NEVER TOO LATE

この年齢になって、チェロを始めた、、、、、

江戸紀行2010-3 掘り出し物?

2010年02月25日 | 聴く
 おおむね仕事を終え、少し余った時間、買い物へ出かけ
中古レコードバーゲンセールをを見つけました。
もちろん足はクラシック→弦楽器→チェロのコーナーへ。
ここで、この二枚を発見。
ベルリンフィル12人のチェリスト達の初期の録音です。

 1枚目は、1977~78年の録音で、
ビートルズや、「セントルイスブルース」「ゴスペルトレイン」の入った
軽めのもの、ただし、クセナキスがこのグループのために1976年に書いた
「ヴィンドゥンゲン」も収録されています。

彼らの「成り立ち」については下記サイトに詳しいのですが、
そもそも日本でのベルリンフィル公演時に
アンコールとしてチェロ四重奏、五重奏をやったのがきっかけ。
12人では1972年にザルツブルグでデビュー。

http://noah-co.com/details/12cellisten/profile.html



このLPは1975年に収録されていますから、まさにデビュー盤ではないのかしら?
ちなみに、
ザルツブルグで演奏したクレンゲルの「賛歌」、
1973年東京初演の、偶然から生まれたブラッヒャーの
「ブルース~エスパニョーラ~ルンバ・フィルハーモニカ」も含まれていますから。
解説書の冒頭には
「こんな珍しい室内楽グループは世界広しといえども他に見つからないだろう」とありますし。
とすると、これはまさに掘り出し物。

 この二枚で満足して帰ろうとしたら、表示のさらに半額セールと気づき、
安田謙一郎、井上頼豊、フォイアマンの三枚を加えて大満足で帰路につきました。
いやいや、お江戸は素晴らしい。

江戸紀行2010-2 軍鶏鍋

2010年02月23日 | 食楽
 居眠りもせず、しっかりお勉強し、夕方からは友人と日本橋界隈へ出かけました。
お目当ては「軍鶏鍋」。
火付盗賊改役長谷川平蔵がこよなく愛した「五鉄」ではありませんが、
創業宝暦十年(1760)という老舗「玉ひで」を訪ねました。
ちなみに鬼平は1745年生まれですよ。


ご覧の通り、什器すべて「軍鶏」にちなんだデザイン。
洒落た箸置きです。


コラーゲンたっぷりの汁物から、胸、もも、特製つくね、皮、レバーと
あとは極細の糸こんにゃくとネギだけという
シンプルなすき焼き+親子丼で堪能して帰ってきました。

 それはともかく、
この界隈、今半、魚久、酒悦、志乃多寿司など老舗が軒を連ね
その他、がんもどき専門店、卵焼き専門店、茶舗、佃煮屋さん、
あるいは竹細工、さらに三味線、、、、などを扱う小店がひしめいていて
のぞいてまわるだけで充分楽しめます。

江戸紀行2010ー1

2010年02月22日 | 旅行
 本業の研修でお江戸に派遣されました。
研修会場の目と鼻の先は六義園、昼休みを利用して早春を感じてきました。
六義園は、今なにかと話題の岩崎弥太郎が購入し東京市に寄贈した庭園です。
まだまだ冬枯れでしたが、梅や河津桜が咲き始めていました。
が、この時期何よりやはり「まんずさく」がなまったといわれるまんさく。





それにふきのとうがあちこちに。



江戸には、広大なお城をはじめ、明治神宮、靖国神社、等々信じられないような
自然が残されていて、さすが、、、ですね。


ハイドン~ひばり

2010年02月18日 | チェロ
 恒例のエプロンおばさん門下生の発表会が
3/14に開催されます。
今年の目玉はエプロンおばさんのお友達で横浜在住の
プロ!!バイオリニスト2名を中心に
ハイドンの弦楽四重奏曲「ひばり」。
なんとなく「3月ですからひばりでもやりますか、、、」と
口走ってしまったのが現実になってしまいました。
聴いているぶんには本当にたおやかな美しい曲ですが、
何せ交響曲、弦楽四重奏曲の父とよばれる方ですから、
途中、怒濤の三連符が張り巡らされていたりして、
早いパッセージの苦手な素人チェリストには過酷なことになっています。
「一気、気合いだ」「脱力脱力」「念ずれば花開く」などなどつぶやきながら、
特訓中なのであります。

日野原重明氏の指揮で

2010年02月12日 | チェロ
 御年98才の現役医師日野原重明氏が来られ、
大きなイベントに出席されました。
その前夜、われわれチェロ軍団「セレスト」は懇親会に招かれ演奏しました。
「新老人の会」というグループですから、選曲は
「愛の挨拶」「荒城の月」「上を向いて歩こう」というものでしたが、
主催者から日野原氏作詞作曲の「新老人の歌」を弾くよう要請され、
笛子先生がチェロアンサンブル用に編曲し急遽練習していたのです。
 音楽療法学会会長という肩書きをお持ちですから、予感はあったのですが、
やはり「私が指揮をしましょう」と言うことになり、、、、
後から考えるとわれわれの演奏で踊っておられたのだろうということになりました。
実にゆったりとしたテンポで、我慢できず飛び出してしまったり、バラバラになりましたが、
「素晴らしい!!」とお褒めいただき、握手をしていただきました。
まあ、得難い経験、
何らかの御利益がありそうです。
名指揮者フルトベングラーは「振ると面食らう」とよばれたそうですが、
当時の楽団員の気持ちがやや理解できたのです。

写真は会場の様子です。

TEAC ターンテーブル付きCDレコーダー LP-R500 

2010年02月05日 | 聴く
 大快晴の水曜日、プライベートレッスンへ出かけました。
シュレーダー104~107
ちょっと難渋して自信はなかったのですが、
「感動はしないけどまあまあね」というコメントでパス。
いつも通り、点を付けるなら70点くらいでしょう。

 さて、長らく考えていたLPをCDに録音してしまうという機械を購入しました。
かなり前から販売されていましたが、おもちゃっぽい割に意外と高く、
様子を見ていたら、やはり私のような購入者は多いようで、
徐々に改良され「らしく」なってきたので、
思い切って買ったわけです。
何しろ、膨大とは言いませんがかなりのLPが眠っているし、
CD化されたからと言って同じソースを買う気にはならないし、
LPの再生はなんとかできても気軽に携帯したり車で聴くことができませんから。
機能、音質等についてはまた後ほど。
所詮おもちゃの域は出ないと思いますけどね。