いわゆる神の存在証明がもたらす意味について

創造主である神の存在証明をして、この神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。

F・ベイルズ博士著 大原武夫訳 精神力の魔術 ダヤモンド社 原著

2009-11-28 22:44:53 | 一口解説/一口メモ
○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                                 Z→→→Z


○このブログを初めて初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01


○F・ベイルズ博士著 大原武夫訳 精神力の魔術 ダヤモンド社 1967年の原著がインターネットのアマゾンで買えます
 F・ベイルズ博士著 大原武夫訳 精神力の魔術 ダヤモンド社 1967年は、絶版です。
 しかし、この本の原著は、インターネットでアマゾンの洋書扱いで買えます。

 Frederick W. Bailes  Your Mind Can Heal You

 アメリカでも読み継がれている良書のようです。
 但し、アマゾンのインターネットの画面には、同じ本が3つの出版社から出ています。

 1 白い表紙の本 A New Thought Healing Classic 一番のお勧めのもの 一番安いし活字も綺麗。見出し付 但し活字が小さい。
 2 ニスを塗った茶色の板の上に本のタイトル 1より値段が少し高い。活字に一部欠けあり。一部インクの滲み。活字は1よりも大きい。
 3 Your Mind Can Heal You 1941 大原訳の原著。版が痛んでいて、活字の一部が欠ける頁があります。値段も高い。

○ベイルズ本を読むのに一般法則論が役立ちます
 国語で書いてある本でも、自分がよく知らない分野の本は、読んでも理解できないものです。例えば、私にとって原子炉の構造を説明している本。
 特に、その文の中にそれとかあれとかいう代名詞が出てくるとき、その本が扱っている世界全体/システム全体について予め知識がないと、何を指しているのか、文脈を分析しても分からないことがあります。
 しかし、辞書を片手にして読める外国語で書かれた本でも、自分が既によく知っている分野の話ならば、読んで容易に理解できます。
 ベイルズさんの本では、一般法則論で説明している世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの説明がありません。
 しかし、ベイルズさんは明確に説明してはいませんが、一般法則論で説明している、世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みを暗黙の下敷きにして話を進めています。
 そこで、一般法則論でこの世界の成り立ちと仕組みをよく理解していると、ベイルズさんの本の記述の理解がその分容易になるでしょう。
 一般法則論は、更にベイルズさんが自覚的に意図的に或いは完全完璧には説明をしていない以下のようなことについても、よく説明をしています。
 世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みとその存在目的、「創造主である神/Ω神の存在証明」や心の存在証明、意識のある心の存在目的、ヒトの存在目的や存在理由、ヒトの生き方の原理とこの実際ということに関する自覚的な知識という考え方など。

○大原訳は原著の記述の順序をかえるなどしていますが名訳
 大原訳は原著の記述の順序をかえたり原著には無い文を書き加えるなどしていますが名訳だ、と分かりました。
 絶版の本ですが、何かの機会に手に入るようでしたら、手に入れるのが良いでしょう。

 円高が進んでいる内に、と思いました。
 ただ、私がこれらの本を買ったときよりも円高が進んでいるのに、それが価格にはまだ反映されていません。
 と言っても300~400円位高いだけのことです。

 
 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

ジョン・W.モファット/著 水谷淳/訳  重力の再発見 を手にして 

2009-11-28 11:44:46 | 一般法則論
○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                                 Z→→→Z


○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01

○自然法則とエネルギーとの関係も自然法則の働き方の原理の存在も知らないで・・・
 久しぶりに書店に出掛けました。
 何冊か目に付いて手にした本の中に、次の本がありました。

ジョン・W.モファット/著 水谷淳/訳 重力の再発見 アインシュタインの相対論を超えて  早川書房 2009年11月

 ご存知のように、重力のような宇宙全体の成り立ちと仕組みを説明する理論であるアインシュタインの相対性理論と、電子のような小さなものを扱う量子論とを一つの原理で説明することを、科学者はこれまで色々と試みてきましたが、未だこれに成功していません。
 この本の著者もこの試みをしている科学者の一人のようです。
 そして、アインシュタインの相対性理論と量子力学理論との理論的な統合を目指すことに関連して、私にとっては初めて知る重力理論を含めて、重力を説明しようとする、422頁もある分厚い本です。
 しかし、この本の著者も、自然科学とは、この世界の成り立ちと仕組みを、特に「物質」と私たちが名付けて呼ぶもので出来ているこの世界の成り立ちと仕組みを、自然法則+エネルギー一体不可分の法則(注記1)の働きの現われとして解明する学門だ、という自覚的な知識をお持ちではないようです。
 言い換えると、この本の著者も、重力理論でこの世界の成り立ちと仕組みの解明を言う前に、科学という学門をするのには必要不可欠なはずの以下のような基礎的で基本的な問いをして、これに自覚的に意図的に答えることを一切しないで話を進めています。

 自然法則とは何か?
 エネルギーとは何か?
 自然法則の働き方の原理は何か?
 自然法則とエネルギーとの関係はどうなっているのか?
 自然法則とエネルギーとが一体不可分でこの世界をどのように造っているのか?
 自然法則とエネルギーだけで、そこに高度な知性の働きを発見することが出来るがこの世界の成り立ちと仕組みが造れるのか?
 この他。

 この世界の成り立ちと仕組みを造っているこのような法則や原理の解明しないで、この世界の成り立ちと仕組みを解明しようとするのは、学門として変だし、間違っている!!! とはっきりと言うべきでしょう。
 しかし、個人的には、こう言い切ることが出来るようになるまで、何年も葛藤がありました。

○注記1 自然法則+エネルギー一体不可分の法則という表記
 自然法則とエネルギーとは、Ω神が造った世界Ⅰ~世界Ⅴからなるこの世界の成り立ちと仕組みの中で、一体不可分で存在し、一体不可分で働いて物質的な世界を造っています。この実際の活動は、世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)の中で、世界Ⅲから始まりました。
 そこで、これまでの一般法則論の文の中では、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き、という表現をしてきました。
 これに加えて、先の文から、自然法則+エネルギー一体不可分の法則という言い方もすることにしました。これは、その法則性を意識しての表現です。
 注記1の終わり

○私が間違っているのでは・・・
 この世界の成り立ちと仕組みの造っている自然法則+エネルギー一体不可分の働きの存在。
 二十三歳の時に悟りの体験をして、この体験により、Ω神が造っているこの世界の成り立ちと仕組み(世界Ⅰ~世界Ⅴ=天然自然の世界の自然史)+Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)が作っている世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)=ヒトが作った人類史の全体が分かり、これをちゃんと理屈で説明しようと試みはじめました。
 しかし、三十年以上も前から、一般法則論的な理解では、この世界の成り立ちと仕組みを造っている自然法則+エネルギー一体不可分の働きの存在を知らないでこの世界の成り立ちと仕組みを解明しようとする上記の本のような例に接して、私の考えは間違っているのでは・・・、と深刻に悩むようになりました。
 何しろ、私は、私たちが存在しているこの世界の成り立ちと仕組みの解明を学問的に自覚的に意図する科学的研究者としては素人で、相手は物理学でノーベル賞をもらったりしている方々なのです。
 しかし、身の周りにあるヒトが作った文化・文明的な諸文物は、自然法則+エネルギー一体不可分の法則で作られているのは明らかです。
 それどころか、自然法則+エネルギー一体不可分の法則の働きだけではそれらは作ることができません。
 ヒトが文化・文明的な諸文物のいわば創造主である神になり、自然法則+エネルギー一体不可分の法則をいわば道具にし素材にしてそれらを作っている、ということさへ出来るのです。
 しかも、悟りの体験を通して既に私が知っている知識では、ヒトが文化・文明的な諸文物を作るのに使っている自然法則+エネルギー一体不可分の法則は、Ω神が天然自然の世界の成り立ちと仕組みを造るのに使っているのと全く一つ同じものなのです。
 また、自然法則+エネルギー一体不可分の法則を自覚的に意図的に文化・文明的な諸文物を作るためにヒトが使えるのは、ヒトがΩ神の化身かつ分身の存在として生まれているからです。
 しかし・・・。

○注記2 絶対的無意識の存在のΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒト=Ω人/オメガジン=意識のある心を持ったΩ神
 Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)について、Ω人(オメガジン)と一般法則論で勝手な命名。
 Ω人は、世界Ⅴで絶対的無意識の存在のΩ神が意識のある心を持つΩ神として誕生し、世界Ⅰ~世界Ⅶからなる世界全体の仕組みの中で、世界Ⅰに立ち返って意識のあるΩ神として活動するように運命づけられている存在。
 なお、世界Ⅰは、世界Ⅱ以下を絶対的に超越して存在する「永遠に今、ここ」のみの世界。空の世界。完全完璧な絶対的な神の国の世界。
 注記2の終わり

○間違っているのは私では無いという確信
 長い話をはしょって結論だけを言えば、特にここ数年で、科学者一般は、この世界の成り立ちと仕組みを自然法則+エネルギー一体不可分の法則で説明している自覚がないのだ、ということを確信すようになりました。
 そして、自然法則とは何か、エネルギーとは何か、自然法則とエネルギーとの関係はどうなっているのかなどについて、科学者一般は、何の自覚的な知識もないのだ!!!!! と断言できるようになりました。
 言い換えると、一般法則論者の私がしているこの世界の成り立ちと仕組みに関する説明の試みは正しいのだ、と確信するようになりました。
 で、課題は、一般法則論を科学者一般に受け入れられるように説明するにはどうするか、ということになりました。

 以上、本屋さんで手にした本で一般法則論について思ったことを述べました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。