10日の米国市場 ダウ0.46％安、ナスダック0.27％安、S&P500種0.29％安

　10日の米国株式市場ですが、注目の12月の雇用統計は、失業率は3.5％の横ばいで非農業部門の雇用者増数は市場予測の16.4万人増を下回る14.5万人増に留まる中、利益確定売りに押される形で主要3市場揃って反落して終了。
　NYダウは、前日比133ドル13セント安い28823ドル77セントで終了（0.46％安）。
　ナスダックは、前日比24.57ポイント安い9178.86ポイントで終了（0.27％安）。
　S&P500種は、前日比9.35ポイント安い3265.35ポイントで終了（0.29％安）しました。

　ダウ構成30銘柄では、8銘柄で上昇、22銘柄で下落。
　ファイザーが1.54％高、アップルは0.23％高。
　一方、ボーイングが1.91％安、トラベラーズが1.53％安、ダウが1.32％安、ユナイテッドテクノロジーズが1.16％安、JPモルガンチェースが1％安など。

　NY原油は、前日比0.52ドル安い1バレル59.04ドルで終了。
　NY金は、前日比5.8ドル高い1トロイオンス1560.1ドルで終了しています。

10日の日経平均 110円70銭高い23850円57銭で終了

　10日の日経平均ですが、9日の米国市場は堅調に推移（ダウ0.74％高、ナスダック0.81％高、S&P500種0.67％高）する中、前日終値（23739円87銭）よりも73円41銭高い23813円28銭でスタート。9時40分頃に23903円29銭まで上昇した後は利食い売りで10時50分頃に23761円08銭まで上げ幅を縮小した後は、11時過ぎに一旦23850円近辺まで買い戻しも、前場終了にかけて伸び悩んで、前場は前日比36円22銭高い23776円09銭で終了。
　午後は小幅な上昇傾向で推移。終値ベースでは前日比110円70銭高い23850円57銭で終了しました。
　日本時間の今晩22時半には月に1度のビッグイベント　米国の雇用統計が発表されますし、日本は明日から3連休。
　様子見する材料は複数あったものの、昨日までの4営業日までの激しい値動きと比較すると今日の値幅は142円程とまあ小さ目でした。

　東証1部の上昇組では、ヤマシタヘルスケア（18.99％高）など8銘柄で10％以上の上昇。コジマが8.29％高、ＩＨＩが5.14％高など。
　一方の下落組では、象印マホービンが6.91％安、ファーストリテイリングが2.78％安などとなっています。

9日の米国市場 ダウ0.74％高、ナスダック0.81％高、S&P500種0.67％高

　9日の米国株式市場は、米中通商合意を巡る楽観的な見方が高まったほか、米イラン間の緊張を巡る懸念も後退したことなどを素直に評価して堅調に終了。
　NYダウは、前日比211ドル81セント高い28956ドル90セントで終了（0.74％高）。
　ナスダックは、前日比74.184ポイント高い9203.43ポイントで終了（0.81％高）。
　S&P500種は、前日比21.65ポイント高い3274.70ポイントで終了（0.67％高）しました。

　ダウ構成30銘柄では20銘柄で上昇、10銘柄で下落。
　アップルが2.12％高、ゴールドマンサックスが2.04％高、コカ・コーラが1.82％高、アメックスが1.81％高、ホームデポが1.53％高、ボーイングが1.5％高など。
　一方、ウォルグリーンが2.06％安、ダウが1.02％安。
　百貨店の年末商戦の売上高がさえなかったとの見方から、ＪＣペニーが10.8％安、コールズも6.5％安と冴えませんね。

　NY原油は、前日比0.05ドル安い1バレル59.56ドルで終了。
　NY金は、前日比5.9ドル安い1トロイオンス1554.3ドルで終了しています。