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NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

古川展生+菊池洋子

2014年08月02日 | チェロ
 大洲市で行われた
夏休み親と子のコンサートと銘打っての恒例のイベント。

バッハ:無伴奏チェロ組曲1番(なぜかアルマンドとジーグがカットされた)にはじまり、
ショパン:バラード1番
モーツアルト:トルコ行進曲
そして珍しく?
ベートーベン:魔笛の主題による12の変奏曲
で前半終了。
後半は
エルガー:愛の挨拶
サン・サーンス白鳥と名曲が続いたが
最後は一転して親と子の・・をかなぐり捨てて
カプースチン(ロシアのジャズ?作曲家):エレジー、ブルレスク
ピアソラ:アディオス・ノニーノ、リベルタンゴ
古川さんの超絶技巧と丁々発止のピアノで会場を大いに沸かせました。

 「おくりびと」で一気に名を売った古川さん、
古武道など他ジャンルとのコラボも多くそちら側のほうが水を得た魚のようだが
近々バッハ無伴奏組曲全曲をリリースするとか。
どちら側に立つのか、いやそうした枠を超えた才人なのかちょっと興味津々。

古川さんはこちら

アンコールは
リスト:愛の夢
ピアソラ:アヴェ・マリア




夏本番

2014年07月31日 | チェロ
 今年はなぜかイチジクが豊作。

前報の通りたくさんの課題!曲があり、
さらにその後高知から追加注文も入り手一杯状態。
禁じ手かもしれないが笛子先生に助けを求めた。
本来エプロン先生系のお仕事なのだがそうもいっていられない。
事情を話すと快く引き受けてくださった。

 日焼けした腕に視線を注ぎ第一声は
「お元気そうですね」
言外にゴルフばかりして練習不足かな?とおっしゃっていますが
軽くスルーして
さっそく「ハイドンからお願いします!」と返した。
「ほ~~じゃあ、私ピアノを弾きます」と軽快にはじめられた。
うまい!!!!
こちらも自信満々で先鋒に持ってきたのでうまく乗れてそのままフィニッシュ!
ちょっと驚かれた様子ながら
「上出来です」
三楽章の激しい動きについてボーイングを注意されたものの珍しく褒められた。

 エルガー「愛の挨拶」バッハ・グノーの「アヴェ・マリア」などもすべて
見事なピアノ伴奏をしてくださり、チェロが入るタイミングなど私の苦手をご存知ですから
丁寧に教えていただきました。

びっくりしたのは笛子先生はかって
ハイドンの35曲のピアノトリオを全曲演奏されたのだとか。
ありえない、ちょっと感動でした。

高知公演

2014年06月23日 | チェロ
 このところ演奏会は年に二回、
春の発表会と8月のお盆コンサートと決まっていましたが、
先月高知のピアノの先生から
来年2月28日発表会を開くので参加してほしいという突然の電話が入りました。
その先生はエプロンおばさんのご学友で
数年前、モーツアルトのピアノ四重奏曲をご一緒させていただきました。
その後、しばし体調を崩され活動を休止されていましたが晴れて復帰したのだそうです。

曲目は
・バッハ~グノーの「アベ・マリア」
・エルガーの「愛の挨拶」
・メンデルスゾーンの「春の歌」
すべて濱野正さんという方のピアノトリオ用編曲版。
楽譜が届きましたが、単なる編曲ではなくちょっと自由におしゃれにアレンジされています。

そしてハイドンのピアノトリオHob25.
ハイドンは弦楽四重奏を何曲かやった経験がありますが
ピアノ三重奏曲はなじみがありません。
幸い手持ちの「カザルス全集」に収録されていましたので
早速練習に入りました。
ハイドンってバッハやモーツアルトやベートーベンに比べてなんとなくなじみが薄いし、
ましてピアノトリオは全く聴いたことがなかったので
???でしたがさすが交響曲の父、小品ながらなかなか佳曲です。
楽しみ楽しみ。

古川展生ーオーベルジュ砥部

2014年05月29日 | チェロ
 オーベルジュ砥部でのディナーコンサートは
すでに十数回になるそうだが、
古川さんはその第1回に出演したそうだ。
残念ながらその時のことを私は知らない。

 今回は彼自身が
「どクラシックばかりでなくこういうのもいいでしょう?」
と言う通り最近リリースしたCDに収められた作品主体の
いつもとはちょっと雰囲気の変わったコンサートだった。

・愛の言葉(G.カサド)
・愛の悲しみ(F.クライスラー)
・アヴェ・マリア(G.カッチーニ)
・愛の夢(F.リスト)
・別れの曲(F.ショパン)
といったクラシックの名曲が並んだが
すべて当夜のピアノ伴奏を務めた
塩入俊哉氏のジャジーなアレンジが施され
飽きることなく聴くことができた。
定番の
・リベルタンゴ
・ブエノスアイレスの冬
その他
例の「おくりびと」
塩入氏自身の作品である
・水のない河
・約束
などなど、、、
それにしても彼・・ずいぶん人気があるな~

無事 退院

2014年05月16日 | チェロ
 この齢になると思いもかけず友人、知人が
倒れた、入院したという話が飛び込んでくる。
その多くは今までのような生活に戻れず、
亡くなってしまう方も少なくない。
ほとんど、なんで?まさか?といった状況だ。

 エプロンおばさんが手術をしなくてはとおっしゃったのは
3月の発表会前だった。
発表会を終えるまでは待ってと医師に懇願したらしい。
ということで、4月に早々に入院された。
幸いなことに、というか珍しくというか良性腫瘍摘出という結果で
晴れて退院され、5月11日お祝いの会が催された。
門下生一同で合奏をやり、各自、ハッピーな曲を選んで演奏した。
M君のバイオリン演奏は「匠」でありまさに巧みに演奏した。
手術をビフォア・アフタと考えて選んだらしい。
私は溝口肇の「PEACE」を選んだ。

 久しぶりに和やかでハッピーな時間が流れた。

この4月 ブラームス:クラリネット五重奏曲

2014年04月28日 | チェロ
 3月に大放電した余波で
この4月は「充電中」といえばかっこいいかもしれないけれど
チェロに触れない日も多々あるといった状態でした。

 とはいえ、
早々に霜先生から来年の発表曲の楽譜が届きました。
ブラームスのクラリネット五重奏曲第一楽章と、
モーツアルトのディヴェルティメントK.136。
ブラームスは数年前に三重奏曲のほうをやりましたが
今回は規模が違います。
もちろん難易度も。
いまのところCDを聴きながら譜面を眺めているといった状況。
どうなることやら・・・・・・

春の発表会ー2

2014年04月04日 | チェロ
 発表会の前々日、久しぶりに京都のO君が訪ねてくれました。
いつものように、京都の旨いお土産持参で。
 
 ちょうどS女史との最後のあわせ当日でしたので
恥を忍んで聴いてもらいました。
コメント
「いや、それなりにまあまあ・・・・・」
ほかに言葉がなかったのかもしれません。
思い切って、私のパートの模範演奏をリクエスト。
「いやいやいやいや」と言いながら、
おもむろに音階を弾いたり今練習しているらしき曲のフレーズをさらったりしはじめ、
瞑想し深呼吸をし、虚空をにらみ一気に演奏を開始しました。
そういえば、以前
「演奏するときは足元から地球のエネルギーを吸い取ってから始めます」
と言っていましたがまさにその通り。
これが私のチェロかと思うほど太くずっしりした音が奏でられました。
あまり開放弦を使いません。
もちろんこの曲は初めて、初見一発でした。

S女史、エプロンさん、もちろん私、釘付け。
エプロンさん「右手やね~~」と一言。



春の発表会-1

2014年04月02日 | チェロ
 前夜の嵐ですっかり葉桜になってしまいましたが
当日は陽も差し無事エプロン門下生発表会は終了。

 第三部(大人)冒頭に私のバッハ無伴奏チェロ組曲2番クーラントが置かれ
霜先生曰く
「入場して弾き始めるまでもっと間をとればよかったのに」との感想どおり
なんだか早く済ませたい気分ばかりであたふたと終えてしまいました。
一曲おいてS嬢とのヘンデルバイオリンソナタ6番合奏。
これは十分練習した甲斐もあり上々。
さらに続いて先生方と
モーツアルト弦楽四重奏曲K157
さらにさらにシューベルト「ます」と続き
最後は
例の「カノン」「マカベウス」大合奏まで全6曲出ずっぱりでした。
打上では
「本番が一番よくめでたしめでたしでした」という霜先生の講評をいただき
それはそうだったのですが、
私個人の問題として
「技術点はまずまず、表現力がねえ~」
つまり右手の諸問題があらためて浮き彫りになったのです。

続く

春の嵐、続いて地震

2014年03月14日 | チェロ
 やっと春めいてきて梅、木瓜、水仙、木蓮と
次々花をつけ始めた矢先台風並みの春一番が吹き
続いて震度5弱の地震に見舞われました。
まあ、そもそも不安定な置き方をしていた食器やビデオテープ、
落ちそうで気になっていた額が当然の如く落ちましたが
そのほかは異常なし。

 ヘンデル合わせも3回目になりバイオリニストから細かい指示があり
エプロンおばさんも
「だいぶよくなったね」と満足そう。
帰り際には
「チェロいい音が出だしたね」と珍しくお褒めの言葉をいただきました。
いやいやまだまだ・・・・

ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ

2014年02月21日 | チェロ
昨夜は例のヘンデルのヴァイオリン・ソナタ6番を初めて合わせました。
ヴァイオリンはエプロンおばさんの秘蔵っ子、美貌のSさんです。
「一応ゆっくり」
ということで、1~2楽章を弾いたのですが、
実に、奇跡的に止まることもなく、ずれることもなく一発で決まりました。
来なくてもいいエプロンおばさんが付き添ってきていたのですが
「まあまあね~あとはもう少し早く弾けるようになって強弱とか・・・」
とのコメントをのたまって
「では2週間後にまたお願いします」ということであっさり終了。

 それにしても
ヘンデルというと「水上の音楽」とか「宮廷の花火の音楽」とか
なんとなく娯楽音楽作曲家という認識でしかなかったのですが、
いやいやなかなか素敵なソナタです。

 写真はヴァイオリンソナタとは関係ないCDからの肖像。
何やら、グルメって感じですな。