ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

19日の米国市場 ダウ1.49%安、ナスダック2.17%安、S&P500種1.54%安

2018-12-20 07:26:50 | Weblog
 19日の米国株式市場は、予定通り0.25ポイントの利上げが行われる中、来年2019年の利上げ回数の見通しを9月に示した前回見通しの3回から2回に引き下げたものの、市場が期待したほどハト派的ではないと受け止められたことから、主要3市場とも大きく下落。

 NYダウは、一時513ドル程安い 23162ドル台をつけ、終値ベースでも前日比351ドル98セント安い23323ドル66セントで終了(1.49%安)。
 ナスダックは、前日比147.08ポイント安い6636.83ポイントで終了(2.17%安)。
 S&P500種は、前日比39.20ポイント安い2506.96ポイントで終了(1.54%安)しました。

 ダウ構成30銘柄ではベライゾンが0.38%高と小幅上昇も、それ以外の29銘柄で下落となり、インテルが4.55%安、ナイキが3.06%安、ウォルグリーンが2.9%安、ボーイングが2.59%安、3Mが2.36%安、アメックスが2.23%安、ジョンソン&ジョンソンが2.15%安、シスコシステムズが2.09%安など。
 FAANGはグーグルは2.03%高も、フェイスブックが7.25%安、アマゾン・ドットコムが3.64%安、アップルが3.12%安、ネットフリックスが1.54%安。

 株式市場は、利上げのペースが鈍ることを期待していたようですが、今回12月の利上げは逆に覆る方が市場へのサプライズとなり、まずやらないだろうと思っていましたし、来年も年2回を目途なら結果的に1回になる可能性もあるわけで…。
 年3度なら3月と6月は確定が前提になるのに対して、年2回なら3月か6月のどちらかで1度行い、後は様子を見ながらもう1回行うかどうかの判断ができる。市場は過度の期待をしていたようですが、まあこんなシナリオを描いているのだと思います。

 NY原油は、前日比0.96ドル高い1バレル47.20ドルで終了。
 NY金は、前日比2.8ドル高い1トロイオンス1256.4ドルで終了しています。


コメントを投稿