイクダウンを実施するというパフォーマンスを見せました。発表直後のシェイクダウンは、マシントラブルなどのリスクが伴うにもかかわらず、公開シェイクダウンを実施したのは、今季マシンSF-23の信頼性に余程の自信があったという事なのでしょうか。いずれにしても、近年の新車発表会に「偽物」が使われる傾向があるのに対して、F1名門チームが一石を投じた新車発表となりました。

画像は、スクーデリア・フェラーリの2023年F1マシン「SF-23」です。昨シーズンのスクーデリア・フェラーリは、チャンピオンシップを制したレッドブルよりも4回多い12回のポールポジションを獲得するほどの速いマシンを手に入れていました。したがって、SF-23が昨シーズンの哲学を引き継いでいることは自然な成り行きです。昨シーズンは、速いマシンを手に入れたにもかかわらず、パワーユニットの信頼性への問題やレース戦略のミスなどにより、タイトル争いにおいてチームは自滅した形となってしまいました。チームは、昨シーズン中からパワーユニットの信頼性回復に取り組み、その作業は冬の間に完了し、パワーユニットは昨シーズン序盤のようなアグレッシブな走りが安定的にできる事を可能にしていると考えられます。

空力面では、新しい空力レギュレーションに対応するために垂直方向のダウンフォースを増加させ、望ましいバランス特性を実現させています。また、サスペンションの設計も変更され、空力をサポートするとともに、サーキットでのクルマの調整幅を広げています。最も明白な変化は、フロントサスペンションの領域でロートラックロッドに移行している事です。フロントウイングもノーズの構造も異なっており、ボディワークも昨シーズンのものをより極端なバーションに仕上げています。サイドポッドの前面下端がスカラップされ、昨年のフェラーリをよりスリムにしたような印象になっています。これは、他に発表された多くのマシンがそうであったように、ラジエター部分がそこからショルダーのあたりに移動していることを示唆しています。

その他にも多くの進化が見られる中で、SF-23において特に注目を集めているのが、フロントウイングに搭載された5つのスロットギャップセパレーターと「Sダクト」と呼ばれる空力システムです。Sダクトは、モノコックの両端に取り付けられたインレットから空気を取り込み、モノコックの中にあるS字型のトンネルを通過して、サイドポンツーン上面のアウトレットから排出するもので、その狙いは、サイドポンツーン上面の空気の流れを加速させ、フェラーリが採用しているバスタブ型コンセプトのパフォーマンスを上げることにあります。また、フロントウイングにあるスロットギャップセパレーターは渦を作るような角度になっており、インレットに向かう気流を加速させるようになっています。

このスロットギャップセパレーターは、昨シーズンのアメリカGPでメルセデスF1が導入しようとしていたもので、合法性に疑問が生じたため、土壇場で自主的に採用を取りやめたデザインです。スロットギャップセパレーターは「機械的、構造的または計測的な理由でのみ」装着することができると定められていましたが、FIAは「機械的、構造的または計測的な理由でのみ」を定義することが不可能と判断し、2023年からその文章を削除したため合法性が高いと考えられます。そのため、他のライバルチームがスロットギャップセパレーターをコピーする事が可能になったと言えますが、コピーする事は難しく事実上、不可能だと思われます。

その理由は、スロットギャップセパレーターによりインレットに向かう気流を発生させ、Sダクトによってサイドポンツーン上面の空気の流れを加速させるという一連の空力システムとなっているため、この空力システムをコピーするにはマシン全体の空力システムを見直す必要があるからです。特にSダクトはモノコックが特殊な形状となっているため、他のチームがこのアイテムを採用するためにはモノコックを作り直さなれけばなりません。現在はコストキャップ(予算制限)があるため、シーズン中にこれらを変更することは不可能と言えるでしょう。

昨日までの3日間、バーレーンにおいてプレシーズンテストが行われました。プレシーズンテストを見る限りレットブル・レーシングが速さ・安定性において一歩リードしているようです。しかし、各チームは、本来のマシンポテンシャルを温存している場合もあるので、本当のところはシーズンが開幕してみないと分かりません。前述しましたフェラーリのユニークな空力システムが、他のライバルチームへのアドバンテージとなり、キミ・ライコネン以来となるドライバーズチャンピオンを獲得する事ができるでしょうか・・・。2023年F1サーカスの開幕戦バーレーンGPは3月5日に決勝が行われます。

 

 

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パブリックドメインで名画も利用可能

2023年02月05日 | 独り言

久しぶりに記事を書くような気がするというか・・よく考えてみると今回が今年になって初めての記事になるんですね。今年も「滋賀県 建築家/建築設計事務所イデアルの小さな独り言」をよろしくお願いします。今回は「パブリックドメイン」についてのお話です。いつも税務をお願いしている会計事務所のコラムに「パブリックドメイン」の豆知識が掲載されていましたので紹介する事にします。

絵画や文学作品などは、一定の期間が経過すると人類共有の財産「パブリックドメイン」となります。例えば、日本の名画などを商品開発に活かす事も可能となるワケです。著作権者の保護期間は、原則として著作者の生存している期間+死後70年間となっており、保護期間が終了するなどして、社会の公有となった作品はパブリックドメインと呼ばれています。

パブリックドメインとなった作品は、クレジット表記不要で商用利用することができます。利用にあたっては、次の点に注意する必要があります。①作者の名誉をおとしめるような用途で使用することはできません。②一部の国については、保護期間の戦時加算が行われており、戦前・戦中の作品については、保護期間に加えて戦時加算分が保護される事となります。③著作権の原則的保護期間が日本よりも短い国の著作物については、相手国での保護期間だけ保護をすれば良いことになっています。

例えると、日本の名画では、葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵がパブリックドメインとして活用できます。ポストカードやシールなどのようにそのまま印刷物にするだけでなく、マグカップやスマホケース、エコバッグなどのグッズにして、日本人にとって親しみがあり、外国人からも評価の高い日本の名画を製品の価値に結び付けている例もあるようです。ルーブル美術館やメトロポリタン美術館などのホームページでは、世界の名画のパブリックドメインを公開していて、無料でダウンロードすることができるようになっています。

 

川瀬巴水『牛堀』 出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」

日本で出版されるすべての本が収められる国立国会図書館には、収蔵する約4560万点の浮世絵や図書、雑誌などから選りすぐりの画像を集めたオンラインコレクション「NDLイメージバンク」があります。掲載されている画像は、すべて著作権保護期間を満了しているので、無料で閲覧できるだけでなく、出典を記載すれば自由に転載することも可能です。上の画像は、スティーブ・ジョブズも愛し、「昭和の広重」とも称される川瀬巴水の風景版画で、NDLイメージバンクには165枚もの川瀬巴水の風景版画が高画質で公開されています。

このように「パブリックドメイン」は、ブログの記事にも気軽に使えるのでいいですよね。という事で、今回は「パブリックドメイン」の豆知識を紹介しました・・・。

 

 

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八坂の塔と寒さで縮んだナデシコの花

2022年12月25日 | 独り言

ここ数日は、なかなかの寒さです・・・。一昨日も工事現場に行っていたのですが、寒さに加えて時折りの突風に吹き飛ばされそうになっていました。狂い咲きしていた我が家のナデシコ(撫子)の花もさすがにこの寒さで縮んでしまいましたからね。

 

という事で、画像は八坂の塔です。八坂の塔の近くにある式場で甥っ子が結婚式を挙げたので、その際に附近を散策していて高台寺の駐車場から撮影したものです。八坂の塔は、法観寺の五重塔(重要文化財)のことで通称「八坂の塔」と呼ばれています。その高さは46メートルあるとの事ですから、ご覧の通り町並みから聳え立って見えます。見た感じからすれば、高さ46メートルというのは相輪(屋根から突き出た細長い部分)までの高さなのでしょうね・・。

ちなみに、八坂の塔は2層目までの内部を一般に拝観することができる日本で唯一の重要文化財指定の五重塔なんだそうです。そう言えば、親父が昔に八坂の塔に入って中を見てきたと言っていました。現在はどうか分かりませんが、連絡先が書いてあって、そこに電話をすると係の人が塔の内部を見せに来てくれるとか・・親父の話なので、ちょっと怪しい話ですけどね。

 

我が家のナデシコの話に戻りますが、画像は先に話しました寒さで縮んだナデシコの花です。11月から12月の前半にかけて例年より暖かかったので、どうやら狂い咲き(季節外れに咲く)したようです・・。ナデシコは、秋の七草のひとつにも数えられています。秋の七草は、万葉集に詠まれた「萩の花、尾花、葛花、ナデシコ(撫子)の花、女郎花、藤袴、朝顔の花(桔梗のこと)」がもとになっているそうです。春の七草のように粥にして食べる事はありませんが、古くから漢方や民間薬として利用されてきました。

ところで、我が家のナデシコには「つぼみ」がたくさんあるのですが、これからは本格的に寒くなるので、この先はどうなるでしょう・・?、つぼみも寒さで縮んで冬眠状態になって春になると花を咲かすのでしょうか・・それとも今あるつぼみは枯れてしまって、春から夏にかけて新たなつぼみが出来て花が咲くのでしょうか・・謎ですね。

とまぁ・・今回の記事は本当に私の他愛のない独り言になってしまいました。この記事が今年最後の記事になると思いますので、それではみなさん良いお年を・・・。

 

 

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ミックス犬の成犬、マルプーのソラくんです・・。

2022年11月23日 | 独り言

すっかり日が短くなりましたね・・。日が短くなると、一日が忙しなく感じる今日この頃です。今回は、私の妹が飼っている「マルプー」のソラくんを紹介したいと思います。

 

画像は、妹が飼っている「マルプー」のソラくんです。わが家に遊びに来ていて、皇子が丘公園の散歩から帰ってきたところをパシャっと撮りました。私は犬のことは詳しくありませんが、妹の解説によると、「マルプー」はマルチーズとトイプードルをかけあわせたミックス犬なんだそうです。私の感覚からすれば、それって雑種やろ・・と思うのですが「ミックス犬」と言うとカッコいいイメージになりますよね。

ミックス犬を調べてみると、ミックス犬は、子犬の時代だけではどのような成長をとげるのか明確には予測できないという特性があります。ミックス犬と純血種との大きな違いは、様々な見た目の個体がいることのようです。純血種は体格・被毛・目の色など、細かに定められた決まりがあるため、成長後の姿を想像することは容易です。これに対して、ミックス犬には外見に明確なルールがありません。マルプーの場合、マルチーズとトイプードルの特徴をどう受け継ぐかは、個体による部分が大きいことから、どのような成長を遂げるかは定かでないようです。

但し、マルチーズとトイプードルは、どちらも垂れ耳で丸い目をしているので、この点については同様の特徴が見られるようです。また、どちらの犬種も抜け毛が少ない毛質をしているので、マルプーも抜け毛が少ないようです。この点については妹も抜け毛はほぼ無いと言っていました。

ちなみに、どのような成長を遂げるかは定かでないマルプーですが、私が見たところ、成犬になったソラくんは・・ぬいぐるみのような可愛らしさをしいていて、なかなかいい感じに成長したのではないでしょうか。(私にはあまり懐いてくれませんけどね・・)

という事で、今回はマルプーのソラくんを紹介しました・・・。

 

 

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小規模オフィスのファサードデザイン/滋賀県 建築家 建築設計事務所イデアル

2022年10月02日 | 建築

窓を開けていると庭の金木犀(キンモクセイ)から甘い香りがする季節になりました・・・。オレンジ色の花を咲かせ、強い香りがする金木犀はよく知られていますが、白い花を咲かせる銀木犀(ギンモクセイ)もあることをご存知でしょうか。私は銀木犀を何度か見たことがありますが、やはり金木犀の方が圧倒的に多く目にしますよね。ちなみに、銀木犀の花は強い香りはしないようです。

 

という事で、今回は来春に竣工予定している滋賀県大津市の小規模オフィスについて、そのファサードデザインのお話をしたいと思います。(前回の記事で、建築家が建築の話をしても面白くない・・と言っておきながら、建築のお話です)

画像は、小規模オフィスの外観パース(完成予想図)です。ファサードのデザインで目を引くのは、不規則な幾何学パターンのアルミフレームとアルミ格子からなるアルミ装飾フレームです。この建物は木造なので、防水性や耐久性を考慮して、アルミ装飾フレームを外壁で直接支持することを避け、外壁から飛び出た出窓の装飾フレームによって支持しています。このアルミ装飾フレームを支持する出窓装飾フレームも不規則な幾何学パターンとしていますので、それぞれの幾何学パターンが交わり重なり合うファサードデザインとなっています。

また、幾何学パターンを縁取る庇と袖壁の見付を厚くすることで、強度や納まりに必要なアルミ装飾フレームや出窓装飾フレームの各サイズが、建物のヴォリュームに対して無骨にならないよう視覚的な操作をしています。このように庇と袖壁による縁取りを大きくし、交わり合う二重の幾何学パターンを繊細かつ奥行きがあるように見せることで、小規模なオフィスでありながら、迫力あるファサードデザインとすることを可能にしています。

この小規模オフィスは、今月から工事が始まり来春竣工する予定なので、完成しましたら本ブログでも紹介しようと思っています・・・。

 

 

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ブログ開設15周年

2022年09月18日 | 独り言

残暑は厳しいですが、陽射しはすっかり秋です・・・。ところで、台風14号が近づいています。この辺り(滋賀県)を通過するのは明日の夜遅くから明後日の未明にかけてのようですが、大きな被害が出ないといいですね。

このブログを開設して、今月でちょうど15年になります。15年前の9月15日に最初の記事を公開して、今回の記事が481回目の記事になります。最初の頃は、気合いを入れて毎日記事を書いていましたが、3日に1回・・1週間に1回と・・どんどん回数が減ってきて、もう長い間、月に1回の月1ブログになっています(月2回ぐらいのペースにはしたいんですけど・・もうすっかり月1ブログに落ち着いてしまっています)。

それでも15年続けていることに私自身も少し驚いています・・。ブログを始めた頃は15年も続くとは思っていませんでしたからね。このブログのタイトルに「小さな独り言」とあるように、建築にこだわらず、日常の小さな出来事や興味のあるマニアックな話を私の独り言として書き綴っています。もちろん建築の記事も書きますが、以前からお話しているように建築家が建築の話をしても面白くないですからね(でも、次回ぐらいは建築の話かな・・)。それと、建築とは係わりない他愛のない記事を書くことで気分転換になっているという事もあります。

 

画像は、このブログ記事によく出てくる皇子が丘公園です。私の散歩コースにもなっている公園です。今の季節はこれと言って見頃の花や風景はありませんが、それでも自然に囲まれた緑豊かな公園です。仕事の集中力が途切れた時などは、気分転換と運動を兼ねてよく散歩に出かけます。桜の名所でもありますが、秋も深まれば紅葉も美しいですから、秋もまた私の心を和ませてくれます。

という事で、私のこのささやかな「独り言ブログ」も16年目に入るんですね。これまで通り他愛のない記事を書き綴っていく事にします・・・。

 

 

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いろいろ独り言・・その17

2022年08月22日 | 独り言

昨日は唐崎神社に行って来ました・・。今年は「みたらし祭」に行けなかったので、昨日お袋と一緒に参拝してきました。もちろん、有名なトイレのお守り「ちの輪守」も買ってきましたからね。という事で、前回の記事が長々しくなってしまったので、今回はさらっとした記事にしようと思い17回目の「いろいろ独り言シリーズ」です。いろいろと独り言を列記していきます。

 

先日、久しぶりにオスカー・ニーマイヤーの作品集を観て、その続きに著書も読みました。ニーマイヤーについては、語らずとも知れた巨匠であり、1世紀を超えて生涯現役を貫いた建築家です。105歳の誕生日を10日後にひかえて、その長い生涯を閉じました。ニーマイヤーは語りかけます「建築は発明であり、建築家の仕事は発明することにある。発明であるという点で、それは芸術だ。」「建築は、機能や使い勝手がよいというだけでは不十分なのだ。建築においては、美もまた、積極的な有用性を持つ、役に立つ要素である。美は、贅沢が許されるときだけ付け足されるようなものではない。」などなど・・ニーマイヤーの言葉に襟を正される思いがしました。[画像はオスカー・ニーマイヤーの作品集]

 

次は、現在夏休み中となっているF1サーカスのお話です。今回は、日本人ドライバーである角田裕毅が所属するF1チーム、スクーデリア・アルファタウリについて触れてみたいと思います。これまでの前半戦を振り返ると、アルファタウリの今シーズンマシンAT03は、低速コーナーでのパフォーマンスは悪くなく、メカニカルグリップのおかげで、モナコやバクーのようなトラックではそれなりのパフォーマンスを発揮できます。また、何と言ってもホンダ製パワーユニットはパワフルで信頼性が高いです。しかし・・空力的には過去2シーズンほどの競争力があるマシンではありません。特にフロントが高速ダウンフォースに欠けていて、セットアップのスイートスポットを見つけるのに苦労する場面があります。フランスGPまでの開発不足もあって、徐々にミッドフィールドでの順位を下げる結果となっています。後半戦は、フランスGPで大規模なアップグレードを投入したAT03について、その新しいパッケージをどのように理解して進化させられるかがポイントになりそうです。

そして、気になるのが角田裕毅の来シーズンのシートが確定していない事ですよね。レッドブルF1(アルファタウリはレッドブルF1のジュニアチームです)のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「22歳の日本人ドライバーにはF1で勝てるポテンシャルがあるとの信頼は揺らいでいない。」と発言していることから、角田裕毅が来シーズンもアルファタウリでドライブできると信じたいものです(私としては、今週中にも角田裕毅のアルファタウリ残留の発表があってもいいのかな・・と思っています)。[画像はアルファタウリAT03を操る角田裕毅]

 

最後は、マイナーなお話です。画像は私が大学時代に下宿していたときから使っている扇風機です。大学1年生のときに買ったものですから、かれこれ39年間使っていることになります。私はエアコンが苦手なので、今でも寝室でこの扇風機を使っています。買い替えることは簡単なのですが、ここまで使っていると「大学時代から使ってるしなぁ・・」と愛着があって、潰れるまで使うつもりでいます。ナショナル製(今のパナソニック)ですが、昔の家電は単純な構造になってるのか・・なかなか壊れません。でも、わが家にある他の新しい扇風機に比べれば、送風プロペラの回転は遅いです。今となっては、この遅い回転がもともとの性能だったのか、古いので遅くなってきているのかはよく分かりません。

ちなみに、7年ぐらい前までは、めざまし時計も大学時代に下宿していたときからものを使っていました。こちらは7年ぐらい前にさすがに壊れたので買い替えましたけどね。私は物を大切に長く使うタイプではありませんが、どうも「大学時代から使っている」というのに愛着があるようです・・。画像をみれば分かるように扇風機を使っているのは和室です。私は和室で寝ています(ベッドなど置いてませんよ、畳に布団を敷いています)。ですから、寝室には床の間があって、お気に入りの掛け軸と天目茶碗が設えてあります。今では寝室と言えば洋室にベッドですけど、やっぱり日本人は畳の上で寝ないとね・・。

という事で、今回のいろいろ独り言はここまでにしておきます・・・。

 

 

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「建築裁判は勝てない」は本当か、建築裁判で勝つためには・・建築訴訟について思うこと。

2022年07月30日 | 建築

今回は建築訴訟についてお話したいと思います。3年前に私と仲間の建築士が建築専門家として、訴訟協力していた重大な瑕疵があるマンションの建て替え裁判において、建物の解体・建て替えを認める判決が下されました(その記事はこちら「建築訴訟でマンション建替えの判決が下された!!」)。この判決は構造耐力に関わる重大な瑕疵がある大規模なマンションの解体・建て替えを認めるものとしては、国内で初めての判例となりました[近年では大規模な欠陥マンションの建て替えも数例ありますが、これらは事業主・施工者側が自主的に建替えているもので訴訟での判決によるものではありません]。これまで日本の建築裁判では、社会的経済損失が大きいという理由など(他にも法律解釈の問題もあります)により、建物の解体・建て替えが認められることはハードルが高かったことから、大規模なマンションの解体・建て替えを認める判決が下されたことは画期的な出来事でした。

このような実績もあってか、時折り建物の瑕疵(契約不適合)※1を主張する建築主・消費者から訴訟への協力依頼があります。主な依頼は「建物の構造耐力に関わる重大な瑕疵について、その危険性を工学的に立証してほしい」というものです。いつも私が依頼者に対して最初にお話することは、建築訴訟はやめて話し合いで解決するように考えてほしいという事です。なぜなら、建築裁判(重大な瑕疵を主張するものに限る)で勝つには膨大な時間と労力と費用を要するため、瑕疵主張する建築主・消費者に多大な負担を強いることになるからです。建築主・消費者側の弁護士や建築専門家の資質は別として、莫大な資力が無ければ裁判には絶対勝てません。もちろん、精神面での負担やストレスも尋常ではありません。ですから、納得がいかない理不尽な事があっても、話し合いによる折り合いをつけて解決することを勧めます。

とは言っても、折り合いがつかないので、提訴しようとしている若しくは訴訟になっているワケですから、前述したようなお話をしたうえで、それでも訴訟をするという依頼者には、生半可な気持ちでは到底勝てないので、相当の覚悟をしてもらうことを条件に訴訟協力に応じる場合もあります(重大な瑕疵を主張するものに限る)。その他にも訴訟協力する条件としては、私以外に2人以上の建築構造技術者を加えたチームを編成して瑕疵立証に取り組ますので、関係資料を読み込んだうえでチームとして、瑕疵による建物の危険性を工学的に立証可能と判断できる事案であること。建築訴訟では、建築士などによる専門的知見が必要不可欠なので、訴訟方針などは弁護士ではなく私たち建築専門家の主導により行うこと(弁護士によっては揉めるんですけどね)などがあります。このように私たちが訴訟協力する場合は、依頼者に相当の覚悟を強いたうえで協力するワケですから、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証について徹底的に取り組み、依頼者を有利な和解や判決へと導くよう努めています。

前置きが長くなってしまいましたが、よく言われている瑕疵主張する建築主・消費者(原告)が建築裁判で勝てないという事についてお話したいと思います(もちろん、私見ですけどね)。まず、何をもって「裁判に勝った、負けた」という定理が難しいと思いますが、ここでは「建物の構造耐力に関わる重大な瑕疵」が認められるか否かというところで線引きすることにします。賠償金額で線引きすると、瑕疵の強度に見合った補修費の評価(補修方法や補修の可・不可など)が難しいことから賠償金額は別とします。

建築訴訟においては、建築主・消費者(原告)が瑕疵を主張しても施工業者(被告)に有利な判決が下されるケースが少なくありません。これは訴訟における瑕疵の立証責任が原告にあることに起因するものです。すなわち、建築訴訟における瑕疵の立証には、建築士などによる専門的知見が必要不可欠であるにもかかわらず、受任した弁護士(法律事務所)に協力する建築専門家が見つからない、若しくは協力する建築専門家の知識・経験不足のため、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証が行えないことによります。

そのため、瑕疵の立証において、瑕疵の原因はどこにあるのか、どの規範に反し品質・性能を欠いているのか、建物の安全性にどのような影響を及ぼすのか、どのような補修が必要なのか、補修費用はどれくらいかかるのか、といった要件を具備することができず、当を得ない主張に終始することになります。これに対し、施工業者(被告)には、建築の専門知識を持つ有資格者が多く所属しているうえ、協力する建築専門家(業界仲間)も少なくありません。加えて、多くの証拠資料を所持しており(不都合な証拠は秘匿します)、建築物に瑕疵があっても詭弁を弄して「品質・性能には問題ない」と主張します。このようなことから、建築訴訟においては、建築主・消費者(原告)が瑕疵主張を行っても証拠作成のハードルが高いため、瑕疵の立証において要件を具備できず、結果的には施工業者(被告)に有利な判決が下される(施工業者に言い逃れをされる)傾向にあります。

前述したような建築訴訟における実情を打開するには、高度な専門知識と豊富な経験を有する建築専門家により、真の争点を的確に把握し、専門的知見から各論点を整理したうえで、重大な瑕疵(契約不適合)に論点をしぼり、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証を行う必要があります。特に、建築物の構造耐力にかかわる重大な瑕疵については、建築構造の知識と経験を基に、瑕疵を反映させた構造計算書を作成し、建物の危険性を数値化(見える化)して立証する必要があります。瑕疵の調査を実施しても、その調査結果から瑕疵の有無を判断し、瑕疵であった場合、その瑕疵が建物の安全性にどのような影響を及ぼすのか、その危険性を数値化(見える化)しなければ証拠の価値は下がります。「瑕疵だから構造耐力が低下しているので危険」と主張するだけでは裁判において認めてもらえません。ところが、建築訴訟の実情は前述したように、多くの場合において専門的知見による支援が得られないため、瑕疵の本質まで踏み込んだ主張・立証を行うことなく、瑕疵の表面のみを捉えた論点によって、小競合いをしているに過ぎないのです。これでは施工業者(被告)に言い逃れされても仕方がありません。

当該建築物において、構造耐力にかかわる重大な瑕疵が実際に存在するのであれば、その危険性(瑕疵の本質)を明確な技術的根拠に基づき数値化(見える化)すれば、瑕疵は認められ原告に有利な和解や判決へと導くことができます(建築の専門知識について素人である裁判官でも分かるように建物の危険性を見える化することが重要なワケです)。もちろん、瑕疵による危険性を数値化するだけでなく、調査会社による瑕疵調査、鑑定意見書の作成、補修方法の立案、補修費用の見積りなど多くの主張・立証を積み重ねる必要があります。これらのことは、訴訟において当たり前のことですが、建築訴訟の場合、この当然のことに対するハードルが高いのです。高度な専門知識と豊富な経験を有する建築専門家が積極的に訴訟に協力するようになれば、建築訴訟における瑕疵立証のハードルが下がっていくと思いますが、そもそも高度な専門知識と豊富な経験を有する建築専門家は本業が多忙なうえ、訴訟などの紛争にかかわりたくないと考えるのが一般的なので訴訟への協力は望めません。

本題である瑕疵主張する建築主・消費者(原告)が建築裁判で勝てないかという事については、前述したように明確な技術的根拠に基づき瑕疵の立証を行えば、瑕疵は認められる(勝てる)と思います。それには明確な技術的根拠に基づき瑕疵を立証してくれる建築専門家が必要不可欠です。しかし、前述のとおり訴訟に協力してくれる高度な専門知識と豊富な経験を有する建築専門家を見つけることは困難だと思います。仮に見つかったとしても、そのような建築専門家に膨大な時間と労力を要する瑕疵立証を依頼すれば多大な費用が必要になります(相手方の反論への反論、場合によっては追加調査や実験などと費用が膨らみます)。

私たちが訴訟協力する場合もそうですが、構造耐力にかかわる瑕疵を構造計算により数値化(見える化)することは容易ではありません。構造計算で用いられている各基準式は建物の安全性を確保する目的で定められたものであって、瑕疵を数値化する目的で定められたものでありません。そのため、瑕疵を構造計算により数値化(見える化)する作業には膨大な時間と労力を要します(結果的に費用も)。明確な技術的根拠に基づき瑕疵の立証を行えば、瑕疵は認められる(勝てる)と言いましたが、実際のところ、私たちのチームや他の建築専門家がそのような立証を行っても、それは瑕疵主張する建築主・消費者(原告)に有利な和解や判決を保証するものではありません。有利になる可能性が高いという事であって、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証を行っても、裁判官・調停委員・専門委員によっては、その解釈や判断(技術的根拠の理解度)が異なる場合があるからです。すなわち、建築訴訟においては、満点の瑕疵立証を行っても専門性が高いゆえに、その解釈や判断にはリスクを伴います。

また、私の知る限りでは、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証が行える目処が立っていないにもかかわらず、見切り発車で訴訟を起こし、裁判所から工学的な瑕疵の立証を求められた段階になって、建築構造の専門家を探し始めるというケースが多いようです(私に訴訟協力の依頼がある事案もこの段階が多いです)。このような段階になって、協力してくれる建築専門家が見つかれば良いですが、繰り返し言っているように、見つけることは困難ですし、見つかっても知識・経験不足であったりして、瑕疵は認められず(負ける)、建築主・消費者に不利な和解や判決となるケースが珍しくありません(このような建築訴訟の実情も「建築裁判は勝てない」と言われている一因のような気がします)。「建物の構造耐力に関わる重大な瑕疵」と言っても事案ごとに瑕疵の強度は異なります。瑕疵の強弱にもよりますが、建築裁判に勝つために費用面や精神面で多大な負担を背負うことと、それによって得られる利益との費用対効果を慎重に判断する必要があります。とは言っても、素人の建築主・消費者がそれを判断するのは困難だと思いますし、弁護士でも建築の専門知識がないと難しいです。

私が建築主・消費者から訴訟協力の依頼や相談を受けたとき、建築訴訟はやめて話し合いで解決するように勧めるのは、既述したような様々な負担やリスクがあるからです。私も条件次第で訴訟協力する場合がありますが、1つの事案に多くの時間と労力を要するうえ、やはり本業(設計・監理業)を優先させますので協力できる事案には限りがあります。最後に、建物の構造耐力に関わる重大な瑕疵を主張する事案に限って「建築裁判は勝てない」は本当か、という事についてまとめると、高度な専門知識と豊富な経験を有する建築専門家によって、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証を行えば勝てる可能性が高くなります。しかし、そのような建築専門家の訴訟協力が得られることは困難であり、明確な技術的根拠に基づく瑕疵の立証が出来なくなります。結果的に瑕疵は認められず、建築主・消費者(原告)に不利な和解や判決となることから、「建築裁判は勝てない」と言われているのだと思います。

という事で、建築訴訟については、まだまだ書きたい事がありますが、今回はこれぐらいにしておきます。いずれにしても、建築紛争に至らないよう適正な設計・工事監理、適正な施工を心掛けることが一番大切だと思います(当たり前の事なんですけどね)。

 

※1  瑕疵:通常有すべき品質・性能を欠いていること。2020年4月に施行された改正民法では、「瑕疵」という言葉は「契約不適合」へ置き換えられ、より契約を重視する社会を志向することになっています。

 

 

 

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タンパク質危機で注目される「代替肉」

2022年06月19日 | 独り言

今日はなかなかの暑さです・・・。先日、関ケ原の古戦場に行って来ました。歴史ドラマや映画(特に戦国時代もの)はよく観るので、天下分け目の関ケ原に一度行ってみたいと以前から思っていました。関ケ原古戦場記念館に行ったり、東軍・西軍武将の陣跡を巡ったりして、古の合戦に思いを馳せていました。ところで、うどんやそばの「つゆ(ダシ)」は、関西と関東で違うことはよく知られていますが、その境界線が関ケ原だという事を私は知りませんでした。関ケ原は天下の分け目だけでなく、「つゆ(ダシ)」の分け目でもあったワケですね・・。

という事で、今回はお肉が「代替肉」に変わってしまうかも知れないというお話です。いつも税務をお願いしている会計事務所のコラムに代替肉に関することが掲載されていましたので紹介します。コラムによると、普段から私たちの食卓に並ぶお肉が近い将来、大豆ミートや培養肉などの「代替肉」に変わる日が来るかも知れないというのです。代替肉が注目されている背景には、人口増加による食糧危機があります。外務省の資料によれば、世界の人口は現在の77億人から、2050年には約97億人まで増加し、これに伴い1人当たりの肉類消費量も増加するので、飼育用の穀物消費量も食用を上回るペースで増加すると予想されています。

世界的な人口の増加や食肉化に伴い、タンパク質の供給が需要をまかなえなくなるという予測のことを「タンパク質危機」と言い、早ければ今後10年もしないうちに顕著化するとされています。牛などの家畜飼育は、飼料の成育も含めて土地や水が大量に必要で環境への負荷が大きく、こうした問題意識を背景に注目されているのが代替肉です。さらに、人々の肉を控える健康志向の高まりもあり、代替肉市場が拡大しているのです。

では・・代替肉とはどんなものなのかと言うと、代替肉の定番といも言えるのが大豆ミートです。これは、大豆からタンパク質を取り出し、繊維状にして肉に近い食感に仕上げたものです。スーパーやコンビニだけでなく、カフェやハンバーガーショップでも定番として一定層の顧客の支持を得ています。アスリートや健康志向の高い人にとっても植物由来のお肉は身体の心配をすることなく摂取できると支持されています。最近では、焼き肉のカルビやハラミに大豆ミートのメニューを掲げ新たなチャレンジをしている店もあるようです。今後はさまざまな料理に大豆ミートが使われると考えられていて、世界の植物由来代替肉の市場規模は2020年に110億ドルだったのが、2030年には886億ドルに広がるとの予測もあるそうです。

また、代替肉には動物の細胞を体外で培養して、食べられる大きさまで成長させた培養肉もあります。植物由来の大豆ミートに比べて、味や質感も限りなく本物に近くなりますが、作るためのコストが非常に高く、まだまだ研究段階のものがほとんどのようです。日本では大手食品メーカーがステーキ肉の開発を進めていたり、霜降り肉の製造に取り組む研究者もいるそうです。さらに、海外では3Dプリンターで培養肉を製造しようとしている企業も複数あるとか・・。近い将来、代替肉が食卓に並ぶことが当たり前になるかも知れないというものの、日本ではもともと欧米に比べて肉の消費量が少なく、ベジタリアンやヴィーガンなどの菜食文化もあまり浸透していないことから、代替食が広がらないという意見もあるそうです。

ちなみに、私は肉を特に好んで食べるタイプではないので、代替肉が食卓に並ぶことが当たり前になっても困らないと思いますが、肉好きの人にとっては重大な問題ですよね・・・。

 

 

 

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わが家の切り花は百日草(ヒャクニチソウ)??

2022年05月08日 | 季節の花

今日で大型連休も終わりです。連休中に仕事をして残務を片付けるつもりでしたが・・思ったように捗りませんでした(連休前に一区切りついたので、気が抜けてしまったようで・・)。まぁ、明日から頑張ることにします。毎年、ゴールデンウィークの頃になると花粉症が治まるのですが、例年に比べれば昨年も今年も症状がとても軽かったです。新型コロナのこともあって(コロナと花粉症の見分けがつきにくい)、昨年から例年より早く(花粉症の症状が出る前に)花粉症の薬を飲むようにしたところ、症状がとても軽くなりました。どうやら症状が出る前にアレルギーの薬を飲むことが花粉症を抑えるコツのようです・・。

 

という事で、わが家の百日草(ヒャクニチソウ)の話です。画像はお袋が仏花として重宝しているわが家の百日草?です。プランターに植えてあって、最近次から次へと綺麗なオレンジ色の花を咲かせているので、お袋に花の名前を聞くと「百日草」だとのことでした。わが家にはオレンジ色の花だけが咲いているので、他にもたくさん花の色があるのだろうとネットで調べてみると、百日草はジニアとも呼ばれていて多くの種類があるようです。それでわが家の百日草の種類を探してみたのですが、私の調べた限りではわが家の百日草と同じものが見つかりませんでした。

似ている種類の百日草は幾つかあるのですが、わが家のように花びらの先がギザギザになっている種類が見つかりませんでした。もしかして百日草ではないのでは・・と思い、お袋に聞き直したのですが、お袋は百日草だと言います。ちなみに、百日草の名前は長い開花時期に由来します。百日草はその名のとおり100日間花が咲き続けるのではないようです・・開花期間が5月~11月の初旬までと長く、ポンポンとたくさんの花を咲かせ、一つの花が100日間咲き続けるのではなく、花やぐ期間が長く続くという意味合いがあるようです。わが家の百日草も次から次へとたくさんの花を咲かせていますから、この特徴には当てはまるんですよね・・やはりお袋の言うとおり百日草なのかなぁ。

今は5月ですから、あとは11月まで咲き続ければ・・珍しい種類の百日草なのかも知れませんね・・・。

 

 

 

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