岩切氏が再選 薩摩川内市長選 2012年10月29日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/331378
任期満了に伴う薩摩川内市長選は28日投開票され、無所属現職の岩切秀雄氏(70)=民主、自民、公明、国民新推薦=が、無所属新人で共産党薩摩西部地区委員長の山口陽規(はるき)氏(59)=共産推薦=を破り、再選を果たした。市に立地する九州電力川内原発の再稼働の是非が最大の争点で、7月の鹿児島県知事選に続いて「再稼働容認」の現職が当選した。
福島第1原発事故以来、九州の原発立地市町での首長選は初めて。岩切氏は「再稼働が必要」と訴える一方、「財政健全化を進め、観光振興を図る」などと強調し支持を広げた。山口氏は「再稼働阻止」の立場から「脱原発を宣言し廃炉事業に入ろう」と呼び掛けたが、及ばなかった。
投票率は70・31%。同日実施された衆院鹿児島3区補選と市議選とのトリプル選となったが、前回を2・27ポイント下回った。当日有権者数は7万9795人(市選管調べ)。
★鹿児島県薩摩川内市 市長選挙結果
当 44816 岩切秀雄(70) 無現=民主、自民、公明、国民新推薦
9978 山口陽規(59)無新=共産推薦
鹿児島県薩摩川内市は、県の北西に位置する人口約9.8万人の市で、市長選は現職で2期目を目指す民主・自民・公明・国民新党が推薦する70歳の岩切秀雄氏に対して、 共産党が推薦する59歳の山口陽規氏が挑みましたが、
「向こう4年間が本市にとって厳しいことを認識した上で立候補した」とし、次世代エネルギーにおける企業誘致や観光振興などを訴えると共に、川内原発については「安全であるならば再稼働すべき」と述べた 岩切秀雄氏が44816票を獲得し、
現政権を批判して「命と暮らしを守る市政に転換する」と述べると共に、「川内原発再稼働を絶対に許さず、市民が安心して暮らせる街づくりへ進む道こそ希望がある」と脱原発を強調して9978票を獲得した山口陽規氏 に35000票近い大差をつけて危なげなく再選を決めました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/331378
任期満了に伴う薩摩川内市長選は28日投開票され、無所属現職の岩切秀雄氏(70)=民主、自民、公明、国民新推薦=が、無所属新人で共産党薩摩西部地区委員長の山口陽規(はるき)氏(59)=共産推薦=を破り、再選を果たした。市に立地する九州電力川内原発の再稼働の是非が最大の争点で、7月の鹿児島県知事選に続いて「再稼働容認」の現職が当選した。
福島第1原発事故以来、九州の原発立地市町での首長選は初めて。岩切氏は「再稼働が必要」と訴える一方、「財政健全化を進め、観光振興を図る」などと強調し支持を広げた。山口氏は「再稼働阻止」の立場から「脱原発を宣言し廃炉事業に入ろう」と呼び掛けたが、及ばなかった。
投票率は70・31%。同日実施された衆院鹿児島3区補選と市議選とのトリプル選となったが、前回を2・27ポイント下回った。当日有権者数は7万9795人(市選管調べ)。
★鹿児島県薩摩川内市 市長選挙結果
当 44816 岩切秀雄(70) 無現=民主、自民、公明、国民新推薦
9978 山口陽規(59)無新=共産推薦
鹿児島県薩摩川内市は、県の北西に位置する人口約9.8万人の市で、市長選は現職で2期目を目指す民主・自民・公明・国民新党が推薦する70歳の岩切秀雄氏に対して、 共産党が推薦する59歳の山口陽規氏が挑みましたが、
「向こう4年間が本市にとって厳しいことを認識した上で立候補した」とし、次世代エネルギーにおける企業誘致や観光振興などを訴えると共に、川内原発については「安全であるならば再稼働すべき」と述べた 岩切秀雄氏が44816票を獲得し、
現政権を批判して「命と暮らしを守る市政に転換する」と述べると共に、「川内原発再稼働を絶対に許さず、市民が安心して暮らせる街づくりへ進む道こそ希望がある」と脱原発を強調して9978票を獲得した山口陽規氏 に35000票近い大差をつけて危なげなく再選を決めました。