バレンタインデー、男性から女性に贈る「逆チョコ」 森永製菓 2009年1月7日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090106AT3K0600L06012009.html
森永製菓は6日、バレンタインデーに男性から女性にチョコレートを贈る「『逆』チョコレート」シリーズ3種類を13日に発売すると発表した。パッケージの題字「DARS」や「小枝」などを鏡に映したように反転させて表示し、「逆」を強調した。同社の調査によると、男性の7割が女性にバレンタインチョコを贈ってもいいと考えているといい、こうした需要を取り込む。
発売するのは「逆ダース(ミルク)」、「逆カレ・ド・ショコラ(フレンチミルク)」、「逆小枝(ミルク)」の3種類。価格は「逆ダース」が120円、「逆カレ・ド・ショコラ」が315円、「逆小枝」が179円で、いずれも味や価格は、通常の商品と同じ。
同社では「逆チョコ」と通常のパッケージの3種類の商品で、バレンタイン期間中は前年同期に比べ1.5倍の売り上げを目指す。
バレンタインデー:男性から女性への「逆チョコ」、OK7割 2009年1月8日 毎日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090108ddm008040037000c.html
バレンタインデーは男性も女性にチョコを贈る時代--。森永製菓が意識調査をしたところ、「男性が女性にチョコを贈ってもよい」と答えた男性が72.8%に上った。日本ではバレンタインに女性が男性へチョコをプレゼントするのが主流だったが、男性から女性への「逆チョコ」も定着してほしいとチョコレート業界は期待しているようだ。
調査は10~50代の男女それぞれ400人を対象にインターネット上で行った。「女性に求められればチョコを贈るか」との質問に90.8%の男性が「贈る」と回答。チョコの種類は、雑貨専門店で買えるおしゃれなチョコ(42.7%)▽コンビニエンスストアなどでの手軽なチョコ(34.2%)▽デパートなどでの高級チョコ(16.8%)と続いた。
「逆チョコ」を贈る気持ちについて(複数回答可)は61.0%が「感謝」、40.5%が「友情」とし、「愛情」の24.5%を上回った。
ちなみに、本家本元のバレンタインデーでは男女の愛の誓いの日とされ、男女関係なくプレゼントを贈っているようですが、日本では1960年に森永製菓が大々的にキャンペーンを行ったことから『女の子が好きな男の子にアプローチするためにチョコを贈る儀式』と化し、そのうち義理チョコやホワイトデーなどという日本独自の制度まで作り上げてしまったのですが、今度は逆チョコですか…(苦笑
当然森永製菓としては、日本流バレンタインデー市場を作り出した会社として逆チョコブームを盛り上げる自信満々のようですが、果たして前回のように上手く行くでしょうか…。
意識調査では逆チョコ容認派が7割を占めるなど感触は良好なようですが、日本の場合、かっては『女性の側からアプローチするのははしたない』という古典的な価値観が社会を支配していたからこそ、当時の女性の側が合法的に男性にアプローチする小道具としてバレンタインデーという儀式が上手く取り入れられた一面もあると思いますし、義理・感謝・友情需要もバレンタインデー&ホワイトデーで織り込み済。
おそらくチョコ会社もそのあたりをわかっているからこそ、最初は低価格の商品でしかも控えめの売り上げ予想をしているのだと思いますが、この動きが本当に広まるのかどうか、要注目です。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090106AT3K0600L06012009.html
森永製菓は6日、バレンタインデーに男性から女性にチョコレートを贈る「『逆』チョコレート」シリーズ3種類を13日に発売すると発表した。パッケージの題字「DARS」や「小枝」などを鏡に映したように反転させて表示し、「逆」を強調した。同社の調査によると、男性の7割が女性にバレンタインチョコを贈ってもいいと考えているといい、こうした需要を取り込む。
発売するのは「逆ダース(ミルク)」、「逆カレ・ド・ショコラ(フレンチミルク)」、「逆小枝(ミルク)」の3種類。価格は「逆ダース」が120円、「逆カレ・ド・ショコラ」が315円、「逆小枝」が179円で、いずれも味や価格は、通常の商品と同じ。
同社では「逆チョコ」と通常のパッケージの3種類の商品で、バレンタイン期間中は前年同期に比べ1.5倍の売り上げを目指す。
バレンタインデー:男性から女性への「逆チョコ」、OK7割 2009年1月8日 毎日
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090108ddm008040037000c.html
バレンタインデーは男性も女性にチョコを贈る時代--。森永製菓が意識調査をしたところ、「男性が女性にチョコを贈ってもよい」と答えた男性が72.8%に上った。日本ではバレンタインに女性が男性へチョコをプレゼントするのが主流だったが、男性から女性への「逆チョコ」も定着してほしいとチョコレート業界は期待しているようだ。
調査は10~50代の男女それぞれ400人を対象にインターネット上で行った。「女性に求められればチョコを贈るか」との質問に90.8%の男性が「贈る」と回答。チョコの種類は、雑貨専門店で買えるおしゃれなチョコ(42.7%)▽コンビニエンスストアなどでの手軽なチョコ(34.2%)▽デパートなどでの高級チョコ(16.8%)と続いた。
「逆チョコ」を贈る気持ちについて(複数回答可)は61.0%が「感謝」、40.5%が「友情」とし、「愛情」の24.5%を上回った。
ちなみに、本家本元のバレンタインデーでは男女の愛の誓いの日とされ、男女関係なくプレゼントを贈っているようですが、日本では1960年に森永製菓が大々的にキャンペーンを行ったことから『女の子が好きな男の子にアプローチするためにチョコを贈る儀式』と化し、そのうち義理チョコやホワイトデーなどという日本独自の制度まで作り上げてしまったのですが、今度は逆チョコですか…(苦笑
当然森永製菓としては、日本流バレンタインデー市場を作り出した会社として逆チョコブームを盛り上げる自信満々のようですが、果たして前回のように上手く行くでしょうか…。
意識調査では逆チョコ容認派が7割を占めるなど感触は良好なようですが、日本の場合、かっては『女性の側からアプローチするのははしたない』という古典的な価値観が社会を支配していたからこそ、当時の女性の側が合法的に男性にアプローチする小道具としてバレンタインデーという儀式が上手く取り入れられた一面もあると思いますし、義理・感謝・友情需要もバレンタインデー&ホワイトデーで織り込み済。
おそらくチョコ会社もそのあたりをわかっているからこそ、最初は低価格の商品でしかも控えめの売り上げ予想をしているのだと思いますが、この動きが本当に広まるのかどうか、要注目です。