NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

モーツアルト~刻み

2012年01月31日 | クラシック音楽
 3月の発表会に向けて練習を開始しました。

メインは霜先生たちとのモーツアルト「ディベルティメントK136」
ある意味究極の弦楽合奏曲でしょう。
バイオリンはこの上なく美しいメロディーを奏でていきます。
2楽章は緩除楽章ですが、それを挟む1,3楽章は
軽快なテンポで颯爽と進行します。
問題は、チェロ。
いわゆる刻みというのをやらなくてはいけません。
楽譜を見ていただくと一目瞭然ですが、8分音符で同じ音を引き続けるわけです。
一見易しそうですが、言ってみればスポーツカーのタイアのようなもの。
がたついたりふらついていてはどうにもなりません。

たまたま、山本裕康さんのブログを読んでいたら、

~ディベルトメントのK.136なんかは暗譜すらしていると言うのに、
プレイバックを聴くと(俺は45年何やってきたんだ)と相当嫌になりました。
つまり下手。もの凄く下手。頭に来るぐらい下手。

~何がダメかというと、通称『きざみ』と言われる8分音符や16分音符の同じ音が連続する所。

と嘆いておられます。
レベルが違うのは当然ですが、本当に難しい。
ディベルティメントというのは「喜遊曲」で憂さ晴らしみたいな意味もあるそうですが、
とてもとても・・・・・・

つづくかも


学校音楽会

2012年01月23日 | チェロ
 恒例の小学校音楽会が開かれました。
毎年のことですがインフルエンザが急増中で、
延期しては・・という意見もあったのですが、
いろいろ事情もあり開催されました。
ただし、
18日に予定されていた児童だけの会は中止となりました。
したがって、ほとんどぶっつけ本番です。
立場上、参加辞退も考えたのですが(1昨年はそのようにしました)、
今年はまたいろいろ事情があって参加を決意しました。
 事情の第一は演奏する曲にありました。
「明日という日が」
東日本大震災をきっかけに広く歌われるようになった合唱曲です。
2番の歌詞、
「踏まれてもなお伸びる道の草」というところが
「踏まれてもなお伸びる陸奥(みちのく)さ」とも聞こえ ・・
という書き込みがあり、確かにそう聞こえます。
その前奏と間奏をチェロで弾いたのですが、練習していて涙が出で、
どうしても弾きたいと思いました。
新しい音楽主任も背中を押してくれました。

 で、珍しくノーミスで弾ききりました。
弦がゆるむこともなく、ストッパーが滑ることもなく、
弓を張り忘れることもなく。
もちろん繰り返しを忘れたり、五線譜の一段をとばすこともありませんでした。
ただし、そもそも楽譜を忘れ、
比較的早く気づいたので急いで取りに帰るというミスはしっかり犯しましたが。
この音楽会はいろんな事が起きるのです。
 


スケジュール

2012年01月07日 | チェロ
 寒い日が続きます。
というか、暖かい日がない。
今冬は暖冬の予想ではなかったか?

 忙しい。
8日には、エプロンおばさん門下新年発表会。
バッハ無伴奏1番のメヌエット1,2を弾く。
11日は、恒例になった小学校の先生方との音楽会の練習。
今年は「明日という日が」。合唱に混じって弾きます。
去年は会場のストーブのせいか弦が一気にゆるんで往生したので、気をつけないと・・・・
15日は、チェロアンサンブル「セレスト」練習。
18日は、小学校児童だけの音楽会で演奏。
22日は父兄を交えての音楽会。
25日は笛子先生個人レッスン。

野いばら

2012年01月04日 | 読書
 あけましておめでとうございます。

三が日は
日経小説大賞受賞、梶村啓二の「野いばら」に始まり、
先を読みたいでも、終わって欲しくないと思いながら一気に読んでしまいました。
細かな感想は省きますが、
私にとってのもしかしたら今年のベストワンを読んでしまった感があります。
バッハの無伴奏パルティータ第二番のアルマンドを弾くシーンでは、
本当に久しぶりにチョン・キョン・ファのCDを取り出し聴きながら読み返しました。

 バイオリンもいいな~いや、バッハがいいのかな~
でも、今年もチェロ一本槍です。