知事要望の前に、八頭郡の3町長に面談の時間を作っていただきました。
日々、まちのことを考えておられる首長の言葉には、本当に重みがあります。金児智頭町長からは、毎回になりますが、皆伐再造林についての思いを聞きました。どうしても再造林には、時間もコストもかかるので、そこまで面倒みる人がいるのか、また、花粉抑制の苗が良い材になるのか、早く大きくなる苗も同じで、これまで木目の詰まった智頭や若桜の杉を育ててきた育成方法を変えることができるかどうかなど課題があるので、そのことを踏まえて政策を考えてほしいということでした
また、砂防堰堤の要望についてもなかなか事業化してもらえず、町内でも1か所くらいしか把握していないので、浚渫(しゅんせつ)しないと言っているが、新しくすることも必要だが、古いものを浚渫していくことはどうか聞いてみては?ということでした。全く同感で常任委員会などで聞いてみようと思います。
上川若桜町長からは、同様に皆伐再造林について、智頭町長と同様の意見で、県が国の方向性を推進したいので、豊かな森づくり協働税の対象事業から間伐補助金を外す説明をされたことを聞きました。それを受けると自分の所の森林環境譲与税を使うことになるので、他の事業ができなくなるということでした。
また、若桜駅の跨線橋の話題になると、パブコメの結果も知っておられ、反対意見も多くあることを知った上で、議会も承認しているので進めるということでした。反対意見の方々にしっかりと説明をするということですので、納得してもらえる説明とやって良かったという結果も出す努力を期待します。
よし田八頭町長からは、人口減少への対応についてお願いされました。子育て支援など手厚くしても市内に出て行ってしまうということで、若い世代の求めているところは違うのではないかと言っておられました。診療所支援の詳細も教えていただきましたし、丹比トスク跡地利用についても聞かせていただき、今、悩んでおられる船岡の買い物場所の確保についても話していただきました。他の事業者もあるので、バランスを取らないといけないので、思い切ったことがしにくいということでした。客観的にみて、何か気づいたことがあれば教えてくださいと言われ、タクシー業者とともに運営する公共交通について考えてみようと思いました。幹線は良いとして、支線の高齢者のことも気にかけておられました。
お忙しい中、時間をとっていただきありがとうございました。良い報告ができるように行動していこうと思います。