19日の欧州株式市場 2012年03月20日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT810114620120319
<ロンドン株式市場>
先週つけた今年の高値水準から反落。鉱山株が取引時間終盤で回復したものの、これまで上昇してきた銀行株が売られた。投資家は、次の取引材料を物色している。
米連邦準備理事会(FRB)が実施したストレステスト(健全性審査)で、米大手銀行の多くが合格したことを手掛かりに銀行株が上昇を主導してきたが、買われ過ぎの水準に近づいたことからこの日は下落した。
鉱山株は銅相場に追随して終盤にかけて値を戻した。
電力大手ナショナル・グリッドが1.9%安と値を下げた。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが同社の投資判断を「中立的」に引き下げたことを受けた。
英BTグループ は0.8%高と好調。自社の年金基金に最大15億ポンドを積む用意があると伝えた英紙サンデー・タイムズの報道が材料視された。
CMCマーケッツの市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「欧州市場は相当静かだ。投資家は最近の上昇を受け、相場の行方について思案している」と指摘した。
<欧州株式市場>
小反落。主要株価が前週に8カ月ぶりの高値をつけた反動で売りが出た。
また、トレーダーやファンドマネジャーによると、自動車株など好業績銘柄が売られる半面、通信株などに買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数は1.18ポイント(0.11%)安の1105.61。
この日の高値は1107.57、安値は1100.76。主要な抵抗線である1113.73を引き続き下回っている。
DJユーロSTOXX50種指数は0.12ポイント(0.00%)高の2608.42。
ポルシェは続落し、この日は2%安で終了。バーンスタインによる投資判断引き下げが嫌気された。
半面、ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)・ワールドワイドの上昇が目立ち、4.2%高。
英ボーダフォン・グループとインド通信大手タタ・コミュニケーションズは、英国の買収パネルが設定した期限である29日までにC&W買収の意向があるか示すことになっている。
トレーダーによると、配当面からの魅力も通信株の買いを支えた。
オランダの貨物輸送会社TNTエキスプレスは1.1%上昇し、相場を下支えた。米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は同社を52億ユーロで買収することで合意した。
2012年のスペイン財政赤字目標、緩和後も見通し依然厳しい 2012年03月20日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT810140220120319
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、スペインは2012年の財政赤字目標を緩和したものの、見通しは依然として厳しいとの見解を示した。
スペインは2012年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率目標を4.4%から5.8%に緩和し、その後、欧州委員会の反発を受けて5.3%とした。
これについてムーディーズは、目標からのかい離や財政緊縮のペース鈍化は織り込んでいたため、同国の格付け(A3)には影響しないと説明した。
また新たな目標はこれまでより現実的としながらも、達成には大幅な財政の調整が必要と指摘した。
休日明け21日の欧州3市場は小幅下落。英FTSE100は0.07%安、独DAXは0.05%安、仏CAC40は0.47%安でした。
欧州ローカル市場は、ギリシャのアテネ総合が1.57%高、スペインの2市場がMAマドリードが1.26%高&IBEX35が1.24%高、ポルトガルが0.74%高、イタリアのFTSEMIBが0.30%高で、アイルランドは0.71%安。
他、ノルウェーが0.41%高、ベルギーが0.35%高に対して、スイスが0.23%安、オランダが0.01%安とマチマチ。
北欧3市場も、ヘルシンキが0.15%高に対して、コペンハーゲンが0.19%安、ストックホルムが0.15%安となるなど様子見状態でした。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT810114620120319
<ロンドン株式市場>
先週つけた今年の高値水準から反落。鉱山株が取引時間終盤で回復したものの、これまで上昇してきた銀行株が売られた。投資家は、次の取引材料を物色している。
米連邦準備理事会(FRB)が実施したストレステスト(健全性審査)で、米大手銀行の多くが合格したことを手掛かりに銀行株が上昇を主導してきたが、買われ過ぎの水準に近づいたことからこの日は下落した。
鉱山株は銅相場に追随して終盤にかけて値を戻した。
電力大手ナショナル・グリッドが1.9%安と値を下げた。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが同社の投資判断を「中立的」に引き下げたことを受けた。
英BTグループ は0.8%高と好調。自社の年金基金に最大15億ポンドを積む用意があると伝えた英紙サンデー・タイムズの報道が材料視された。
CMCマーケッツの市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「欧州市場は相当静かだ。投資家は最近の上昇を受け、相場の行方について思案している」と指摘した。
<欧州株式市場>
小反落。主要株価が前週に8カ月ぶりの高値をつけた反動で売りが出た。
また、トレーダーやファンドマネジャーによると、自動車株など好業績銘柄が売られる半面、通信株などに買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数は1.18ポイント(0.11%)安の1105.61。
この日の高値は1107.57、安値は1100.76。主要な抵抗線である1113.73を引き続き下回っている。
DJユーロSTOXX50種指数は0.12ポイント(0.00%)高の2608.42。
ポルシェは続落し、この日は2%安で終了。バーンスタインによる投資判断引き下げが嫌気された。
半面、ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W)・ワールドワイドの上昇が目立ち、4.2%高。
英ボーダフォン・グループとインド通信大手タタ・コミュニケーションズは、英国の買収パネルが設定した期限である29日までにC&W買収の意向があるか示すことになっている。
トレーダーによると、配当面からの魅力も通信株の買いを支えた。
オランダの貨物輸送会社TNTエキスプレスは1.1%上昇し、相場を下支えた。米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は同社を52億ユーロで買収することで合意した。
2012年のスペイン財政赤字目標、緩和後も見通し依然厳しい 2012年03月20日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT810140220120319
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、スペインは2012年の財政赤字目標を緩和したものの、見通しは依然として厳しいとの見解を示した。
スペインは2012年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率目標を4.4%から5.8%に緩和し、その後、欧州委員会の反発を受けて5.3%とした。
これについてムーディーズは、目標からのかい離や財政緊縮のペース鈍化は織り込んでいたため、同国の格付け(A3)には影響しないと説明した。
また新たな目標はこれまでより現実的としながらも、達成には大幅な財政の調整が必要と指摘した。
休日明け21日の欧州3市場は小幅下落。英FTSE100は0.07%安、独DAXは0.05%安、仏CAC40は0.47%安でした。
欧州ローカル市場は、ギリシャのアテネ総合が1.57%高、スペインの2市場がMAマドリードが1.26%高&IBEX35が1.24%高、ポルトガルが0.74%高、イタリアのFTSEMIBが0.30%高で、アイルランドは0.71%安。
他、ノルウェーが0.41%高、ベルギーが0.35%高に対して、スイスが0.23%安、オランダが0.01%安とマチマチ。
北欧3市場も、ヘルシンキが0.15%高に対して、コペンハーゲンが0.19%安、ストックホルムが0.15%安となるなど様子見状態でした。
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