ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

静岡 菊川市長に太田氏4選 元市議小笠原氏破る

2017-01-23 17:37:03 | Weblog
静岡 菊川市長に太田氏4選 元市議小笠原氏破る 2017年1月23日 静岡
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election/321638.html
 任期満了に伴う菊川市長選と市議選(定数17)は22日、投票が行われた。即日開票の結果、市長選は現職の太田順一氏(66)=民進、連合静岡推薦=が新人の元菊川市議小笠原宏昌氏(52)を抑え、4選を果たした。投票率は68・27%で、前回選を0・33ポイント下回った。
 太田氏は社会資本整備の進展や子育て支援環境の充実など3期12年の実績を前面に掲げ、「菊川が住みやすいまちに選ばれるようになった」と訴えた。政党や業界団体から幅広い支援を得て、手堅い組織戦を展開した。
 小笠原氏は同級生や地元支援者が中心となって草の根の選挙戦を繰り広げた。太田氏の多選を批判し、市長自らが政策提案する積極型行政への刷新を訴えたが、届かなかった。
 菊川市加茂の太田氏の選挙事務所に当確の一報が届くと、集まった支援者から歓声と拍手が沸き上がった。太田氏は「市民が次の4年を託してくれたことに責任の重さを感じている。全力でまちづくりに取り組みたい」と意気込みを語った。
★静岡県菊川市 市長選挙結果
当 15667 太田順一 無現
  9347 小笠原宏昌 無新


 静岡県菊川市は、2005年1月に菊川町と小笠町が合併して市制施行した人口約4.7万人の県西部の市で、市長選は初代市長で2期8年現職を務めて3期目を目指す66歳の太田順一氏に、元市議で52歳の小笠原宏昌氏が挑みましたが、
 社会資本整備の進展や子育て支援環境の充実など3期12年の実績をアピールした現職の太田順一氏が15667票を獲得して
 太田氏の多選を批判し、市長自らが政策提案する積極型行政への刷新を訴え9347票を獲得した小笠原宏昌氏を退けて4選を決めています。

 太田順一氏は菊川町議会議員を2期。98年から菊川町長を2期務めているので町長時代も含めれば多選という言い分もあながち的外れでもないのかもしれませんが、しいて言えば太田氏が初当選の時は自民推薦。現在は民進・連合推薦で、自民議員やその支持者には面白くなかったのでしょうか…。
 とはいえ合併してもそれ程大きな自治体とはいえず(周囲を島田、掛川、牧之原、御前崎の4市に囲まれている内陸市です)いかに議会をまとめていくかが問われているのではないかと思います。

埼玉 川越市長選、現職・川合氏3選 2期8年の実績アピール、2新人破る

2017-01-23 17:31:05 | Weblog
埼玉 川越市長選、現職・川合氏3選 2期8年の実績アピール、2新人破る 2017年1月23日 埼玉
http://saitama-np.co.jp/news/2017/01/23/04.html
 任期満了に伴う川越市長選は22日投開票され、無所属で現職の川合善明氏(66)=自民、公明、連合埼玉推薦=が、元県議の渋谷実氏(73)と元市議の本山修一氏(68)の無所属2新人を破り、3選を果たした。8年ぶりの選挙戦で、2新人は変革を訴えたが、市民は継続を選択した。
 選挙戦で川合氏は、子ども医療費の無料化や新斎場建設などに取り組んだ2期8年の実績をアピール。待機児童の解消や高齢者の介護予防、生活支援の充実などを公約に掲げ、「これからも市民のために働かせていただきたい」と訴えた。
 川合氏は取材に対し、「今まで以上にいろんな面で市民に分かりやすい市政運営をしつつ、公約に掲げた施策を一つ一つ実現していきたい」と表明。選挙事務所に集まった多くの支持者らと喜びを分かち合い、3期目に向けて気持ちを新たにしていた。
 渋谷氏は現市政を「独裁体制だ」と批判。自民県議を辞職して選挙戦に挑み、介護保険料の3%減などを政策に掲げたが、浸透しなかった。
 本山氏は「市民負担が増えている」として、市政運営の転換の必要性を強調。子ども医療費無料化の高校卒業までの拡大などを訴えたが、及ばなかった。
 当日の有権者数は28万8373人(男14万3708人、女14万4665人)。
 市長選の投票者数は8万5640人(男4万2986人、女4万2654人)。投票率は29・70%(男29・91%、女29・48%)で戦後最低だった。8年前の前々回は36・51%。

★埼玉県川越市 市長選挙結果
当 56597 川合善明 無現
  16188 渋谷実 無新
  11726 本山修一 無新

 埼玉県川越市は県南西部の人口35万人程の中核市で、市長選は2009年2月から2期8年現職を務めて3期目を目指す66歳の川合善明氏に、元県議で73歳の渋谷実氏、元市議で68歳の本山修一氏の2新人が挑みましたが
 子ども医療費の無料化や新斎場建設などに取り組んだ2期8年の実績をアピールした川合善明氏が56597票を獲得して
 自民県議ながら現市政を「独裁体制だ」と批判。公約も介護保険料の3%減という保守としては異例な公約を掲げて16188票を獲得した渋谷実氏
 市政運営の転換の必要性を強調。子ども医療費無料化の高校卒業までの拡大などを訴え11726票を獲得した本山修一氏 の2新人を危なげなく退けて3選を決めています。

沖縄 宮古島市長選:現職の下地氏が3選 防衛省の陸自配備に信認

2017-01-23 17:24:52 | Weblog
沖縄 宮古島市長選:現職の下地氏が3選 防衛省の陸自配備に信認 2017年1月23日 沖縄タイムズ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/80930
 任期満了に伴う宮古島市長選は22日投開票され、保守系無所属で現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=が9587票を獲得し、3期目の当選を果たした。
 大型建設事業整備による経済活性化など2期8年の実績を強調。これまで築き上げてきた政府・自民党とのパイプを生かして財源を獲得し、今後予定する大型事業の着手で「さらなる発展へ」との訴えが支持を得た。陸上自衛隊配備は「容認」で、自身の当選が「配備容認の市民の意思表示になる」としており、防衛省は計画に信認を得た格好となった。

現職下地氏が3選 宮古島市長選、経済政策訴え浸透 2017年1月23日 琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-431749.html
 任期満了に伴う宮古島市長選は22日開票され、現職の下地敏彦氏(71)=自民推薦=が9587票を獲得し、いずれも新人で前県議の奥平一夫氏(67)=民進推薦、前市議の真栄城徳彦氏(67)、医師の下地晃氏(63)=社民、社大推薦=を破り、3選を果たした。奥平氏との接戦となったが、375票の僅差で退けた。
 現職として2期8年の実績や経済政策の訴えが評価されたほか、争点の一つとなった陸上自衛隊配備計画についても、昨年受け入れを表明した現職の判断に有権者が理解を示す結果となった。
 投票率は68・23%で、選挙戦があった前々回の71・20%を2・97ポイント下回った。

★沖縄県宮古島市 市長選挙結果
当 9587 下地敏彦 無現
  9212 奥平一夫 無新
  6545 真栄城徳彦 無新
  4020 下地晃 無新

 沖縄県宮古島市は、2005年10月に平良市と伊良部町・上野村・城辺町・下地町の5市町村が新設合併して誕生した人口5万人程の市で、市長選は現職で自民が推薦する71歳の下地敏彦氏、前市議で67歳の真栄城徳彦氏、前県議で67歳の奥平一夫氏、医師で社民や社大が推薦する63歳の下地晃氏、の4人による争いとなりましたが、
 「宮古島をもっと豊かで明るくしたい。この島の経済を一緒に支えていこう」と訴えた現職の下地敏彦氏が9587票を獲得して
 「命の水を守るため、一過性の経済振興に頼った自衛隊配備は絶対に許さない」と訴えて9212票を獲得した奥平一夫氏
 「市政の継続か、刷新かが争点だ。力を結集し、市長に押し立ててほしい」と訴えて6545票を獲得した真栄城徳彦氏
 「現市政の隠ぺいと暴走に待ったをかけ、市民の手に市政を取り戻す」と訴え4020票を獲得したた下地晃氏 を振り切って3選を決めました。

 自衛隊の配備問題も絡んで現職を含めた保守から2人、翁長陣営からも2人出馬する混戦は、しかも泡沫候補もいない中、結局が現職が翁長陣営が擁立した候補らを僅差で制する形で逃げ切りましたが、この規模の市で4人の争い。
 自民党としては自衛隊配備計画に反対する候補が選ばれなくてほっとしていると思いますが、市議会もそれぞれの候補を推す意見が対立した状態でしょうし、市長は市議会をどうまとめるか大変そうです。