春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

コーヒーカップを買いました

2010年05月06日 | 日記
予定通り益子で白磁のコーヒーカップを一個買いました。

白磁のを、と言うと、益子で?と思うでしょう。
益子は本来陶器です。が、最近は多くの作家が
益子やその周辺で活動していて陶器にこだわらず
作品作りをしています。
中には、志野の釉薬を使ったものまであって、
益子のオリジナリティを感じる物の方が少ない。
そんな気がしました。

益子のオリジナルは
赤に黒をかけた味噌壺の類、汁椀や飯椀が主だったけど、
今は、そんなわけでいわゆる作品ものが多くあります。

私もそんなのを狙って行ったのですが、
当然昔からの地元の職人さんも居て、しかし
どちらを取る、と見比べてみると、とどうしても
作品、となってしまうんです。

お茶飲むんだって、コーヒー飲むんだって
玉露じゃ無くて普通の煎茶だし、インスタントコーヒーだけど
器は気取っているわけじゃ無く、気に入ったものになる。
どうしてだろう。

買ったコーヒーカップのどこが好きかと言うと
人差し指を差し込んだ感触、これが絶妙にしっくり来るのであります。
それに伴う、親指の支え具合これがまたよいのであります。
そして、全体を支える中指の位置これが遠からず、近からずしっかりと
落ち着くのです。まったくこれぞコーヒーカップなのであります。

このように素晴らしい評価となった、その要因は一重に取っての丸みであって作者の感性なのであります。
そして、数個ある同じデザインのカップの中から惟一このカップを選んだのは
私の手の大きさと、カップそのもの微妙なふくよかな丸みなのであります。
がっははーーー。なのであります。(この笑いは作文への笑いなのであります)
にやーー。(これは良いものをGetした時のひとり笑いなのであります)


飲み口の感触(これは後で分かったのですが)が今までのものに劣りません。
今までのはどうするかと言うと、当然、暫くの間お休み頂くことになるのですが、
このようにして休んでいるカップが結構あって、しかし、彼女たち(当然です)は
幸せなのであります。
とってが取れたもの、空中落下したもの、飲み口がざらついて雰囲気を壊すもの、
などなど、数多く宿下がりをしたものがあり、その後の消息はつかめません。
土に埋もれたものもあるやに聞いております。


女性が持つバックや靴、あれはどうなんだろう。
見栄ばかりじゃないだろうけど、気に入ったものの
基準が違う気もする。
女はね、いろいろと理由や、都合が有るの。
嫁さんの弁である。

私なんか、今は履いてる靴で一番古いのは15年以上になるし、
セーターなんぞ20年ものが有り、ツイードのジャケットは長女の初めての父兄参観に
着て行ったものを今年一回着てみた。
自慢にならないけど、自慢だ。

せっかく選んだのだから長く使いたいよね。




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