石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

八重山教科書採択地区問題に関する視察で石垣島、竹富島を訪問!

2014-05-21 23:57:09 | 活動レポート

先にお知らせしていた通り、5月19日(月曜日)に、民主党文教科学部門会議による沖縄県・八重山教科書採択地区問題に関する視察を実施し、私も構成員の一人として参加してきました。以下、視察の概要を報告します。
 


(まずは沖縄県庁内で、沖縄県教育委員会の皆さんとの会合。終了後、メディアのぶら下がり取材に応対)


今回の訪問では、八重山教科書採択地区問題の当事者である沖縄県、石垣市、竹富町の教育委員会と直接お会いし、ヒアリングを行いました。それぞれ中身の濃い会合でしたが、得られた情報をごく簡潔にまとめると次のようになります:

【沖縄県教育委員会】竹富町を八重山教科書採択地区から切り離し、単独で採択地区に指定する方向で5月21日の教育委員会に諮る。認められれば、竹富町が単独で教科書研究など出来るよう支援する。 (石橋コメント)沖縄県教委として、改正教科書無償法に則った教科書採択地区の変更を、市町村教委の意向を出来るだけ尊重して実現しようという意志が感じられました。これまで文科省からの圧力にも屈せず、竹富教委の主張を支えてきた沖縄県教委の姿勢に敬意を表したいです。

【石垣市県教育委員会】八重山は一体であり、共同採択地区は今後も継続していくべきだが、公民の教科書について法違反をしているのは竹富町であり、石垣・与那国から歩み寄ることはない。 (石橋コメント)八重山は一体と言いながら、石垣側から歩み寄ることはないと否定されたのは残念でした。視察団の団長である中川・元文科大臣は、「和して同ぜず」という言葉を贈りました。八重山地域はこれからも一つだが、必ずしも全く同じである必要は無く、それぞれの自治体の特色を生かした取り組みをお互いに尊重しあっていくことが大事だ、という意味です。

【竹富小学校校長】竹富では、町内みんなで力を合わせて子どもの学びを支えている。教科書問題で混乱はなく、子どもたちの学力も秋田に近いぐらい高いレベルになっている。 (石橋コメント)現場の皆さんが誇りを持って教育に携わっておられることがよく伝わりました。一クラスの生徒数は少ないですが、子どもたちも元気いっぱい、勉強に励んでいました。

【竹富町教育委員会】竹富教委は地教行法に則って教科書選定に責任を果たしてきたし、竹富だけが教科書無償法違反というのは納得出来ない。民主党政権の時には無償法の対象にはならないが、町が独自に教科書を無償で子どもたちに配布することは問題ないと言ってくれたのに、自民党政権になったら急に法違反だからダメだと言われた。我々としては、単独で教科書採択を行いたいし、教科書研究も十分できる。将来的には、学校単位で教科書が採択出来るよう頑張って行きたい。(石橋コメント)私も、この3年間の竹富教委と文科省とのやりとりを全て確認しましたが、竹富教委の主張の方が正しいと判断しています。教委の皆さんが本当に自信と誇りをもって子どもたちの教育にあたっていただいていることを強く感じましたし、ゆくゆくは学校単位で教科書採択を出来るようにしたいという方向性もばっちりです。

ということで、タイミングも良く、充実した視察となりました。 

そして!

5月21日(水)に開催された沖縄県教育委員会の会合で、竹富町を単独で教科書採択地区として認めることが決定されました。良かった!

 ・教科書問題: 竹富に「満額回答」地区協内は不協和音(毎日Web 5月21日)

でも、まだ安心はできません。上のリンクの毎日新聞の記事にもあるとおり、これから沖縄県教委がその決定を文科省に報告することになりますが、文科省・・・というよりは、下村大臣をはじめとする自民党の文教族たちがすんなりその決定を認めるかどうかです。法律上、決定権は沖縄県教委にあるのですが、国(文科省)が助言、指導できるという規定があって、こういう規定をつかって意に沿わない自治体の決定にイチャモンをつけるのは自民党の常套手段。これまでも散々、竹富町に筋違いの強権発動をしてきましたからね・・・。

私たち民主党の文部科学部門としては、今後の展開をしっかりモニターしながら、沖縄県教委の決定が尊重されるよう、そして、竹富町教委が今後、無事、教科書選定のプロセスを履行できるよう応援していきたいと思います!
 

 
(石垣市教育委員会・玉津教育長との会談)

 


(竹富小学校の校長先生との会合)

 


(竹富小中学校の入り口にて)

 


(竹富島にて。とってもいい雰囲気です)

 


(竹富町長を表敬訪問)

 


(竹富町教育委員会の皆さんとの会談)

 


(石垣市長を表敬訪問。政治が教育に介入することはしないと断言!)


NTT労組退職者の会千葉県支部協議会の皆さんが国会見学(事務所だより) 

2014-05-21 15:37:04 | 雑記

今日はNTT労組退職者の会千葉県支部協議会から52名の皆さんが国会見学にいらっしゃいました。

昨夜から降り続いた雨は・・・午後になっても降り続き・・・集合写真は石橋議員と一緒に参観ロビーにて!

皆さまと意見交換もさせて頂きました!

今日は本会議が所要4時間で行われる予定でしたが、各議員に配布された田厚生労働相による趣旨説明に関する資料に誤りがあり、本会議は休憩、結局開かれずに終わってしまいました。

本会議傍聴を楽しみになさっていた皆さん、申し訳ございませんでした。

雨の中お越し頂き、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。またぜひお越しください!

 


情報労連・NTTクオリス労組の皆さんが国会見学(事務所だより)

2014-05-20 16:10:09 | 雑記

今日は情報労連・NTTクオリス労組より10名の皆さんが国会見学にいらっしゃいました。

朝一番の国会見学だったせいか、本会議場も貸し切り状態、第一委員会室もゆっくりと見学することができました。

参議院本会議場の傍聴席中央には、白いカーテンに囲まれている天皇皇后両陛下用の御傍聴席がありますが、

今まで一度も使われたことがないそうで、いつもカーテンに覆われています。

本当に席はあるの?百聞は一見にしかず!!参加者全員で椅子の存在を確認いたしました。

 

新緑に埋もれそうな伊藤博文の銅像を通り過ぎ国会議事堂正面へ、石橋議員も一緒に記念撮影。

見学後は、意見交換させて頂きました。

情報通信政策や働き方の問題などなど、今日も時間いっぱいの意見交換会となりました。

皆さま、ありがとうございました。またぜひお越しください!

 

 


今日は沖縄県八重山地区で活動します

2014-05-19 08:06:18 | 活動レポート

おはようございます。今日は各地で、気温が上昇しそうですね。なんだか寒暖の差が激しくて、体調を崩す方も多いようです。お互いに体調管理に気をつけて、今週も元気にがんばっていきましょう!

さて、土曜日の夜に、初めて沖縄県の石垣島を訪れました。日曜日は地元の支援組織の皆さんにご挨拶回りをさせていただきながら、結果的に石垣島を一周して、島内の様子を視察することも出来ました。県外からの移住者が増えている関係で、石垣島の人口は増えているとのことですが、せっかく移住してきたのに、石垣島の伝統や文化に溶け込もうとしない移住者も少なくなく、問題が生じるケースもあるようです。島の皆さんからしてみれば、島での生活にあこがれて移住してきてくれたのなら、島の生活を理解して溶け込んで欲しいと思うのも当然でしょうね~。

さて、昨日の夜、いったん沖縄本島に戻ってきて、今朝は那覇の沖縄県庁での沖縄県教育委員会との会談から行動開始です。その後、再び石垣島へ移動し、石垣市教育委員会の教育長さんと会談。船で竹富島に渡り、竹富島内の小中学校を視察したのち、石垣島に戻って竹富町教育委員会との会談を行います。最後に石垣市長と会談して、日程を終え、石垣から東京へ戻ります。

今回の視察は、この間、私も文教科学委員会で質問を続けてきた「八重山地区教科書採択問題」に関する民主党としての視察です。また視察の結果をこのブログで報告しますので、ぜひ引き続きフォローしていてください!

では、行ってきます!

 


コミュニケーションズ本部ユースコースで講演!

2014-05-16 23:56:16 | 活動レポート

今日は、朝8時から民主党有志議員による「教育政策懇談会」に参加して、9時半から議員総会、10時から参議院本会議。当初、所要3時間の予定だったのが、議事が早まって12時15分には終了。おかげで、国会見学に来て頂いたNTT労組テルウェル西日本グループ総支部の女性役員の皆さんに、ギリギリ駆け付けてご挨拶することが出来ました。

午後は、都内で開催されていたNTT労組コミュニケーションズ本郡のユースコースにお邪魔して、「政治学習会」のセッションで約50分間の講演。時間が限られていたので、今日は「情報通信政策の動向と今後の展開」に絞ってお話しして、グローバル化が進展する中で、ぜひ日本の事業者が世界市場で戦ってプレゼンスを高めていけるような新しい次元のICT政策を打ち立てて行こう!とメッセージを送りました。
 

 

今日の参加者は、社会に出てまだ2年目の若手の皆さん。ぜひ、次代を担う若い世代の今後の活躍を期待したいですね!