想いをかたちに

日々起こること、仕事のこと、気になること、
小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

菖蒲の節句

2011-06-08 | 現場・会社の風景


皆さん、おはようございます。

先日、田中製材に材木を買いに来たお客様が、

入り口に飾られた菖蒲に気付かれ、

「今、菖蒲飾ったりちゃんとやるところあるんだねぇ。」

と言われました。

そういえば、この菖蒲、どういう意味があるのか詳しく知らない。

ちょっと、調べてみました。



古代中国では陰暦の5月は、気温も上がり、食物も腐りやすくなるため、

薬草の力によって病気から身を守ろうという風習が発生したと、

推測されるそうです。

菖蒲は薬効成分が強い薬草で、

菖蒲を軒に挟むことにより毒気をはらう、

菖蒲を枕の下に敷いて寝て邪気をはらうとされ、

効能が大きいことから、日本でも「菖蒲の節句」として、

かなり古くから(平安時代あたり)から認識されていたそうです。



そして、武将時代、武家の家に男の子が誕生すると、

健やかな成長を願って、お祝いをするようになり、



それがやがて庶民の間へも広がり、男の子の誕生の祝いや、

厄除け、健康祈願の行事になり、現在のような端午の節句と

なったとのことです。



今回、飾ったのは、先週末、母に言われ私がやりましたが、

正直、人に言われるまで、何で菖蒲飾るのか?

気にもとめていませんでした。

風習だからどこでもやっているものだと。



何気なくやっていたことでも、

ちゃんと意味がある。由来がある。

そして、その気になる。



日々いろいろある中で、こういうことで、

少しでも前向きな気持ちになり生活できるとすれば、

必要なことかもしれません。

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