大阪 堺市長選、現職の竹山氏3選 維新再び敗北 2017年9月25日 共同
任期満了に伴う堺市長選は24日投開票の結果、無所属現職竹山修身氏(67)=自民、民進、社民、日本のこころ推薦=が、日本維新の会の母体である政治団体「大阪維新の会」新人の元大阪府議永藤英機氏(41)を破り、3選を果たした。大阪都構想を掲げて臨んだ2013年の前回に続き、維新側が本拠地で重要視する選挙を落とした。衆院選を控えて打撃だ。投票率は44.31%で、前回を6.38ポイント下回った。
大阪市を廃止して特別区を設置し、大阪府とともに行政機能を再編する都構想は、大阪市民を対象とする15年の住民投票で否決されたが、大阪維新が圧勝した大阪ダブル選を経て再び制度設計の議論が進んでいる。
永藤氏は「議論が進んでいない」として都構想への堺市参加を公約に盛り込まなかったが、竹山氏は選挙戦で反対を強く訴えており、結果が再挑戦の動きに影響する可能性もある。
自民、民進両党は国会議員らが連日、竹山氏応援のため現地入り。共産党も自主的に支援した。永藤氏は2期8年の竹山市政で堺が停滞していると批判、大阪維新代表の松井一郎大阪府知事らが府や大阪市との連携強化で経済発展を目指すと訴えたが、及ばなかった。
日本維新代表でもある松井氏は「国政とは別だ」と述べ、衆院選への影響を否定した。堺市内で記者団に語った。竹山氏は選挙事務所で万歳三唱し「堺は大阪都構想に入らないということを再確認した戦いだった」と語った。永藤氏は支援者を前に「力不足だった」と述べ、政治家引退を表明した。
★堺市 市長選挙結果
当 竹山修身 16万2318票
永藤英機 13万9301票
反維新の竹山氏3選 維新連敗で都構想に暗雲、衆院選にも影響か 2017年9月25日 産経
http://www.sankei.com/west/news/170924/wst1709240054-n1.html
任期満了に伴う堺市長選は24日投票が行われ、無所属現職の竹山修身(おさみ)氏(67)=自民、民進、社民、日本のこころ推薦=が、大阪維新の会が公認する元大阪府議で新人の永藤英機(ひでき)氏(41)を破り、3選を果たした。投票率は44・31%(前回50・69%)。4年前の前回選挙と同様に維新対「反維新勢力」の全面対決という構図となったが、維新が連敗したことで、看板政策「大阪都構想」の議論や来月予定されている衆院選にも影響する可能性がある。
今回の選挙は、竹山氏が「都構想反対」を公約に掲げる一方、永藤氏は「堺では議論する段階ではない」として都構想を封印。論点がかみあわず、争点の見えづらい選挙となる中、自民や民進などから推薦を取り付けた竹山氏が、共産の自主的支援も受けるなど、反都構想・反維新勢力を結集させた。
選挙戦では、都構想を争点に掲げない維新に対し、「都構想隠しだ」と批判。「都構想は堺の目前に迫っている。堺は都構想で分断される危険がある」と訴える一方で、2期8年の実績をアピールし、有権者の支持を広げた。
永藤氏は、堺市が「停滞するか、成長するか」をキャッチフレーズに「今の市長では改革が一歩も前に進まない」と強調。主張の異なる複数の政党から支援を受ける竹山氏に対する「相乗り」批判を繰り返したが、及ばなかった。
大阪府堺市は大阪市の南部に位置する2005年2月に美原町を編入して2006年4月に政令指定都市移行した人口83.5万人の市で、市長選は現職で3選を目指す67歳の竹山修身氏に、元府議で大阪維新の会推薦で41歳の永藤英機氏が挑みましたが、
「堺と大阪府に二重行政はない。堺を守りたい」と堺市も大阪市を廃止して特別区に再編する都構想の対象になるという前提で、反都構想を訴えた竹山修身氏が16万2318票を獲得して
堺は大阪市に比べて経済が停滞し、幼児教育無償化も進んでいないとし、「争点はただ一つ『停滞か、成長か』だ」と主張。市政刷新を呼びかけ13万9301票を獲得した永藤英機氏 を退けて3選を決めました。
おそらくは先日行われた自治体首長選の中では一番注目されていた選挙区ではないかと思いますが、結果は前回(竹山修身氏:19万8431票 西林克敏14万0569票)よりは差を詰められるも今回も現職が挑戦者を制する形に…。
堺市と言えば安土桃山時代から自治都市として知られていて江戸時代から商工業の都として知られていて、政令指定都市移行の半世紀前から移行の構想もあっただけに市民にとっては政令指定都市への移行は半ば悲願ともいえるものでしたし、維新の国政への影響というより、都構想へのアレルギー色の強い堺でも今でも維新はそんなに影響力が強いのかとむしろそちらの方に吃驚させられましたが、投票率も前回(50.69%)を下回る44.31%と市民の関心も薄れているのはやや気になる所。
竹山氏には、もうそろそろ反都構想以外の面でも実績を期待したい所ですし、(イオンモールの核店舗として入居していた)今年の7月に撤退した北花田阪急の跡地については、イオンモールが秋に向けて一大リニューアルするようですが、商工業振興についての施策についてももう少し竹山氏なりのプランを打ち出すなど期待に応えて欲しいかな…とは思いますね。
任期満了に伴う堺市長選は24日投開票の結果、無所属現職竹山修身氏(67)=自民、民進、社民、日本のこころ推薦=が、日本維新の会の母体である政治団体「大阪維新の会」新人の元大阪府議永藤英機氏(41)を破り、3選を果たした。大阪都構想を掲げて臨んだ2013年の前回に続き、維新側が本拠地で重要視する選挙を落とした。衆院選を控えて打撃だ。投票率は44.31%で、前回を6.38ポイント下回った。
大阪市を廃止して特別区を設置し、大阪府とともに行政機能を再編する都構想は、大阪市民を対象とする15年の住民投票で否決されたが、大阪維新が圧勝した大阪ダブル選を経て再び制度設計の議論が進んでいる。
永藤氏は「議論が進んでいない」として都構想への堺市参加を公約に盛り込まなかったが、竹山氏は選挙戦で反対を強く訴えており、結果が再挑戦の動きに影響する可能性もある。
自民、民進両党は国会議員らが連日、竹山氏応援のため現地入り。共産党も自主的に支援した。永藤氏は2期8年の竹山市政で堺が停滞していると批判、大阪維新代表の松井一郎大阪府知事らが府や大阪市との連携強化で経済発展を目指すと訴えたが、及ばなかった。
日本維新代表でもある松井氏は「国政とは別だ」と述べ、衆院選への影響を否定した。堺市内で記者団に語った。竹山氏は選挙事務所で万歳三唱し「堺は大阪都構想に入らないということを再確認した戦いだった」と語った。永藤氏は支援者を前に「力不足だった」と述べ、政治家引退を表明した。
★堺市 市長選挙結果
当 竹山修身 16万2318票
永藤英機 13万9301票
反維新の竹山氏3選 維新連敗で都構想に暗雲、衆院選にも影響か 2017年9月25日 産経
http://www.sankei.com/west/news/170924/wst1709240054-n1.html
任期満了に伴う堺市長選は24日投票が行われ、無所属現職の竹山修身(おさみ)氏(67)=自民、民進、社民、日本のこころ推薦=が、大阪維新の会が公認する元大阪府議で新人の永藤英機(ひでき)氏(41)を破り、3選を果たした。投票率は44・31%(前回50・69%)。4年前の前回選挙と同様に維新対「反維新勢力」の全面対決という構図となったが、維新が連敗したことで、看板政策「大阪都構想」の議論や来月予定されている衆院選にも影響する可能性がある。
今回の選挙は、竹山氏が「都構想反対」を公約に掲げる一方、永藤氏は「堺では議論する段階ではない」として都構想を封印。論点がかみあわず、争点の見えづらい選挙となる中、自民や民進などから推薦を取り付けた竹山氏が、共産の自主的支援も受けるなど、反都構想・反維新勢力を結集させた。
選挙戦では、都構想を争点に掲げない維新に対し、「都構想隠しだ」と批判。「都構想は堺の目前に迫っている。堺は都構想で分断される危険がある」と訴える一方で、2期8年の実績をアピールし、有権者の支持を広げた。
永藤氏は、堺市が「停滞するか、成長するか」をキャッチフレーズに「今の市長では改革が一歩も前に進まない」と強調。主張の異なる複数の政党から支援を受ける竹山氏に対する「相乗り」批判を繰り返したが、及ばなかった。
大阪府堺市は大阪市の南部に位置する2005年2月に美原町を編入して2006年4月に政令指定都市移行した人口83.5万人の市で、市長選は現職で3選を目指す67歳の竹山修身氏に、元府議で大阪維新の会推薦で41歳の永藤英機氏が挑みましたが、
「堺と大阪府に二重行政はない。堺を守りたい」と堺市も大阪市を廃止して特別区に再編する都構想の対象になるという前提で、反都構想を訴えた竹山修身氏が16万2318票を獲得して
堺は大阪市に比べて経済が停滞し、幼児教育無償化も進んでいないとし、「争点はただ一つ『停滞か、成長か』だ」と主張。市政刷新を呼びかけ13万9301票を獲得した永藤英機氏 を退けて3選を決めました。
おそらくは先日行われた自治体首長選の中では一番注目されていた選挙区ではないかと思いますが、結果は前回(竹山修身氏:19万8431票 西林克敏14万0569票)よりは差を詰められるも今回も現職が挑戦者を制する形に…。
堺市と言えば安土桃山時代から自治都市として知られていて江戸時代から商工業の都として知られていて、政令指定都市移行の半世紀前から移行の構想もあっただけに市民にとっては政令指定都市への移行は半ば悲願ともいえるものでしたし、維新の国政への影響というより、都構想へのアレルギー色の強い堺でも今でも維新はそんなに影響力が強いのかとむしろそちらの方に吃驚させられましたが、投票率も前回(50.69%)を下回る44.31%と市民の関心も薄れているのはやや気になる所。
竹山氏には、もうそろそろ反都構想以外の面でも実績を期待したい所ですし、(イオンモールの核店舗として入居していた)今年の7月に撤退した北花田阪急の跡地については、イオンモールが秋に向けて一大リニューアルするようですが、商工業振興についての施策についてももう少し竹山氏なりのプランを打ち出すなど期待に応えて欲しいかな…とは思いますね。
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