麻生首相:東国原知事の入閣で調整 分権改革担当を検討 2009年7月1日 毎日
http://mainichi.jp/select/today/news/20090701k0000m010164000c.html
麻生太郎首相が閣僚人事で、次期衆院選に自民党公認候補として擁立を打診している東国原英夫宮崎県知事を入閣させる方向で検討していることが6月30日分かった。首相は閣僚の兼務解消などに伴う人事を一両日中に断行する方針で、東国原氏を地方分権改革担当などのポストで処遇することで調整している。衆院選に向け、国民的な人気の高い東国原氏を自民党の「選挙の顔」にすることで、民主党に対抗するのが狙い。
首相は6月30日、人事について、「しかるべき時に、しかるべき方をと、前から考えてはいました」と記者団に語った。
自民党の古賀誠選対委員長は6月29日、河村建夫官房長官と国会内で会い、東国原氏が次期衆院選に自民党から立候補するとの見通しを伝えたうえで、首相と東国原氏の会談を近く設定することで一致した。古賀、河村両氏の会談では、東国原氏の閣僚ポストについても協議した。衆院選では、東国原氏を比例代表東京ブロックの1位などで処遇する方向。
会談を受け、首相は同日夜、河村長官と首相公邸で会った。政府・与党内では東国原氏を地方自治所管の総務相に起用する案もあるが、首相は佐藤勉総務相・国家公安委員長・沖縄北方担当相に総務相を引き続き担当させる意向で、東国原氏は地方分権改革担当や無任所の閣僚とすることで検討が進んでいるとみられる。東国原氏も総務相ポストにこだわっていないとされる。
また、東国原氏が古賀氏と6月23日に会談した際に出馬の条件として、地方分権に関する全国知事会の要望を党政権公約(マニフェスト)に盛り込むよう求めたことについては、大筋盛り込む方向で調整が進んでいる。
首相は7月1日に10年度予算の概算要求基準(シーリング)を閣議了解した後、速やかに人事に着手し、2日にも新閣僚の認証式をする方針だ。
経財相に前防衛相の林芳正氏 自民党役員人事は断念 2009年7月1日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090701AT3S0101A01072009.html
麻生太郎首相は1日午後、閣僚の兼務解消に伴う補充人事を内定した。与謝野馨財務・金融・経済財政相の経財相兼務を解き、後任に林芳正前防衛相を起用。
佐藤勉総務相の国家公安委員長、防災相、沖縄・北方相の兼務を解き、後任に林幹雄自民党幹事長代理を充てる。2日、認証式を経て正式に就任する。検討していた自民党役員人事は、党内の反発が強かったため断念した。河村建夫官房長官が1日午後の記者会見で明らかにした。
<閣僚人事>経済財政担当相に林芳正氏 東国原氏入閣見送り 2009年7月2日 毎日
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_tarou_aso__20090701_23/story/01mainichiF0702m028/
麻生太郎首相は1日、与謝野馨財務・金融担当相が兼務している経済財政担当相に自民党参院議員の林芳正前防衛相を、佐藤勉総務相が兼務している国家公安委員長・沖縄・北方・防災担当相に自民党の林幹雄幹事長代理を充てる閣僚補充人事を決めた。河村建夫官房長官が同日夕の記者会見で発表した。2日に認証式を行う。
麻生首相は次期衆院選へ向けた自民党の「選挙の顔」に、と東国原英夫宮崎県知事の閣僚起用も検討していたが、見送った。自民党の細田博之幹事長ら党役員を交代させる人事も検討したが、党内の強い反発を受け断念した。
自民、批判かわす秘策!? 東国原知事を首相補佐官に 2009年7月1日 夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_higasikokubaru2__20090701_12/story/01fuji320090701206/
自民党内で、宮崎県の東国原英夫知事を「地方分権担当の首相補佐官」に任命する秘策が検討されている。次期総選挙での「総裁候補」を要求した東国原氏には、内閣改造で総務相や地方分権担当相にする案もあるが、閣僚と知事の兼務は支障があるうえ、知事をすぐ辞めることも難しいため折衷案として浮上したという。ただ、東国原氏が納得するかどうか…。
関係者によると、これは党幹部周辺の発案といい、首相に近い閣僚も「いい考えだ」と承知しているという。首相自身の意向は不明だ。
これらと関連するのか、東国原氏の政務秘書は1日午前、自民党本部で古賀誠選対委員長、菅義偉選対副委員長と相次いで面会した。政務秘書は先月30日には森喜朗、安倍晋三両元首相とも会談している。
これまで東国原氏と連携してきた大阪府の橋下徹知事は1日朝、記者団に「首相・総裁で行くなら貫いてほしい。閣僚で並んでしまうなら止めてほしい」といい、閣僚就任に疑問を呈した。
一方、東国原氏は同日午前、宮崎県で記者団に「(入閣要請は)決定じゃないですよね。聞いていない。仮の話なので分からない」と語った。
麻生総理が支持率の挽回のためか、内閣改造を試みていたようですが、結局役職が集中し過ぎていた佐藤氏や与謝野氏の一部兼務を解くにとどまったようです。
仮に、これから就任したところで、最大でも2カ月ちょっと。負けが込んで監督が休養に追い込まれたチームの監督代行じゃあるまいし、『2か月しかないけど、頼む』というわけにもいかないでしょうし、頼まれる方だって、政権が安定してから引き受けたいところ。
まあ、結果は予想はできましたけどね…。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090701k0000m010164000c.html
麻生太郎首相が閣僚人事で、次期衆院選に自民党公認候補として擁立を打診している東国原英夫宮崎県知事を入閣させる方向で検討していることが6月30日分かった。首相は閣僚の兼務解消などに伴う人事を一両日中に断行する方針で、東国原氏を地方分権改革担当などのポストで処遇することで調整している。衆院選に向け、国民的な人気の高い東国原氏を自民党の「選挙の顔」にすることで、民主党に対抗するのが狙い。
首相は6月30日、人事について、「しかるべき時に、しかるべき方をと、前から考えてはいました」と記者団に語った。
自民党の古賀誠選対委員長は6月29日、河村建夫官房長官と国会内で会い、東国原氏が次期衆院選に自民党から立候補するとの見通しを伝えたうえで、首相と東国原氏の会談を近く設定することで一致した。古賀、河村両氏の会談では、東国原氏の閣僚ポストについても協議した。衆院選では、東国原氏を比例代表東京ブロックの1位などで処遇する方向。
会談を受け、首相は同日夜、河村長官と首相公邸で会った。政府・与党内では東国原氏を地方自治所管の総務相に起用する案もあるが、首相は佐藤勉総務相・国家公安委員長・沖縄北方担当相に総務相を引き続き担当させる意向で、東国原氏は地方分権改革担当や無任所の閣僚とすることで検討が進んでいるとみられる。東国原氏も総務相ポストにこだわっていないとされる。
また、東国原氏が古賀氏と6月23日に会談した際に出馬の条件として、地方分権に関する全国知事会の要望を党政権公約(マニフェスト)に盛り込むよう求めたことについては、大筋盛り込む方向で調整が進んでいる。
首相は7月1日に10年度予算の概算要求基準(シーリング)を閣議了解した後、速やかに人事に着手し、2日にも新閣僚の認証式をする方針だ。
経財相に前防衛相の林芳正氏 自民党役員人事は断念 2009年7月1日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090701AT3S0101A01072009.html
麻生太郎首相は1日午後、閣僚の兼務解消に伴う補充人事を内定した。与謝野馨財務・金融・経済財政相の経財相兼務を解き、後任に林芳正前防衛相を起用。
佐藤勉総務相の国家公安委員長、防災相、沖縄・北方相の兼務を解き、後任に林幹雄自民党幹事長代理を充てる。2日、認証式を経て正式に就任する。検討していた自民党役員人事は、党内の反発が強かったため断念した。河村建夫官房長官が1日午後の記者会見で明らかにした。
<閣僚人事>経済財政担当相に林芳正氏 東国原氏入閣見送り 2009年7月2日 毎日
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_tarou_aso__20090701_23/story/01mainichiF0702m028/
麻生太郎首相は1日、与謝野馨財務・金融担当相が兼務している経済財政担当相に自民党参院議員の林芳正前防衛相を、佐藤勉総務相が兼務している国家公安委員長・沖縄・北方・防災担当相に自民党の林幹雄幹事長代理を充てる閣僚補充人事を決めた。河村建夫官房長官が同日夕の記者会見で発表した。2日に認証式を行う。
麻生首相は次期衆院選へ向けた自民党の「選挙の顔」に、と東国原英夫宮崎県知事の閣僚起用も検討していたが、見送った。自民党の細田博之幹事長ら党役員を交代させる人事も検討したが、党内の強い反発を受け断念した。
自民、批判かわす秘策!? 東国原知事を首相補佐官に 2009年7月1日 夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_higasikokubaru2__20090701_12/story/01fuji320090701206/
自民党内で、宮崎県の東国原英夫知事を「地方分権担当の首相補佐官」に任命する秘策が検討されている。次期総選挙での「総裁候補」を要求した東国原氏には、内閣改造で総務相や地方分権担当相にする案もあるが、閣僚と知事の兼務は支障があるうえ、知事をすぐ辞めることも難しいため折衷案として浮上したという。ただ、東国原氏が納得するかどうか…。
関係者によると、これは党幹部周辺の発案といい、首相に近い閣僚も「いい考えだ」と承知しているという。首相自身の意向は不明だ。
これらと関連するのか、東国原氏の政務秘書は1日午前、自民党本部で古賀誠選対委員長、菅義偉選対副委員長と相次いで面会した。政務秘書は先月30日には森喜朗、安倍晋三両元首相とも会談している。
これまで東国原氏と連携してきた大阪府の橋下徹知事は1日朝、記者団に「首相・総裁で行くなら貫いてほしい。閣僚で並んでしまうなら止めてほしい」といい、閣僚就任に疑問を呈した。
一方、東国原氏は同日午前、宮崎県で記者団に「(入閣要請は)決定じゃないですよね。聞いていない。仮の話なので分からない」と語った。
麻生総理が支持率の挽回のためか、内閣改造を試みていたようですが、結局役職が集中し過ぎていた佐藤氏や与謝野氏の一部兼務を解くにとどまったようです。
仮に、これから就任したところで、最大でも2カ月ちょっと。負けが込んで監督が休養に追い込まれたチームの監督代行じゃあるまいし、『2か月しかないけど、頼む』というわけにもいかないでしょうし、頼まれる方だって、政権が安定してから引き受けたいところ。
まあ、結果は予想はできましたけどね…。