щ(゜Д゜щ) っしゃぁーーっ!! やってくれましたっ! しかし、またあの問題の審判員を出場させていたのですね。米国の野球界も恥という物を知って欲しいものです。
やっぱりこのBGM (
He's A Pirate ) by PIRATES OF THE CARIBBEAN
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
日 本 0 0 0 0 0 0 5 1 0 6
韓 国 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
【サンディエゴ(米カリフォルニア州)18日共同】
野球の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は18日、当地のペトコ・パークで準決勝が行われ、日本(2次リーグ1組2位)は韓国(同1組1位)を6-0で破り、決勝進出を決めた。
決勝は20日午後6時(日本時間21日午前11時)に行われ、準決勝でドミニカ共和国(同2組1位)を3-1で下したアマチュア最強のキューバ(同2組2位)と顔を合わせる。
日本は七回一死二塁で代打の福留(中日)が右越えに先制2ランを放った。さらに里崎(ロッテ)の適時二塁打、代打宮本(ヤクルト)とイチロー(マリナーズ)の適時打で一挙5点を奪った。
先発の上原(巨人)は切れのいい速球と落ちる変化球で7回3安打8奪三振。継投も決まり、1次、2次リーグと1点差で敗れた韓国に雪辱した。韓国は大会7試合目で初の敗戦。
◆日本・王貞治監督の話 「ここまで大変苦しかったし、きょうも六回までしんどかった。上原君が完ぺきな投球をしてくれて、のどから手が出るほどほしかった打のヒーローが出た。(福留の)2ランでたまっていたものが一気に爆発した。本当によく打ってくれた。3度目の正直で日本の野球ができた。最高の1勝。(決勝は)このままの勢いで一気呵成(かせい)にいきたい。(共同)」 ★多村「孝介が助けてくれた」
多村は七回無死二塁で送りバント失敗。ダッグアウトに戻り、周囲から「シーズン中はやらないんだから、気にするな」と慰められていたとき、福留の2ランが飛び出した。「孝介(福留)が助けてくれた。それで次の打席、僕もホームランを打てた」と仲間に感謝した。
フェンスに激突しながら飛球を好捕した四回の守りについては「何とか流れをこっちに持ってきたかった。体を張ったかいがあった」。(共同)
★4番松中、悔しさぶつけた二塁打 七回に二塁打を放ち、猛攻の火付け役となった4番松中は「それまでイチローがチャンスを作ってくれたのに、生かせなかった。その悔しさをぶつけた」と表情を崩した。
右翼線に強烈な打球を飛ばすと、米国戦で死球を受けた左足の痛みをものともせず、二塁へヘッドスライディング。「自然に出た。あれでチームがいい方向に向かったのなら、よかった」と喜びをにじませた。(共同)
★大塚、三振奪ってヨッシャー 大塚が九回、昨季まで在籍したパドレスの本拠地球場に登場。大きな声援を受け、1四球3三振で締めくくった。
米国での住居がある都市への愛着は強く、大会前から「ここで投げるのが夢」と言い続けてきた。準決勝進出が決まり、夢が実現しそうになってからは「アドレナリンが出っぱなし」。その言葉通り、三振を取ると、おなじみの「ヨッシャー」の雄たけびが出た。(共同)
★チーム束ねた“大リーガー”イチロー-韓国破り、決勝進出の日本 試合を重ねるごとに結束が固まった。そして日本代表は「3度目の正直」で韓国を破った。そこには米大リーグで活躍するイチロー外野手(マリナーズ)と大塚晶則投手(レンジャーズ)の存在がある。
日本代表は、ほとんどが国内のプロ球団に所属する選手。ヤンキースの松井秀喜外野手やホワイトソックスの井口資仁内野手が出場辞退。すんなり集まったとは言えないチームで、イチローと大塚はグラウンド以外でも働いた。
2月下旬の福岡合宿。練習試合の開始前、イチローが選手を集め「きょうから本番のつもりでやろう」と訴えた。カリフォルニア州アナハイムでの2次リーグが始まる前にも「米国を格上だと思うな。日本には日本の良さがある」と選手を勇気づけた。
大塚は、日米のストライクゾーンの微妙な違いを投手にも打者にも具体的に説明した。革が滑りやすいWBC公認球への対処、土が硬いマウンドでの投げるコツ…。同僚の不安を解消する手助けを続けた。
王貞治監督(ソフトバンク)にとって「米国」を知る2人は不可欠な選手だった。「イチロー君はチームが団結するために必要。大塚君には投手陣に遠慮なくアドバイスしてもらいたかった」。期待通りに2人はリーダーの役目を果たした。
一度は敗退を覚悟したがけっぷちから、プロ選手が参加したシドニー、アテネの両五輪で果たせなかった決勝の舞台へ。結束を固めた“王ジャパン”が初代王者の座を懸けて、アテネ五輪金メダルのキューバと戦う。(共同)
★日韓が熱い応援-勝利に大興奮の日本ファン 【サンディエゴ(米カリフォルニア州)18日共同】
「ニッポン、ニッポン」の声援に対し、「テーハミングク(大韓民国)」の大合唱。18日、野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で日本と韓国が対戦した当地のペトコ・パークは、両チームのファンによる熱い応援がスタンドで繰り広げられた。
試合開始時の気温が14度前後で、小雨が降るという悪天候。日本からカリフォルニア州に出張中の会社員、岩崎直之さん(37)は東京での1次リーグ、アナハイムでの2次リーグに続いての観戦。「きょうは日本が勝つ」と願いを込めながら応援した。
アナハイムで韓国の応援に圧倒されたというロサンゼルス郊外に住む20代の男性2人は、日本代表ユニホームのレプリカを着て「きょうは日本人のプライドにかけても勝たないといけない」と力強い言葉で選手を激励した。
日本が七回に一挙5点を奪うと、スタンドでは大きな「日の丸」が振られた。勝利が決まった瞬間、三塁側ベンチ後方に陣取った日本ファンは大興奮。「やった、やった」と大声で決勝進出を喜んだ。 ★オーサン、グレート 日韓戦を米国内でテレビ中継したスポーツ専門局「ESPN」は、日本の見事な戦いぶりを「リマーカブル(驚くべき)」と表現し、七回、代打策がことごとく的中したときは「グレート(素晴らしい)」を連発。
アナウンサーのジョン・ミラー氏はベテラン。王監督の一本足打法が誕生したいきさつを紹介するなど日本球界の事情に詳しく、放送中も王監督のことを「オーサン」と呼んでいた。(共同)
★渦中の審判員は二塁 「また、あの審判員が日本戦でやるんですか」と多くの日本人ファンから不満の声が上がった。この日、韓国戦で二塁塁審を務めたのはデービッドソン審判員。
同審判員は米国戦で、日本に入ったかに見えた勝ち越し点を「三塁走者の離塁が早かった」としてアウトにした。メキシコ-米国でも右翼ポールに当たったかに見えたメキシコの打者の打球を本塁打ではないと判定した。(共同)
(サンスポ 2006年3月19日 )