石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

福島原発作業員の安全・健康管理問題で東電の皆さんと協議

2011-05-25 23:55:57 | 活動レポート
今日の夜、民主党「雇用対策ワーキングチーム(WT)」の役員で、福島原発作業員の方々の安全・健康管理問題について、東京電力および東京電力労働組合の皆さんと協議しました。

18時30分から始まった会合は、延々と2時間以上。私たちから出した4ページにも及ぶ質問事項に対して、東京電力の方から丁寧かつ真摯な回答をいただき、それに基づいて議論を交わしました。

実際、私たちの質問は非常に広範囲に及んでいます。放射線被ばくを最小化するための取り組み、線量管理(外部被曝と内部被曝)、健康診断、雇い入れ時の研修と教育、労働・生活環境の改善、暑さ対策、医療体制の拡充、メンタルケア、食事・栄養の改善、休暇・休息の確保、雇用保障、今後の健康管理制度などなど。東京電力からの回答で、すでに出来ていること、出来ていないこと、取り組みや改善が必要なことなど、課題の整理が出来ました。

やはり、一番心配なのは協力会社、とりわけ建設会社の作業員です。事前研修や安全衛生教育の提供、休息や休暇の確保なども、すべて協力会社任せであることが確認出来たためです。今日の会合結果をベースに、全ての作業員について出来うる限り最善の健康・安全対策を確保することをめざして引き続き取り組んできます。

なお、懸案課題になっている「造血幹細胞の事前採取・凍結・移植問題」についても意見を交わしたのですが、その可否についてのオープンな議論の場を持つ考えについて、東電から前向きな言葉をもらいました。ぜひ、できるだけ早期に、愛媛大学大学院の谷川教授や虎ノ門病院の谷口先生らとの協力で、オープンな議論の場を持てるようにしたいと思います。

以上、取り急ぎの報告でした!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。