三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

坊主山館

2020-09-02 15:26:06 | 古城巡り

👆 参考=大日山北にあるヘリポート(後方は大日山)

城名
 坊主山館
読み
 ぼうずやまやかた
住所
 玉城町蚊野(かの)
形式
 平城(300m×700mの丘陵地)
遺構
 幅2m×高さ1m弱の土塁に囲われた曲輪3か所
 1号館:45×60m 2号館:22×42m 3号館:20×20m
規模
 全体で50×150m
城主
 不明
一族
 北畠氏、田丸城の出城
標高 45m 比高 12m
歴史
 旧和歌山軌道に近く、寛正年間(1460~1465)に北畠氏が山田三方を抑えるため要所として築いたものといわれる。
書籍
 三重の中世城館
環境
 昭和47年、陸上自衛隊航空学校のヘリコプター練習場・発着場造成のため破壊された。
 造成の際、山茶碗、土師器などが出土したという。
現地
 立ち入り禁止区域である。
考察
 宇治山田合戦の初期のころに造られた。土塁で囲われた簡素な遺構から山田三方を抑える兵の駐屯地ではないだろうかと考える。
 南2kmに敵方・山神城(池山伊阿賀守)がある。
地図

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