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衆院愛知6区補選:自民・丹羽氏が当選 減税日本新人破る

2011-04-25 06:16:15 | Weblog
衆院愛知6区補選:自民・丹羽氏が当選 減税日本新人破る 2011年04月25日 毎日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110425k0000m010100000c.html
 衆院愛知6区補欠選挙は24日投開票され、自民元職の丹羽秀樹氏(38)が減税日本新人の川村昌代氏(44)ら4候補を破り、2回目の当選を果たした。自民党は09年衆院選で愛知県内15小選挙区で全敗したが、党勢回復が進んでいるとみて終盤国会で菅政権との対決姿勢を強める構え。一方、「不戦敗」に終わった民主党では、統一地方選の結果とも絡んで菅直人首相の政権運営に批判が強まりそうだ。河村たかし名古屋市長が率いる減税日本は初の国政選挙に臨んだが及ばなかった。
 補選は民主党の石田芳弘前衆院議員が2月の名古屋市長選に立候補するため辞職したのに伴うもので、東日本大震災発生後、初めての国政選挙となった。3月の名古屋市議選で第1党となった減税日本が国政に進出できるかが注目されたが及ばなかった。投票率は09年衆院選の69.87%を下回る41.94%。
 自民党の谷垣禎一総裁は24日夜、丹羽氏の当選が確実になったのを受けて党本部で記者会見し、「わが党の経験、能力に基づく安定感、震災への対応に一定の評価をいただいた」と述べ、菅政権への対決姿勢を強める意向を示した。
 自民党は民主党不在の今回の補選を「負けられない選挙」と位置付け、谷垣氏や石原伸晃幹事長、小泉進次郎衆院議員ら知名度の高い議員を投入して総力戦を展開。丹羽氏は衆院議員を1期務めた経験をアピールし、東日本大震災の復旧・復興を中心に「日本の立て直しに取り組む」と強調した。
 一方、川村氏は「一人一人が元気になれば必ず日本も元気になる」と減税の必要性を繰り返し訴えた。河村市長と連携する大村秀章愛知県知事のほか、民主党の小沢一郎元代表に近い一部の同党国会議員も支援。しかし、増税論議が活発化する中、「苦しいときこそ減税」という主張は広がりを欠いた
★愛知県愛知6区 選挙結果
当 104328(61.4%) 丹羽秀樹 38 自元 2 (元)党青年局次長
  39308(23.2%) 川村昌代 44 諸新 減税日本副代表
  14369(8.5%) 河江明美 45 共新 党准中央委員
  7932(4.7%) 福原真由美 50 諸新 幸福実現党員
  3842(2.3%) 目片文夫 70 無新 (元)京大助教授



 愛知県愛知6区は、春日井市・犬山市・小牧市を管轄する選挙区で、2009年08月の衆議院選挙で初当選を決めた石田芳弘氏が名古屋市長選に出馬(するも落選)するため辞任したことから、選挙戦は、元党青年局次長で自民が推薦する(2年前の選挙で石田氏に敗れた)38歳の丹羽秀樹氏、減税日本副代表で44歳の川村昌代氏、共産党准中央委員で45歳の河江明美氏、幸福実現党員で50歳の福原真由美氏、元京大助教授 で70歳の目片文夫氏の5新人による争いとなりましたが、5人という大人数の争いながら自民元職で知名度の高い丹羽秀樹氏が6割を超える10万4328票を獲得し、開票終了時刻である昨晩20時の時点で当選確実となり圧勝。
 名古屋の河村市長率いる減税日本が推薦する川村昌代氏は39308票の獲得に留まり、共産党が推薦する河江明美氏は14369票、幸福実現党の福原真由美氏は7932票、京大元教授の目片文夫氏は3842票 と結果を見届けるまでもない丹波氏の圧勝に終わりました。
 それにしてもこの選挙。与党の民主党が独自候補を擁立せず与党である民主党の不戦敗が決っていた中、結果も予想がついていたとはいえ、正直ここまで差が開くとは…(汗
 目片文夫氏に至っては、共産党系候補どころか幸福実現党系候補にも遅れを取る有様で「一体どんな選挙活動を行ってきたんだ?」という疑問さえ浮かぶのですが、衆議院の1議席を決める大切な選挙なのに、こんなに簡単に議席が決まってよいものだろうかと正直複雑な気持ちになりました。


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