NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

新しい課題曲~ワンコのこと

2008年01月29日 | チェロ
 当地、今年の1月は本当に日が照りません。
雪こそ積もりませんが、どんよりとした日が続いています。
そんななか、不覚にも先週はかぜをひいてしまいましたが、
熱い風呂に入り、熱燗を飲んで早く寝るという
30年かけて編み出した秘法で3日で治してしまいました。

で、23日は、氷雨降る中、笛子先生の個人レッスン。
パッサカリア、「4チェロは楽勝みたいね」と笑いながら、
いよいよ本格的にハイポジションをやるよういわれました。
つまり、セブシックですね。あくまで楽はさせてもらえない。

 27日は、今年初めての合同練習。
バッハのアリオーソ、ヴィヴァルディの春があらたに加わりました。
しかもアリオーソは3,4チェロにファーストを弾かせるという趣向。
この曲は以前個人的に弾いていましたが、今回の編曲はラ・クアルティーナ用ですから、
やたら装飾音も多くかえって難渋しました。
でもきれいな曲ですし、なんとか頑張ってみたいですね。

 この日は珍しく晴れ渡った一日でしたが、重病のワンコを一人おいてきたので、
午後からは早引きさせていただきました。
もう90歳ですから仕方がないのですが顎に癌ができそもそも認知症も進行しているし、
長い時間一人にできない状態なのです。
何ヶ月か前までは、練習中にやってきてじっと聴き惚れてくれていたのにねぇ。

小学校の音楽会ー夢いっぱい、みんな小さな音楽家

2008年01月19日 | その他
冬休みを挟んでインフルエンザもいったん減少しほっとしました。
というのも、16日、関係している小学校の音楽会が予定されていたからです。
先生方有志の合奏にチェロで特別参加させていただきました。
曲目は「昴」
音楽担当の先生がチェロパートを作ってくださり、今までに二回ほど合わせていました。

 それはまあ無難に終わったのですが、音楽会の感想。
子ども達、特に低学年は失敗を恐れず、
うまく弾こうなどとも考えず(そもそも音楽を楽しむこととなんの関係もない意識のはず)
元気いっぱい、身体で表現していてとても素晴らしいと思いました。
そういう意味では当然1年生が一番です。
「ともだちができた」を声を張り上げて歌っていました。

 もう一つ、手話サークルの演奏も。
有志の皆さんが舞台上で表現されるわけですが、
客席側の子ども達のほとんどが同じように手を動かすわけ。
つまり、この学校のほとんどの子は手話ができるみたい。
このことがとても感動的でした。



柴又紀行ー4

2008年01月18日 | 旅行
 朝の銀座、並木通り、さすが石原知事のお膝元、成人の日でしたから、
日の丸がずらり、田舎でもこういう風景は見かけなくなりました。
前夜遅くにレム日比谷にチェックイン。
快眠をコンセプトにした新しいホテルで快眠。
ホテルのビュッフェは8割は女性、身体に優しそうな朝食をいただき
まず、銀座山野楽器でCDや楽譜を物色。
さすがこういう大きな店には何でも揃っているという感じです。
時間がいくらあってもいいわけですがそうもいかず、
楽譜はラフマニノフ、R.シュトラウスのチェロソナタ、バッハ「シャコンヌ」のソロ版!!!
CDはマニアックな林裕のソロアルバム、ロンドンチェロオーケストラのBaby Cello
マリオ・ブルネロ率いる弦楽合奏団によるFILMと題された一枚。
映画に関連した曲、バーバーの弦楽のためのアダージョや
マーラーの交響曲第5番からアダージョなどが収録されています。
田舎で、こんな洒落たCDを置いている店は滅多にありません。
ということで、とても満足した2日間をすごしました。

そうそう、往復は鉄道使用ですから長谷川陽子さんがこの冬読んだ(ブログで知りました)
春野一也の「プラハの春」上下を読了しました。


柴又紀行ー3

2008年01月17日 | 旅行
 夕方から壮行会、友人の友人の友人ジャズヴォーカリストみずきさわさんが
スタンダードナンバーを聴かせてくださり、
ついでM氏宅で深更まで飲んで、食っておしゃべりをしました。
年末に演奏した「シャコンヌ」のCDも持参しましたので
聴いていただき大喝采をいただきました。
ま、皆さん、原点である二年前の屈辱的演奏を聴いていますから、
明らかに進歩した事への賞賛であろうと理解しました。

柴又紀行ー2

2008年01月16日 | 旅行
朝早く着きましたので、近くのお蕎麦屋さんで熱燗、豆腐、粗挽き蕎麦をいただきました。
下町で熱燗、お蕎麦というのは池波正太郎の世界であこがれていたのです。
帝釈天のすぐ蕎麦、ちょっと横道に入った目立たない「日曜庵」という洒落たお店でしたが、
あとから入ってきたおばさまグループ、
いきなり「わたしノロウイルスにやられちゃってさ~吐きはしなかったんだけど下痢がひどくて、、、、」
ペラペラ、ガヤガヤ、、、、、
オバタリアンという言葉を最近聞かなくなりましたが興ざめでした。



柴又紀行ー1

2008年01月15日 | 旅行
有名な柴又帝釈天の近くにM氏という友人がいます。
共通の友人Gさんがロシアに赴任するというので壮行会が開かれ出かけました。
結びつけているものはクラシック音楽、Gさんはロシア語が堪能な上、ピアノも弾かれます。
かって、二年ほど前、協演したことがあるのです。
M氏が私のチェロを聴きたいということで持ち前の行動力で
あっという間に協演話を現実化し、人前で弾いたこともなかった私を引きずり出したわけです。
結果は惨憺たる出来で、これをバネにチェロに本格参戦したという経緯があります。
マ、恩人といえば恩人。

東京に長く住んでいましたが下町へは行ったこともなく、
寅さんシリーズも一本も見てなかっただけにとても良い機会でした。
当日、冷たい風が吹いていましたが参道から境内まで人はびっしり、
さすが帝釈天です。

2008 元旦

2008年01月01日 | 聴く
 吹雪模様のお正月を迎えました。
元旦早々、ややマニアックな話題になりますが

DAVID POPPER
チェロの世界ではけっこう重要な演奏家、作曲家です。
リストやパガニーニとくらべられるくらい。
頼んでおいたCDが年末に届きさっそく聴いています。
一枚は写真のETUDE全曲。
MARTIN RUMMELという人が弾いています。
ざっと解説を読むと彼自身が録音を企画したらしく、POPPERを
IMPORTANTと位置づけています。
楽譜を持っていたDUOによる簡単な数曲を弾いてみましたが、
やっぱりプロは違いますね。
ちょっとした練習曲も珠玉の小品になってしまいます。
このうちの何曲か、お盆興行用に練習をしようという気になりました。

もう一枚はMARIA KLIEGELによる
DAVID POPPER Romantic Cello Showpiecesというもの。
実力派女流チェリストです。
オーケストラをバックにPOPPERの主要曲を網羅しています。