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(23日の選挙)伊集院氏が初当選 大和村長選 「村おこしに全力」 鹿児島

2009-08-27 06:53:58 | Weblog
(23日の選挙)伊集院氏が初当選 大和村長選 「村おこしに全力」 鹿児島 2009年8月24日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/117017
 任期満了に伴う鹿児島県大和村長選は23日、投開票され、新人で元村建設課長補佐の伊集院幼(げん)氏(48)=無所属=が、新人で建設会社役員の前山範夫氏(59)=無所属=を破り、初当選した。伊集院氏は「新たな発想で村おこしに取り組む」と抱負を語った。
 27年間勤めた役場を退職し、20年ぶりの村長戦に臨んだ。「昨年が、村制100年。厳しい今こそ変革の思いを強くした」と話す。
 村民との公約に行財政改革、農林水産業の振興、企業誘致など7項目を掲げた。「取りえは情熱と行動。村のトップセールスマンになって果樹などの特産品を宣伝する。若者の定住促進のため企業誘致も積極的に進めたい」と話した。
 投票率は92.37%、当日有権者数は1468人(村選管調べ)。

鹿児島県大和村 村長選挙結果
当 930 伊集院幼 48 男 無新
  372 前山範夫 59 男 無所属 新



 鹿児島県大和村は、奄美大島にある人口1700人程の村ですが、村長選は2001年9月から2期8年村長を務めた現職の永田武光氏が出馬を見送ったため、元村課長補佐の伊集院幼氏と会社社長の前山範夫氏の2新人による争いとなったのですが、
 人口減が続く現状を踏まえ「村おこしは待ったなし。企業誘致や特産品の開発などで活性化を進めたい」と訴えた伊集院氏が930票を獲得し、
 村財政は危機的状況とし「しがらみのない村政を進め、生活環境の整備や福祉の充実で村民の生活を守りたい」と訴え372票を獲得した前山範夫氏に圧勝しました。
 大和村と言えば、2004年2月に同じ奄美大島にある名瀬市と住用村・笠利町・宇検村と合併協議を進めていたものの、翌年3月に合併協議会から脱退し、独自の道を進むことを選んだ自治体ですが、新村長はどのような村政運営を行ってくれるのでしょうか…。
 村民からは元課長補佐としてその実務を期待されて選出された経緯があるだけに、その実行力に注目が集まりそうです。


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