ぽん・ぽん・ポンちゃん

慢性腎不全でもがんばる猫ポンちゃんと、飼い主の親子のいろいろなお話

イギリス物語 4

2009-09-03 00:43:35 | Weblog
一時は日本でも大ブームだったイングリッシュガーデン。

ご当地イギリスではもちろんブームではなく、生活の一部。
リタイアしたイギリス人がもっとも憧れるのは
毎日庭いじりをする生活なのだとか。

マナーハウスや貴族の館では、広大な庭の手入れを
庭師を雇って行っているのだろうけど、
私たちが見学したキフツゲート・コート・ガーデンズは
3代かけて家族で造り上げてきたものだそう。

イングリッシュガーデンというと平坦なガーデンを想像するが、
ここは崖まで含んでおり、広い土地にはかなりの高低差がある。
ツアーのグループの中には階段を避けて、
全部見なかった人達もいるくらいだ。
写真には掲載していないが、崖の斜面に
大きな松の木(たぶん)が生えているダイナミックな庭は
イングリッシュガーデンのイメージを覆す物だった。

館の近くには優しい色合いの花々が咲き乱れ、
このガーデンから生まれたという新種の薔薇「キフツゲート」も
7月上旬には見頃だったということだ。

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2 コメント

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色合いが (MMMinMcity)
2009-09-03 00:52:29
ニュアンスに富んでいて見事ですよね。色と香りは現地ならでは、と思います。
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Unknown (いちご)
2009-09-04 01:06:51
MMMinMcityさんへ

そうなんです! 
微妙な色合いと、きっちり作り込まないところが
イングリッシュガーデンの醍醐味ですよね。
旅行中のほぼ全日、曇りのち晴れ時々雨のような
「イギリスでは一日の中に四季がある」を
身をもって体験してしまったのですが、
きっとあの気候のおかげで植物が育ちやすいのですね。
ガーデンにはあじさいと、シクラメンと、コスモスが
同時に咲き、日本の感覚で「今はいつ?」と
思ってしまいましたよ。
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