内容は、「人・組織のマネジメント」倉島秀夫先生、「施設の管理と運営」白木俊郎先生、「スポーツクラブの安全管理」谷塚哲先生の講義でした。
「人・組織のマネジメント」では、組織ビジョンと組織図を作成してみました。組織のビジョンということで、クラブのビジョンを書きそうになりましたが、指導者間と運営スタッフ間の組織においての視点で、文書にしてみました。
組織図は、設立準備委員会で検討したそのままを描いて、本当にこれで いいのかを考えて、つつきかけましたが、やはりそのままにしました。その後、その組織図の部門に応じたクラブマネージャーの仕事やスタッフの仕事、アルバイトやボランティアの仕事を書き上げかけましたが、なかなか思いつきませんでした。一度、やってみるとどんどんかけるんだろうなあと思います。問題のあるスタッフへの関わりについて考える演習をしましたが、小学生にしたことなどがたくさんあり、この対応は、得意分野かもしれないなあと思いました。この講義の最後に、「最終的には、原因自分論を唱えられる人は適任」と言われ、人やもののせいにする人は、よいリーダーにはならないと言われて、なるほどと思いました。
次の「施設の管理と運営」は、すぐには関係ないけど、何年か後に は、関係してくるんだろうなあと思いながら聞きましたが、また、新たな専門用語が出てきて、理解は薄かったかもしれません。指定管理を受けるのに、有効な資格を紹介してもらい、まだまだ、他分野にわたる研修が必要だということが分かりました。
最後に、「スポーツクラブの安全管理」については、けがなどの予防ではなく、法律違反に当たりそうな点について詳しくされました。指導者のお願いする時に、委託にするのか、雇用にするのかで、意味がかなり違ってくること。個人情報の取り扱い方で、しっかりと具体的な場面を想定しての承諾を得ておくこと。クラブと会員との関係では、契約関係が成立しているので、権利と義務が発生してくるので、義務を怠ると賠償責任が出てくることなどを聞き、できる限りの予見可能性・回避可能性を高めておかないといけないと思いました。保険などもしっかりとしておかないといけません。結論として、会員との信頼関係をしっかり作っておくことは、トラブルへと結びつきにくくなるので、大事にして欲しいということでした。
どれも大事な研修で、詰め込む感じになっているので、消化できているかが不安ですが、また、明日も頑張ります。先生方、ありがとうございました。