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埼玉・吉見町の男性殺害、容疑の49歳長男を逮捕 

2006-11-30 06:45:57 | Weblog
埼玉・吉見町の男性殺害、容疑の49歳長男を逮捕 2006年11月26日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/1126/TKY200611250392.html
 埼玉県吉見町で無職青木昭三さん(当時78)が自宅で殺害された事件で、埼玉県警は25日、同居する長男で会社員の一信容疑者(49)を殺人容疑で逮捕した。「子どものころ面倒を見てもらえなかったのに、今、自分が父親の世話をするのがおっくうだった」などと話しているという。
 調べでは、一信容疑者は10月31日午後9時ごろ、自宅で青木さんの首を手で絞めて窒息させ、さらに頭を鉄製の棒(長さ約50センチ)で数回殴って殺害した疑い。青木さんは一信容疑者と2人暮らし。今夏から体調を崩して歩行が困難で、週6日程度、ヘルパーの介護を受けていた。


 いくら子供の頃にあまりかまってもらえなかった恨みがあるからといって、自分の父親が歩くのが困難になったから殺すなんて絶対に許せない行為ですし、厳罰をもって処するべきでしょうね。

 それにしても、歩行困難になったのが今年の夏なら、要介護状態になってから半年もたっていませんし、そんな短期間で介護に根をあげるなんて…。この容疑者に限りませんが、介護疲れ殺人のケースでは、女性が犯人の場合は数年、数十年に及んだ末の犯行がほとんどですが、男性の場合は、このケースのように1年も経たないケースが少なくありません。
 いかに日本の男性の介護力が低いかを立証しているようなものですし、この手の事件を見るたびに、日本男性の介護力を身に付ける必要性を強く感じてしまいます。


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