120年続く「いろは旅館」
ごきげんよう
カラーコンサルタントの琴崎京子です。
10月7日から10月12日にかけて、広島へ孤独の旅に行ってきました。
何が孤独なの?ということですが、実家に寄りませんでした。
安芸高田市の実家には、息子が住んでいます。
寄るとつい、いろいろなおせっかいをしたり、言わなくてもよいことを言ってけんかになってしまいす。
また、息子が優しいのを良いことに、あれこれと野暮な用事をたくさん頼んでしまいます。
ということで、今回は実家には立ち寄らず、「いろは旅館」という古い古~い旅館に泊まりました。
「いろは旅館」は、今は古くて埃っぽくて、傷みが目立つようになっています。
しかし明治時代から、大正、昭和とたくさんの人をお迎えしたきた超老舗旅館です。
かつては吉田町に要人がこられたら、かならず「いろは旅館」に宿泊されると言われていました。
私が小~中学生の頃は、おそれ多く、とても軒をくぐれないみたいな「威張り感」がありましたが、今はもうそういう感じはまったくありません。
こちらに二泊泊めていただきました。
確かに古くて、まったく良いところがないと言えばそれまでですが、いろは旅館の60数年前を知っている私は、ここに泊まれたことがとてもありがたかったです。
城下町「吉田町」へ来られるお客様をもてなしてきたのだね。
よく頑張ったねと褒めてあげたいです。
旅館を管理しておられるのは、おばあちゃんで、若いお手伝いの方が通いで来られるようです。
食事をお願いすると大変だろうと思って、素泊まりにしました。
孤独の旅に出たと思っていましたが、故郷の物言わぬ古い建物が、私を暖かく迎えてくれました。
吉田町に感謝、いろは旅館に感謝、帰れる場所があるということは、本当に嬉しいことでした。
ではまた。
今日も、ふわふわ、面白く、美しく
アビヤント~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます