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岩美町さんが武蔵野市と交流をされていて、若桜町も「家族ふれあい自然体験」の受け入れ地として関わりがあるので、その事業を含めた関連事業について研修をさせていただきました。都会だからこそ、自然体験をしっかりさせたいという思いから、かなりの予算を使ってのセカンドスクールという事業などがたくさんあり、武蔵野市の教育環境は、都会ながらにして恵まれているなあと感じました。
学習指導要領の改訂に伴って、授業時間数が増加し、あまり行事に時間を使えなくなってきているので、学校現場では、様々な意見が出ていることを想像しつつ、武蔵野市の教育委員会の方に痛い質問をしてしまいました。でも、根本的によい事業なので、続けていってほしいと思っています。逆に田舎の若桜町は、受け入れ先としてどんなことに注意しながら、どんなことができるのかなあと考えながら聞かせていただきました。そこで、受け入れ先の条件みたいな所を質問すると、とにかくねらいにそっていれば、かえって不便でもよく、そこから子どもたちに考えさせるようにしていけばよいそうです。関東からの受け入れは難しいと思います。だから、関西方面の学校も自然体験を取り入れてくる学校が増えてくると思われるので、今ある所をしっかりアピールして、たくさんの誘致ができるのではないかと思いました。
公共交通でも民間のバスにお願いして走らされていて、若桜とは全く条件が違っていますが、高齢者の方に乗ってもらえるように工夫されています。小さな路地を小さめなバスをくまなく走らせておられ、とにかくバス停を200mおきに設置して利用者は多く、スムーズに運営されているようです。
P.S
やはり外見からは議員としてみてもらえない所が多かったですが、あとで「担当の専門の方かと思いましたが、議員さんなのですね。失礼しました。質問の内容から納得させられました。」とお褒めのお言葉をいただき、自信になりました。ありがとうございます。
研修2日目は、東秩父村のバス、タクシー、福祉・過疎地有償運送 についての話を聞かせてもらいました。若桜の半分くらいの人口で、9年前は4000人だった村の様子を見させてもらいました。ここは、村営バスや民間のバスなどいろいろな交通手段があり、話を聞かせてもらっても改良をしていかないといけない感じを受けました。その中で、福祉・過疎地有償運送は、順調に運営されているように話されていましたが、村営バスに多額の補助を出していて、でも、辞めるわけにはいかず、苦慮されているようです。
若桜町としては、どうすればいいのかを夕食の時に話し合いました。今、学校への通学に町営バスを使っていて、そのときだけは、満員過ぎて立ち乗りどころか、降りたい所でなかなか降りられない状況なので、バスはいるだろう。でも、その他の時間は、少なすぎて空を運転する状況なので、デマンド交通でタクシーを運営して、町営バスとデマンド交通の併用がいいんですかと言うと、結局、バスと乗用車と維持費がかなりかかるので、効果的ではなく、デマンドを導入するのなら、スクールバスを復活させるのがよいのではないか、また、そのバスの所を、氷太くんの送迎バスを利用してやってはどうかなど議論しました。あまり専門でない分野だったので知らないことが多かったですが、視野が広がり意見ができる所までになったかなあと思います。