~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

山口市消防職団員 合同訓練

2021年11月07日 | 消防

本日は、10月31日に行われた 『消防合同訓練』の様子をご紹介します。

この訓練は、災害現場において常備消防と消防団との連携を円滑に行い、

技術と知識の向上を図るものです。

山口市といっても広いので、各ブロックに分けて実施されます。

当ブロックの場合、阿知須・井関・佐山の3分団が参加。

 

まずは、搬送要領。

災害時に、負傷者を搬送する仕方ですね。

二人で一人を搬送する場合、こうして持ちます。

 

 

 

 

簡単なようですが、負傷者の腕の持ち方がポイントになります。

次は、「とび」と「毛布」を使った搬送です。

「とび」とは、火災時に壁や窓を破壊するための道具で、棒の先に曲がった金具がついています。

消防ポンプ車には、常時2本装備してありますね。

とび2本に毛布を巻いて、

 

 

 

 

こんな感じで、抱えます。

一見、落ちそうですが 大丈夫!

これは、現場で役にたちますよ!!

 

次は、ホースカーの取扱要領。

ホースカーとは、ホースを入れたリアカーのようなものです。

 

 

 

 

このホースカーにホースが9本入っており、1本20mですから 180m延長できます。

火点が水利から遠いケースでは、威力を発揮します。

 

そして、次はいよいよ実戦編。

実際に放水します。

まずは、屋外での座学。

 

 

 

 

無圧水利・有圧水利の部署要領、ホース摩擦損失、中継要領を再確認。

こうしてみると、いくつになっても学習って必要なんですねぇ。

自分が子供のころは、大の勉強ギライでした。

そのクセ、今では孫に『勉強しろ!!』と言ってますけど・・・・。

 

さて、実戦です。

ポンプ車の吸管を延長。

 

 

 

 

防火水槽に投入!!

 

 

 

 

そして、吸水。

実際に水が上がっているか 確認。

 

 

 

 

OK !!

 

 

 

 

実は、前回のブログで中高層建物火災の記事を載せましたが、4日後の24日 日曜でしたが、

午後9時過ぎに一般住宅の火災があり、再び出動しました。

全焼でしたが、幸い負傷された方がいなかったのが幸いでしたね。

残火処理などもあり、私も団員も家に帰ったのが 午前2時前でしたよ。

そうした経緯もあり、今回の訓練は気合の入ったものになりました!!

 

今回の訓練は、午前9時から正午まで ビッチリと実施。

中身の濃い訓練で、良い経験になりました。

 

消防職員・団員のみなさん、大変 お疲れ様でした!!

 

 

 

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