想いをかたちに

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信州木造塾

2010-09-26 | 講演会・セミナー

皆さん、おはようございます。

昨日は、信州木造塾でした。

講師は、伊礼智先生と土本俊和先生。

 

伊礼先生には、設計の標準化(スタンダードアプローチ)

ついてお話しいただきました。

 

設計の標準化は建築家が嫌がること。

しかし、それは、創造性を奪うものではなく、

創造のベースをつくり、それ以上の新しい挑戦を可能にする。

建築のクオリティーが安定し、

コストを抑えて、質の高い住宅を提供することができる。

オートクチュールもあるが、プレタポルテもある。

 

実例も交え、わかりやすく話していただきました。

標準化したからといって、実例は一緒ということはありません。

それは、一番大きな因子は、”敷地”だと思います。

敷地のどこが一番気持ちがいいのか。

それを中心に、設計のアイディアを出し、

お客様の要望を入れ、まとめていく。

 

私も以前からこの考え方に触れ、共感しています。

実践はなかなか難しいですが、実行していきたいと思います。

 

 

土本先生には、重要文化財の馬場屋敷を中心に、

信州の民家について、解説いただきました。

 

残念ながら、私は会場準備のため、

お話はあまり聞けませんでした。

 

講義の後、馬場屋敷(会場)に移動し見学。

 

9月22日が十五夜だったからか、このようなしつらえがありました。

秋らしい、いい雰囲気でした。

 

以前から、何回か馬場屋敷に入っていますが、

行く度に何かを感じさせられるような気がします。

 

いい建築の勉強になる一日でした。

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