山口を代表する観光地のひとつとして、『サビエル記念聖堂』があります。
山口市民の憩いの場としても、親しまれていますね。
フランシスコ・ザビエルの来日400年記念として1952年に建てられましたが、
1991年に失火により、全焼。
1998年に再建されたのが、現在の『サビエル記念聖堂』になります。
ここのパイプオルガンは結構有名なようで、一度 機会があれば聴いてみたいと思っていました・・・・。
その「機会」がありましたよ!!
建物の外観は、こんな感じですね。
パイプオルガンもさることながら、フルートの演奏も聞けるということで、
非常に楽しみです!!
生の音を聴く機会など、めったにありませんから。
演奏前の聖堂の室内が、こちら。
ステンドグラスの窓は やはり威厳がありますね。
思わず、厳粛な気持ちになります。
そして、パイプオルガンがこちら。
いかにも、重厚な音色を奏でそうですね。
すごい迫力ですよ。
演奏者は、『オルガン 寺岡恵美』・『ポジティフオルガン 夏川順子』・『フルート 足立智子』さんです。
音楽業界では、名の知られた方々のようですね。
私が、知らないだけで・・・・・。
ポジティフオルガンとは、小学校の音楽室にあるような普通の大きさのオルガンですが、
非常に珍しいものらしく、「これを弾くには山口に行くしかない!」そうです。
さて、演奏が始まりバッハの「最愛のイエスよ、われらここに集いて」やウクライナ民謡の「夢は窓辺を過ぎて」など、
9曲が披露されました。
やはり、パイプオルガンの音には圧倒されますね。
それに、フルートの楽器自体はもっと小さいものだと思っていましたが、実物は結構な大きさと長さがあります。
しかも、聖堂内の音響効果もあるんでしょうけど、想像以上の大きな音が出ますねぇ・・・・。
これには、びっくりしました!!
最後に、フルートとポジティフオルガンによるリクエスト演奏がありました。
曲目は、なんと 井上陽水の『少年時代』!!
思わず、後の席の年配の男性から 「オゥーーーーーーーー。」という声が・・・・・。
やっぱり、知ってる曲だと親しみがありますよね。
この演奏は、お世辞抜きで 最高でした!!
フルートとポジティフオルガンの音色が、まさにこの曲にピッタリで、
演奏と共に 私も『少年時代』の過去に戻り、目頭が熱くなりました。
いやあ・・・・、良かったですよ!!
おかげ様で、有意義な一日になりました!!