石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

「働き方改革WT」の第2回会合などなど

2010-10-26 23:33:25 | 活動レポート
今日の夕方、久しぶりに東京・青山の国連大学に行ってきました。ここには、国際労働機関(ILO)の駐日事務所が置かれていて、私が全電通の国際部長をしていた頃から何度となく訪れています。もちろん、ILOで勤務していた時代には、日本に帰国する機会がある毎にお邪魔して、いろいろと情報交換をしたものでした。

今日は、そのILOの長谷川駐日代表にお誘いをいただいて、同じく国連大学の中に事務所を構えている主だった国連組織のトップの皆さんとの懇談会に参加してきました。その場に来て下さったのは、ILOをはじめ、国連開発計画(UNDP)東京事務所、国連児童基金(UNICEF)東京事務所、国連ボランティア計画(UNV)東京駐在事務所、国際連合広報センター、そして国連人口基金(UNFPA)東京事務所それぞれの所長さんや広報担当の皆さんです。

約1時間の懇談会の中でいろいろなお話をさせていただいたのですが、特に(1)危機的なレベルにまで落ち込んでしまったODA(政府開発援助)の増額、(2)国連諸機関における日本人職員の増員という二点について、ぜひ政府や民主党に取り組んで欲しいという強い要請をいただきました。これは、私自身も全く同感で、政府与党としても取り組むべき課題だと思っています。今後できれば、国連ファミリーが合同で政府・与党に対して申し入れをしたいというお話でしたので、私の立場で可能な協力をさせていただきたいと思います。

さて、この会合に先立つこと約7時間、今日の午前中には、私が事務局長を務めている民主党政策調査会『働き方改革WT』の第2回会合を開催しました。今日は主に、内閣府と厚生労働省からワークライフバランスに関する具体的な取り組み状況についてヒアリングを行い、それをベースに参加委員の間で質疑応答・ディスカッションをさせていただくという内容でした。



実際、「仕事と生活の調和」という切り口で、内閣府や厚生労働省を中心にさまざまな施策が打たれています。しかし実態は、労働者の総実労働時間も高止まりしていますし、女性労働者のいわゆるM字カーブの解消も一向に実現されていません。この点、政府がこれまで行ってきた施策が果たして本当に有効だったのか否かという観点でしっかり検証しないと、いろいろな施策を打っているからいいのだということでは何年経っても問題は解決されません。今後は、引き続き政府の施策の検証を行いながら、労使団体や地方自治体などの具体的取り組みについてもヒアリングを行っていきたいと思っています。

また、午後に行われた「子ども・男女共同参画調査会」では、(1)第三次男女共同参画基本計画(案)、(2)子ども・若者白書、(3)子ども・子育て新システムなどについて議論しました。特に、子ども・子育て新システムの幼保一元化について、参加メンバーの間で意見交換し、認識を深めあうことができました。私自身、この幼保一元化についてはまだまだ分からないことも多かったのですが、今日のディスカッションでかなり政府が考えている方向性が見えてきました。ただ、まだ煮詰まっていない部分も多く、今後この政府の考え方が正しいかどうか、しっかり議論して確認していきたいと思います。

ところで、来週の月曜日(11月1日)、参議院の行政監視委員会で初めての質問に立つことになりました。いや~楽しみです。主に、労働行政の問題について質問する予定にしていて、すでに骨子は出来ていますが、これからじっくり詳細を詰めていきます。NHKなどでの放映はありませんが、インターネットではご覧いただけますので、ぜひ応援して下さい!

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