今日は 広島休暇の最終日。
映画を見に行くことにしました。
何を見ようか?と迷って、「フジコ・ヘミングの時間」というピアニストのドキュメンタリー映画に決定。
60代後半になってデビューし、80代を過ぎた今でもコンサート活動で世界中を巡るフジコの生活を2年に渡り追いかけたものです。
フジコの外観は ジブリのアニメ映画の主人公になれそうなくらい個性的。
幼少時に分かれたフジコの父はスウェーデン人。
ピアニストだった母の厳しいレッスン。
ハーフだったので受けた差別。
貧しい留学生活。
音楽の成功を目前にした聴力の喪失。
遅いデビュー。
デビューCDは、クラシック音楽界では、異例の200万枚を売り上げ。
フジコの数奇な人生は 小説よりも奇なり。
現在フジコは パリ、NY、ブエノスアイレス、LA、ベルリン、東京、京都に家を持っています。
人生の体験のすべてが フジコの美しい音色の土台になっているのでしょう。
映画の中で 数か所、フジコの演奏を聴けるところがありますが、これがピアノの音色?と思えるくらい美しい音色なのです。
私は こんなに美しく優雅なトルコマーチを聴いたのは初めてです。
そして映画の最後には 2017年12月1日に東京オペラシティで行われたソロコンサートの「ラ・カンパネラ」をほぼフルバージョンで収録してあります。
約5分、生き様がにじみ出るような圧巻の演奏を聴くことができます。
すごい感動を受けること 間違いなしです。
ブログに訪問してくださって ありがとうございます
アクセス数が 励みになっています
ご訪問に感謝、イイネに感謝