反捕鯨団体、ゴムボートで妨害=衝突以来9日ぶり 2010年1月16日 時事
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_sea_shepherd__20100116_9/story/100116jijiX521/
水産庁は16日、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」が日本時間15日午後8時半ごろから約2時間にわたって、南極海で日本の調査捕鯨団の調査船「第2昭南丸」に対し、ゴムボートによる妨害活動を行ったと発表した。SSによる妨害は、小型高速船「アディ・ギル号」が「第2昭南丸」と衝突した6日以来9日ぶり。日本側の船体被害や乗組員のけがはないという。
過激派シー・シェパード、豪でも反感高まる 2010年1月11日 読売
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/backnumber/n_sea_shepherd__20100110_2/story/20100110_yol_oyt1t00757/
今月6日に発生した日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と米国の反捕鯨団体シー・シェパードの小型高速船「アディ・ギル号」の衝突が、高速船の大破など過去最悪の被害となり、同団体に同情的だったオーストラリアで過激行動への反感が募っている。
不満は、エスカレートする事態を止められない豪ラッド政権にも向かっている。
「政治家と記者は(シー・シェパードの)活動家への支援をやめるべきだ」――。豪有力紙「オーストラリアン」は8日付の社説でこう訴えた。一連の抗議行動を「傲慢で理屈に合わない」と切り捨て、シー・シェパードとの「決別」を宣言した。同紙のサイトで実施された読者投票で衝突責任の所在を尋ねたところ、約64%が「シー・シェパード」と回答した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙の社説もシー・シェパードの行為を「違法すれすれの極めて危険な遊び」と非難。日本側の「防衛的措置は合法」とした。
捕鯨海域に近い豪州は、シー・シェパードの事実上の出撃拠点で、資金の主要供給源でもあった。衝突直後には日本を批判する意見が強かったが、最近は矛先が反捕鯨団体に転じた。背景には、衝突時の映像が広がり、団体の無謀な抗議行動がひとつ間違えば人命にかかわる事態となっていたことが判明、反感が広がった事情がある。
こうした風向きの変化にもかかわらず、ラッド政権は衝突後、「(捕鯨船団と抗議側の)双方に危険行為の自制を求める」と公式発言を繰り返すにとどまっている。野党などからは、「豪州から船を派遣して双方の動きを監視すべきだったのではないか」などと無策批判が一斉に上がった。
そもそもラッド労働党は2007年の総選挙で、「日本の調査捕鯨の違法性を国際法廷で訴える」と公約、反捕鯨の環境団体「グリーンピース」の元理事ギャレット氏を環境相にすえた。だが、その後は「外交努力」をうたうだけで具体的行動は見送ってきた。
政府内には、主要貿易相手国である日本との関係悪化への懸念に加え、国際司法裁判所などに持ち込んでも「勝てる保証はない」(ギラード副首相)との計算があるようだ。豪州の主張は、自国が南極大陸の一部に領有権を持ち、その沖合は「排他的経済水域」(EEZ)にあたるため、「この海域での日本の捕鯨は違法」という論拠だ。
だが、領有権が確定していない南極でEEZを主張するには無理があり、「国際法廷で南極領有が否定されれば、かえって国益を損なう」との懸念がうかがえる。ラッド政権は年内にも行われる総選挙をにらみ、世論と国益確保のはざまでジレンマに陥っている。
反捕鯨組織「恥を知れ日本」と抗議=大使館前で調査中止求める-ロンドン 2010年1月16日 時事
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_sea_shepherd__20100116_9/story/100116jijiX508/
英国の反捕鯨組織は15日、ロンドン市内の在英日本大使館前で抗議行動を行い、日本に調査捕鯨の中止を求めた。併せて米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の高速船が南極海で日本の調査船に破壊されたと訴え、参加者らにSSへの寄付を呼び掛けた。
抗議行動は、英国の「捕鯨廃止のためのロンドン委員会」が主催。同委員会のメンバーでもあるSSの活動家ら約100人が捕鯨を批判する垂れ幕を掲げ、「恥を知れ日本。今すぐ捕鯨を中止しろ」とシュプレヒコールを上げた。
抗議行動に参加したSSの活動家は、「調査捕鯨によって多くの鯨が殺されている」と日本を批判。欧州議会の「緑の党」議員も、「(日本に)科学的調査と称される捕鯨の中止を求め、欧州レベルでさらなる活動に取り組みたい」と強調した。
自船の小型高速船「アディ・ギル号」を急停止させて日本の調査捕鯨団の調査船「第2昭南丸」に衝突させるように仕向けるなど、過激な反捕鯨運動を行っているシー・シェパードですが、今度はゴムボートで妨害工作を行っているようです…(呆れ
この背景には、一歩間違えば人命に関わる危険極まりない行為に、これまでシー・シェパードに擁護的な態度を取っていた豪州のマスコミまでもが、同団体に批判的な態度を取り始めたことで、このままでは売名行為目的で環境保護団体を名乗っている団体に寄付をしている有名人からの寄付という資金源が途絶えてしまいかねないことから、(船の衝突により重油が流出するような環境汚染の少ない)海を汚さないややマイルド?な抗議方法に戻したのだと思いますが、おそらくは汚物を投げ入れるなど、日本の調査捕鯨船の乗組員のモラルをダウンさせる嫌がらせをしかけているんでしょうね…。
ケガがなければいいというものでもないと思うのですが、話し合いで通じるような相手ではないだけに、このような輩を相手にしなければならない乗組員には心底同情します。
一方、イギリスの反捕鯨組織の「恥を知れ日本」抗議については、ここ数十年、高級牛肉よりも更に高くて購入する気すら起きない大半の日本庶民から見れば、『だから何? 私達は鯨肉なんてここ数十年(あるいは一度も)食べたことないし、言いかがりをつけるにも程がある』というのが正直な気持ちではないでしょうか…。
鯨がたまたま人間と同じ哺乳類という理由で『食べることは残酷』と他の国の文化を否定することも、少し違うのではないかと思いますし、牛肉を食べることを禁じている宗教もあれば、豚肉を食べることを禁じている宗教だってありますし、一部の国では人間と最も古い付き合いのあるペットと思われる犬を食する国だってあるはずなのに、なぜ古来から鯨を食べる習慣のあった日本人だけがスケープゴートにされるのか…(惑
まあ彼らには、建前とは別の本音という名の思惑もあるのだとは思いますが、まるで日本人のほとんどが鯨肉を日常的に食しているような言い方をされるのは、正直かなり不愉快に思いますし、特定の動物を食べるかどうかの議論よりも、もし日本人が責められるのならば、むしろ『さばいた食材を綺麗に平らげることなくなく、無遠慮にゴミとして処分している』方が(飢えで苦しんでいる人への冒涜という意味でも)余程罪深いのではないか…という気がしてなりません。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_sea_shepherd__20100116_9/story/100116jijiX521/
水産庁は16日、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」が日本時間15日午後8時半ごろから約2時間にわたって、南極海で日本の調査捕鯨団の調査船「第2昭南丸」に対し、ゴムボートによる妨害活動を行ったと発表した。SSによる妨害は、小型高速船「アディ・ギル号」が「第2昭南丸」と衝突した6日以来9日ぶり。日本側の船体被害や乗組員のけがはないという。
過激派シー・シェパード、豪でも反感高まる 2010年1月11日 読売
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/backnumber/n_sea_shepherd__20100110_2/story/20100110_yol_oyt1t00757/
今月6日に発生した日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」と米国の反捕鯨団体シー・シェパードの小型高速船「アディ・ギル号」の衝突が、高速船の大破など過去最悪の被害となり、同団体に同情的だったオーストラリアで過激行動への反感が募っている。
不満は、エスカレートする事態を止められない豪ラッド政権にも向かっている。
「政治家と記者は(シー・シェパードの)活動家への支援をやめるべきだ」――。豪有力紙「オーストラリアン」は8日付の社説でこう訴えた。一連の抗議行動を「傲慢で理屈に合わない」と切り捨て、シー・シェパードとの「決別」を宣言した。同紙のサイトで実施された読者投票で衝突責任の所在を尋ねたところ、約64%が「シー・シェパード」と回答した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙の社説もシー・シェパードの行為を「違法すれすれの極めて危険な遊び」と非難。日本側の「防衛的措置は合法」とした。
捕鯨海域に近い豪州は、シー・シェパードの事実上の出撃拠点で、資金の主要供給源でもあった。衝突直後には日本を批判する意見が強かったが、最近は矛先が反捕鯨団体に転じた。背景には、衝突時の映像が広がり、団体の無謀な抗議行動がひとつ間違えば人命にかかわる事態となっていたことが判明、反感が広がった事情がある。
こうした風向きの変化にもかかわらず、ラッド政権は衝突後、「(捕鯨船団と抗議側の)双方に危険行為の自制を求める」と公式発言を繰り返すにとどまっている。野党などからは、「豪州から船を派遣して双方の動きを監視すべきだったのではないか」などと無策批判が一斉に上がった。
そもそもラッド労働党は2007年の総選挙で、「日本の調査捕鯨の違法性を国際法廷で訴える」と公約、反捕鯨の環境団体「グリーンピース」の元理事ギャレット氏を環境相にすえた。だが、その後は「外交努力」をうたうだけで具体的行動は見送ってきた。
政府内には、主要貿易相手国である日本との関係悪化への懸念に加え、国際司法裁判所などに持ち込んでも「勝てる保証はない」(ギラード副首相)との計算があるようだ。豪州の主張は、自国が南極大陸の一部に領有権を持ち、その沖合は「排他的経済水域」(EEZ)にあたるため、「この海域での日本の捕鯨は違法」という論拠だ。
だが、領有権が確定していない南極でEEZを主張するには無理があり、「国際法廷で南極領有が否定されれば、かえって国益を損なう」との懸念がうかがえる。ラッド政権は年内にも行われる総選挙をにらみ、世論と国益確保のはざまでジレンマに陥っている。
反捕鯨組織「恥を知れ日本」と抗議=大使館前で調査中止求める-ロンドン 2010年1月16日 時事
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/n_sea_shepherd__20100116_9/story/100116jijiX508/
英国の反捕鯨組織は15日、ロンドン市内の在英日本大使館前で抗議行動を行い、日本に調査捕鯨の中止を求めた。併せて米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の高速船が南極海で日本の調査船に破壊されたと訴え、参加者らにSSへの寄付を呼び掛けた。
抗議行動は、英国の「捕鯨廃止のためのロンドン委員会」が主催。同委員会のメンバーでもあるSSの活動家ら約100人が捕鯨を批判する垂れ幕を掲げ、「恥を知れ日本。今すぐ捕鯨を中止しろ」とシュプレヒコールを上げた。
抗議行動に参加したSSの活動家は、「調査捕鯨によって多くの鯨が殺されている」と日本を批判。欧州議会の「緑の党」議員も、「(日本に)科学的調査と称される捕鯨の中止を求め、欧州レベルでさらなる活動に取り組みたい」と強調した。
自船の小型高速船「アディ・ギル号」を急停止させて日本の調査捕鯨団の調査船「第2昭南丸」に衝突させるように仕向けるなど、過激な反捕鯨運動を行っているシー・シェパードですが、今度はゴムボートで妨害工作を行っているようです…(呆れ
この背景には、一歩間違えば人命に関わる危険極まりない行為に、これまでシー・シェパードに擁護的な態度を取っていた豪州のマスコミまでもが、同団体に批判的な態度を取り始めたことで、このままでは売名行為目的で環境保護団体を名乗っている団体に寄付をしている有名人からの寄付という資金源が途絶えてしまいかねないことから、(船の衝突により重油が流出するような環境汚染の少ない)海を汚さないややマイルド?な抗議方法に戻したのだと思いますが、おそらくは汚物を投げ入れるなど、日本の調査捕鯨船の乗組員のモラルをダウンさせる嫌がらせをしかけているんでしょうね…。
ケガがなければいいというものでもないと思うのですが、話し合いで通じるような相手ではないだけに、このような輩を相手にしなければならない乗組員には心底同情します。
一方、イギリスの反捕鯨組織の「恥を知れ日本」抗議については、ここ数十年、高級牛肉よりも更に高くて購入する気すら起きない大半の日本庶民から見れば、『だから何? 私達は鯨肉なんてここ数十年(あるいは一度も)食べたことないし、言いかがりをつけるにも程がある』というのが正直な気持ちではないでしょうか…。
鯨がたまたま人間と同じ哺乳類という理由で『食べることは残酷』と他の国の文化を否定することも、少し違うのではないかと思いますし、牛肉を食べることを禁じている宗教もあれば、豚肉を食べることを禁じている宗教だってありますし、一部の国では人間と最も古い付き合いのあるペットと思われる犬を食する国だってあるはずなのに、なぜ古来から鯨を食べる習慣のあった日本人だけがスケープゴートにされるのか…(惑
まあ彼らには、建前とは別の本音という名の思惑もあるのだとは思いますが、まるで日本人のほとんどが鯨肉を日常的に食しているような言い方をされるのは、正直かなり不愉快に思いますし、特定の動物を食べるかどうかの議論よりも、もし日本人が責められるのならば、むしろ『さばいた食材を綺麗に平らげることなくなく、無遠慮にゴミとして処分している』方が(飢えで苦しんでいる人への冒涜という意味でも)余程罪深いのではないか…という気がしてなりません。
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