制御屋の雑記

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【要求】日本政府は李登輝氏への入国審査を行うな

2006-01-14 | 国内政治
転載します。
アメリカでも受け入れたのに、日本政府はいいかげん恥ずかしい行為を辞め、心より李登輝さんを迎えるべきだと思います。



                 台湾の声編集部

 読売新聞が1月11日、李登輝氏訪日の観測記事を掲載したことを受け、中国外交部の孔泉報道官は12日、「もし日本が李登輝の訪問を許したなら、日中関係は更に緊張したものとなる」と警告し、「いかなる理由であれ日本は李登輝にビザを発給してはならない。人間というものは過去を見れば現在がわかる。現在を見れば将来もわかる。李登輝がいかなる人物であるか、日本側もよく知っているはずだ」「我々は、日本政府もまた、台独分子などに講演や活動の場を提供しないことを求める」などと、相も変わらず大騒ぎだ。

 読売新聞によると、台湾観光客へはノービザが認められている今日、なお日本政府は李登輝氏の入国は「審査対象になる」「日本での政治活動の有無などを確認したうえ、李氏の入国の是非を判断する」との見通しのようだ。つまり前回の訪日と同様、「記者会見しない」「講演しない」「政治家と会わない」との三条件を李登輝氏に呑ませようとの模様だが、これが上述のような中国側の強い意向に配慮したものであることは言うまでもない。

 中国は李登輝氏を「台湾独立の広告塔」だと罵倒するが、「台湾は中国の不可分の領土」という宣伝の虚構を暴いてきた李登輝氏を、この国はよほど怖いらしい。そもそも台湾独立とは中国国民党支配体制の残滓を取り除き、中国の侵略を拒んで達成するという台湾の「住民自決」の問題であって、外国である中国にはこれを非難する権利は一切ない。

 李登輝氏が「広告塔」であろうがなかろうが、日本政府はこのような覇権主義国家の指図などに、日本政府は耳を傾ける必要などないのである。


 中国はこれまで、李登輝が、世界の国の中でも、とくに日本にだけには行かせてはならないと表明してきた。それは中国が、台日運命共同体の理念を説く李登輝の日本人への大きな影響力を知っている
からだ。中国は台日両国が、反中国覇権主義で提携することを何よりも恐れているからこそ、ここまで妨害に躍起になるのである。

 日本政府は自らの安全をも脅かすこのような中国覇権主義を黙認していいのだろうか。中国に言われるままの「入国審査」など、日本にとっては主権の放棄であり、自由・人権の理念の否定であり、中国への属国化への道を開くものであることを知るべきだ。日本が妥協を重ねるごとに、中国の要求はますます拡大する一方である。

 今後李登輝氏が訪日するという段階となれば、日本政府は主権国家として、ノービザを適用して淡々とそれを受け入れればいいのである。

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李登輝氏への入国審査取り止めを要請を!

■小泉純一郎総理大臣(首相官邸)   
〒100-0011 東京都千代田区永田町2-3-1
TEL:03-3581-0101
FAX:03-3581-3883
メール http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

■安倍晋三内閣官房長官(内閣官房)
メール http://www.iijnet.or.jp/cao/cas/jp/goiken.html

■麻生太郎外務大臣(外務省) 
〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1
TEL:03-3580-3311 
TEL:03-3592-1651(大臣直通)
メール http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html

■内閣府(首相 官房長官)・外務省(外務大臣)
「電子政府:各府省への政策に関する意見・要望」窓口
http://www.e-gov.go.jp/policy/servlet/Propose


●参考
「台湾の声」【主張】許されざる李登輝氏への入国審査 ※読売記事も収載
http://www.emaga.com/bn/?2006010031384922001809.3407
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