~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

阿知須方面隊、『ヨシ焼き』に警戒出動!

2020年03月09日 | 消防

山口県立きらら浜自然観察公園の『ヨシ焼き』に、地元消防団員として参加しました。

公園ヨシ原の環境維持のために、毎年行っているものです。

今年は、約2haを焼き払って病害虫を駆除し、ヨシの良好な生育を促します。

さて・・・・・、

 

『集合 終わり!!』

 

という感じで、ボチボチと参集。

 

 

 

 

 

本日は、阿知須方面隊から阿知須分団 7名、井関分団 6名の団員が参加しています。

時は、3月7日 土曜日の午前9時ごろですね。

自然公園をご存知ない方のために、簡単に説明しますと こちらが「ビジターセンター」。

 

 

 

 

ここから外を眺めると、

 

 

 

 

こういった感じで、一望できます。

室内には、

 

 

 

 

 

 

 

 

こういった感じで、自然の野鳥を観察できます。

残念ながら、コロナの影響で今月16日まで休館していますが、

17日から通常業務を再開するそうです。

お子様と一緒に来館されると、けっこう喜ばれると思いますよ。

 

さて、いよいよ 火入れ開始!!

 

 

 

 

順調に、予定していた「ヨシ原」を焼き尽くすことができました。

 

 

 

 

余談ですが、防火衣にヘルメット姿で管内をパトロールしていると、

女性記者の方から、質問を受けました。

「消防団の方々は、出動されて 何をされるんですか?」

「何をするって、アンタ・・・・・。」

 

少々、ガッカリ・・・・。

予定外の場所に延焼した場合の消火や、万一 けが人が出た場合の対応をするんですよ。

まあ・・・・、そんなことを丁寧にご説明すると納得されましたねえ。

聞けば、秋吉台の野焼きにも取材にいかれたそうです。

もっとも、消防団は 活躍する場が無い方がいいんです。

平穏無事だということですからね。

 

おかげさまで事故も無く、無事に終了!!

 

参加されたボランティアの皆さん、そして公園職員の皆さん、

たいへんお疲れ様でした!!

 

 

 

 

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令和2年 山口市消防出初式

2020年01月13日 | 消防

山口市消防出初式が、1月12日に山口南総合センターで挙行されました。

まずは、屋内式典ですね。

阿知須分団の女性団員も、渡辺市長から『功労賞』を授与されました!!

 

 

 

 

キビキビした動作で壇上に登り、授与完了。

 

表彰、おめでとうございます!!

 

式典が終わると、屋外行事に移ります。

すでに、会場は一般来場者の方々で一杯ですね。

 

 

 

 

屋外式典は、力強い『まとい隊』の演技でスタート。

 

 

 

 

江戸時代からの伝統で、やはり勇壮なものです。

当時の「火消し」の心意気が偲ばれますね。

 

その後、徒歩隊・車両隊による観閲行進。

 

 

 

 

この隊列行進、縦横の列を崩さず 尚且つ背筋を伸ばして

元気よく歩くわけですが、簡単なようで結構難しいんですよ。

日ごろは、こんな歩き方 しませんからねえ・・・・。

これが「ビシッ!」と出来ている分団は、普段からよく訓練し

統率の取れている分団だと思って間違いないですね。

 

そして最後は、一斉放水!!

放水担当の筒先員が、勢揃い。

 

 

 

 

怪我の無いように、しかし確実に放水できるように準備万端!

合図とともに、一斉放水!!

 

 

 

 

観客席からも、一斉に拍手と歓声が沸き起こります!

見事に、最後を締めてくれました!!

 

さて、珍しいものをご紹介しましょう。

渡辺市長・消防長が乗車して、検閲に使用した車両です。

 

 

 

 

 

ニッサンのサファリです。

いまどき、こうしたオープンカーは滅多に見れませんよ。

ただ、こうした行事には打って付けではあります。

かなりの年代物ですが、キッチリ整備されているようです。

 

じつは、昔 阿知須分団にも同じ「サファリ」が配備されていました。

ただし、屋根は付いていたものの、ドアが無いのは同じです。

ですので、当時現場に着いたらすぐ放水準備が出来ましたね。

 

なにしろ、ドアが無いので すぐ降りれますから・・・・。

 

あのころは、私がサファリの「機関員」だったので、火事があるたびに

「サファリ」を運転して現場に直行。

火災現場に、1番乗りすることが多かったですね。

今と違って常備消防は無く、阿知須の火事は消防団だけが頼りだった時代ですので、

それなりに先輩消防団員の方々も、気合が入っていました!!

現場では、怒号が飛び交いましたね。

みんな、一生懸命でしたから・・・・。

 

冬は寒いし、夏は暑い。雨の日は、ズブ濡れ。

そんな『サファリ』でしたが、当時は『最新鋭の四駆ポンプ車』だったので、

宝物のごとく大切に乗っていました。

出初式の前には団員総出で洗車して、ワックス塗布をして、真鍮磨き。

良くも悪くも、それが当たり前でした。

きっと・・・・、この『サファリ』にもそんな時代があったんでしょう。

 

さて、出初式も無事に終わりました。

今年1年、火災や災害の無い 平穏な年であって欲しいものです。

 

消防団員、及び消防職員の皆様 大変お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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消防訓練

2019年04月22日 | 消防

4月から新年度を迎え、山口市では消防団の訓練が集中して実施されています。

まずは、新入団員一日訓練。

この1年間に新たに入団した団員に、消防の基礎を学んでもらいます。

場所は、山口南消防署ですね。

最初は、規律訓練。

敬礼の仕方から。

 

 

 

 

続いて応急手当。

胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使い方を消防団員の指導員が丁寧に教えます。

これを知っておくと、役に立ちますよ!!

 

 

 

 

午後からは、実際にポンプ車を使ってホースの巻き方や放水訓練を行います。

もちろん、男女の分け隔てなく 女性団員も放水を体験します。

 

 

 

 

昨年から、各分団にダブルコントロールノズルが配備されましたので

今回の訓練でも使用しています。

この筒先はいいですよ!!

放水量(ノズル口径)が自由に変えられ、噴霧への切り替えもワンタッチ、

必要に応じてシャットオフもできます。

実際の火災現場で、威力を発揮します!!

 

朝早くから夕方まで、文字通りの『一日訓練』。

新入団員の皆さん、大変お疲れ様でした!!

 

 

また、方面隊単位で訓練も実施しています。

本日は、中部方面隊の一日訓練です。

湯田・宮野・大殿・白石の4分団で訓練を行います。

こちらは、より実践的な訓練内容になります。

 

 

 

 

災害に備えて、『土のう工法』。

 

 

 

 

水位が無い用水路を、ポンプ車に積んであるハシゴとブルーシートを使い、

せき止めて水位を確保する訓練。

 

 

 

 

低水位ストレーナーを使って、実際に吸水。

 

 

 

 

消火栓から給水して、圧力計・連成計の運用も再度確認します。

機関員なら当然知っていますが、やはり一般の団員も知っておいたほうが

いいですからね。

 

 

 

 

夏日を思わせる暑い一日でしたが、中部方面隊の皆さん・

消防職員の皆様 大変お疲れ様でした!!

 

山口市では、今年1月からすでに25件の火災が発生しており、

5名の方が亡くなっておられます。

さらなる被害を防ぐためにも、今一度火の元を確認していただき、

火災警報器を設置していないお宅がありましたら、是非設置をお願いします!!

 

 

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震災対応総合訓練

2019年03月21日 | 消防

早いもので、東北大震災から8年が過ぎました。

現在最も懸念されるのが、南海トラフ地震ですね。

今後30年以内に、80%以上の確率で発生するという予測もあります。

被害をゼロには出来ませんが、事前の準備や訓練で被害を最小限に抑える事は可能です。

そうした信念のもと、山口消防が『震災総合訓練』を実施しました!!

時は3月16日、場所は小郡訓練場です。

 

まずは、消防団の団員で組織された「救助部隊」が現場到着!

 

 

 

 

道路をふさいでいる巨木を、エンジンカッターで切断し撤去、

通路を確保します。

 

 

 

 

救助部隊の団員は、こうした特殊器具の訓練を積み重ねており、手慣れたもんです。

アッという間に、撤去完了!!

 

さすがです!!

 

本職のレスキュー部隊も到着。

捜索を開始しました!!

 

 

 

 

建物内に、要救助者がいるという前提でコンクリートを破壊。

 

 

 

 

当日は雨交じりの悪天候でしたが、本番さながらの真剣な訓練が続きます。

要救助者を発見、担架で搬送。

 

 

 

 

当日の訓練には、女性団員や地元の小学生も参加。

 

 

 

 

雨に濡れながらも、頑張ってくれました!!

私も山口県消防学校で、救助訓練のカリキュラムを受講したことがあります。

その時の教官がレスキュー隊の隊長さんでしたけど、休憩時間に「消防団にレスキュー技術を教える

時代が来るとは、思わなかったよ。」と言われていましたねえ。

昔から消防団と言えば、火災対応でしたから・・・・。

 

山口消防では、消防職員と消防団員が協力して合同訓練を定期的に実施しています。

訓練で得た経験は、必ず役に立ちます。

 

訓練に参加されたみなさん、たいへんお疲れ様でした!!

 

 

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きらら浜自然公園 『ヨシ焼き』

2019年03月02日 | 消防

阿知須には、「山口県立きらら浜自然公園」がありまして、自然の野鳥を観察できますね。

ヨシの良好な生育を促すと共に、病害虫を駆除する目的で毎年 『ヨシ焼き』が行われます。

本日 3月2日の土曜日、今年も実施!!

こちらが、ビジターセンターです。

 

 

 

 

 

室内には、たくさんの望遠鏡が備えられており、気軽に野鳥を観察できます。

 

 

 

 

いろんな展示もあって、勉強になりますね!!

 

 

 

 

毎年恒例ですので、地元の放送局も取材に来ています。

 

 

 

 

出動要請があって、阿知須分団・井関分団から各1台ずつポンプ車を配備して警戒にあたりました。

 

 

 

 

さて、午前10時 いよいよ火入れです。

 

 

 

 

風もなく、ヨシも湿っていたせいか、最初はなかなか燃えなくて関係者はヤキモキしましたが、

やがて勢いよく燃え広がりました!!

 

 

 

 

今年も、怪我や事故もなく無事終えることが出来ましたので、ホッと一安心ですよ。

 

関係者の皆さん、たいへんお疲れ様でした!!

 

 

 

 

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