NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

山本裕康 チェロリサイタル 2008

2008年03月28日 | クラシック音楽
さくらが見頃になった26日、
昨年に引き続き山本裕康氏のバッハ無伴奏チェロチクルスが開かれました。
今回は2,3,5番。
昨年末にライプチッヒへ行き音楽活動の原点に戻ったという
氏の入魂の演奏でした。
高校生の時代に(つまり東ドイツはウルブリヒトかホーネッカーか知らないが
シタージがうようよいた最悪の時代)ライプチヒへ演奏旅行へ行き、
聖トマス教会で音楽家として生きていくことを決意したとか。

 写真は演奏会が終わった後のステージ。
譜面台と楽譜がそのままになっていたので、
笛子軍団は見境もなく?ステージに上がり楽譜をのぞき込んでいました。
私も負けじと駆け上がりましたが、ボーイングの
アップ、ダウン記号がいくつか書かれているだけで
驚くほどまっさら、書き込みはなにもありませんでした。
あとでお聞きすると、お守りみたいなもののようです、楽譜を置くのは。

CDも発売されていますので、是非お聴きください。
特に彼の解説?がユニークで人柄が現れています。

http://www.musiciansparty.jp/wp/category/yamamoto/

コンサートの後、食事をご一緒させていただきましたが、
危うく23:26分の最終に乗り遅れそうになりました。


ちょっと

2008年03月25日 | 旅行
 ほんの十数時間でしたが横濱へ出かけました。
会議の後、中華街の有名店へ行き食事をしましたが、
いまいちでした。味付けがやや濃い。
ただ、中国の若い娘さん達の正倉院の琵琶みたいな楽器と、
シロフォンみたいな楽器のデユオを聴くことができました。
お上手、、、、。

その後、ホテルのシックなバーで、ウヲッカトニックを三倍飲んでしまいました。

携帯でですがきれいな写真が撮れました。

 さて、19日、笛子先生のレッスンを受けてきました。
この所発表会用の練習に明け暮れていましたので。
シュレーダー、止まったままになっている57番。
あらためて、左手のパラパラ動く指
「だいぶんできるようにはなったけど、、、」
拡大ポジション、人差し指が顔をむくように
「あなたの手は大きいから簡単に届くはずなのに」
手首の角度と肘の位置
「左手を伸ばして肘ですぱっと折ればいいのに」
以前からの課題が繰り返されます。
そして、とっかかっていた60番。
久しぶりに弾くとなんだか躓いてばかり。
「このくらいは初見でもらしく弾けないとねぇ」
ちょっとためいき混じり。
まだまだレベルはアップしたとは言えないんでしょう。
最後に、装飾音だらけのバッハ「アリオーソ」
細かいリズムを教えていただいて帰ってきました。

苦しみの後には喜びがといわれますけど、なかなか。
喜びの後には苦しみがとも。。。。

新倉 瞳 チェロリサイタル

2008年03月18日 | 聴く
 発表会の翌日、
折良く話題の新人チェリストのコンサートが開かれ行ってきました。
発表会、頑張った自分へのご褒美?
100点取れなかった自分への慰め?
もっと頑張れという励まし?
ま、ともかく、本当は27日の予定がわけありでこの17日に変更になった
おかげでタイミングもぴったしだったわけです。

 聴いたこともなかったし、写真でしかしらなかったので、
まあ、卒業したての優秀な学生さんくらいに思っていたのですが、
どうしてどうして、天は二物をの大変チャーミングなお嬢さんでした。
コンサート日程変更についても、見事なスピーチできちんと
説明されましたし(首席で卒業してしまったため、皇居で御前演奏をしなくてはならなくなったと)、
アンコールの「鳥の歌」については、進路について悩んだとき(なんで悩む)
この曲でカザルスが世界平和を訴えた演奏を聴き
私にもチェロ1本で何かを伝えられると確信し続けることができたと、
素晴らしいコメントをなさいました。

 深い音色のスケールの大きい演奏でした。
ただの美人チェリストにとどまらず大成して欲しいと思います。
それにしてもあのオールドチェロはなに?
CDを購入し、サインをいただき握手をして少しお話し(内容は秘密)してきました。
ちなみに、笛子軍団も大集合。


スプリングコンサートー2

2008年03月18日 | その他
 エプロン門下生は幼稚園生から70歳を超えるおじいちゃん、おばあちゃんまで多士済々ですが、
写真はその中でも有望なイケメン小学二年生からいただきました。
なんだか、この私が「あこがれの的」なんだとか。
もう一人、この日デビューを果たした知り合いのお嬢ちゃんからも花束をいただいてしまいました。
本当は、私からしなくてはいけないのに、自分のことで精一杯で
気配りがたりませんでした。反省!!!!
もう一つ、私にチェロを譲ってくださったIさんへの案内を忘れていました。
次の日に「今年のコンサートはいつですか?」とお電話をいただき絶句。
「心待ちにしていましたのに」と電話を切られ、大ショックでした。
気配り、気配り。

スプリングコンサートー1

2008年03月18日 | チェロ
 快晴に恵まれた16日、スプリングコンサート、エプロンおばさん門下の発表会が開かれました。
写真は会場の外観、県立の建物ですが、ご多分に漏れず近々手放すそうです。
つまり、バブル期の立派な遺産。

 われわれのブラームス「クラリネットトリオ」第一楽章は、
前日の夜二時間ほど、そして当日午前中に二回合わせただけという
プロ並みの綱渡り的スケジュール。
よれよれでしたが、高知から来られたゲストピアニストshokoさんが
奮闘してくださって、なんとか最後までたどり着きました。
ソロはブラームスの「愛の歌」Op75-1、う~~65点くらいの出来でしょうか?
もっとゆったり歌いたかったのですが、走ってしまいました。
チェロ軍団のsatokoさんも、やはり前日と当日のみの「合わせ」でしたが、
モーツアルト「オーボエ四重奏曲」1楽章を見事に弾ききりました。
オーボエは海外留学中の有望な若手奏者。
同年代の女性同士で、息もあって二次会でも盛り上がっていました。
mariさんも「白鳥」ソロ、その他のアンサンブルを無難にこなしました。
みんな忙しいのに、人知れず練習されているんですね。

発表会一週間前

2008年03月10日 | チェロ
 ようやく梅も満開になり、恒例のエプロンおばさんグループの発表会は一週間後です。
ということで、日曜日、笛子先生の合同レッスンを終えた足で、
アジトへ行ってきました。
エプロンおばさんには「座るとこもないし」とつれなくされていましたが、
やはり皆さんの調教の様子も知りたくて。
たしかに、二年前に比べメンバーも増え、譜面台をおくスペースもない。
でも、このグループはあいかわらずです。
一週間後の発表会を目前にして、
「お盆は何を弾く?」
「先週楽譜をここに忘れたから一週間弾いていないし」
「僕は第一でしたっけ第二?」なかなかいい度胸です。
見ているとボーイングが見事に逆の子もいるし、
最初と最後はなぜか揃うグループも。
でも、エプロンおばさんのモットーで笑いが絶えません。

 私はといえば、今日、トレーナーさんと最後の合わせ。
彼女もなんとなく、もう今更という感じで妙に開き直っています。
何しろとりで弾くブラームスの「クラリネットトリオ」は前日まで顔を合わせません。
去年も、一昨年もでしたから、その夜が来るまでどうにもなりません。