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26日の日経平均 1202円26銭安い28966円01銭 安値引けで終了

2021-02-26 15:39:21 | Weblog
 26日の日経平均ですが、日米の長期金利の上昇や、昨晩の米国株式市場もテクノロジー株など高PER株を中心に下落(ナスダック3.52%安、S&P500種2.45%安、ダウ1.75%安)した流れを引き継いで、前日終値(30168円27銭)よりも414円54銭安い29753円73銭でスタート&直後に29760円31銭も9時15分頃に29270円までまず急落。9時半頃に29219円15銭まで下落してからは10時過ぎに29560円ちょっとまで一旦戻すも、その後は29400円を挟んだ様子見状態となり前場は前日比722円10銭安い29446円17銭で終了。
 午後は13時頃まで29400円近辺もその後はじり安が止まらなくなり、14時半過ぎに29020円。14時40分頃に29220円程まで戻すも寄り付きにかけて調整して終値ベースでは前日比1202円26銭安い28966円01銭。安値引けで終了しました。
 ナスダックが3%半程下げていたので日本株の連れ安そのものも避けられないだろうな…とは思っていましたが、日経平均はほぼ4%の下落(3.99%安)で3万円だけでなく29000円も割り込む結果に…。
 トピックスは3.21%安、東証2部も2%近い下落(1.96%安)となるなど軒並み調整してしまいました。

 東証1部の上昇組は、モバイルゲーム開発のエイチームがストップ高となる24.69%高。
 一方の下落組は、不動産のランドが2円安の13円。アドバンテストが7.51%安、電通が6.02%安、太陽誘電が5.9%安、リコーが5.82%安キーエンスが5.65%安などとなっています。
 大きく下げた中には、独自の悪材料が出たジェネリック医薬品大手の日医工(75品目の自主回収を繰り返したことで業務停止命令が出るようです。今日は7.18%安)のようなケースもありますが、金利上昇が相場全体に短期的な過熱感に急ブレーキをかける形で、個別の銘柄群にも少なくない影響が出ていることを感じさせられます。

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