~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

今日は、機関点検日でした。

2016年02月28日 | 消防

本日は、日曜日。店は定休日で お休みです。

 

私の店では、私と店長が 地元の消防団に所属しています。

街の電気屋さんで、消防団に入っている人って けっこう多いんですよ。

 

当店は、アトムチェーンに加盟していますが このチェーンには、

870店の電気店が加盟していて、毎月 各地で社長会議を行います。

私の場合、福岡会場に行きますが ここには九州全域と山口のお店が集まります。

 

会議ですから、商品情報や販促・イベントの検討・市場動向などについて

勉強しますが、休憩時間には お互い同業者なので商売や家族の話なんかもしますね。

そんな雑談中に、時々 消防の話もあります。

みなさん、各地で 頑張っておられますね。

 

 

さて、本題に戻って 阿知須分団の場合、定期的に消防車両を消防署に持ち込んで

点検・整備・実際の放水テストなどを行います。

 

 

 

 

 

まずは、真空テスト。ポンプ車の吸管の先に測定器を装着して、真空をかけます。

その状態で、長い吸管をゆすったりして 真空状態が保たれるかテストします。

吸管にキズや割れがないか、確認するわけですね。

 

ここから空気が混入すると、いったん水が上がっても 落水してしまいます。

 

機密性、OKです!

 

 

 

 

 

 

次は、実際の水出しテストです。

 

ポンプ車、可搬ポンプともOK。バッチリです。

 

可搬ポンプ、2番目の写真の持ち運びできるポンプなので可搬と呼んでいますが、

右側の機関員の左側で、二人の団員がポンプを支えているでしょ?

これ、何もカッコつけてるわけじゃありませんよ。

 

このポンプ、B-2級の最新型でパワーがあります。

全開にすると、圧力計のゲージは 0,7MPa(メガパスカル)以上になります。

 

まあ、実際の現場で全開で送ることは少ないのですが、テストなので全開にします。

すると、放水の反動でひっくり返りそうになるので、支えているんです。

 

火災現場では、こうしたチームワークが1番重要ですね。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、消防署のご好意で空気呼吸器の使用説明と、実際の装備経験をさせていただきました。

 

まあ、消防団員がこれを装着して 現場に突入・・・・なんてことはありませんが、

やはり 知っておく、体験しておく、というのは大切ですね。

おかげさまで、いい経験になりました。

 

今さらですが、火事は たいへん恐ろしいものです。

一瞬にして、大切な財産や 命までも奪ってしまいます。

私も、過去 たくさんの火災現場を見てきました。

 

もし、住宅用火災警報器を設置されてないようでしたら、

早急に 取付されるようにお願いします。

イザという時、大切な命を守ってくれます。

 

取付場所は、基本的に寝室と寝室がある階段上部です。

ご自分で、簡単に取付できます。

 

高い所で、難しければ 当店でも取り扱っていますのでご相談ください。

 

今日は、せっかくの日曜日でしたが 団員の皆さんも たいへんお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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