Ｏ－１１１

焼肉店で、ユッケを食べて、Ｏー１１１により死亡したニュースがマスコミをにぎわしている。
同じ、”食”を仕事としている俺にとって、決して他人事として見逃す訳にはいかないニュースである。
万全の準備と注意を払って仕事に臨んでいるのだろうけど、人命を落としてしまう事故につながってしまった。
・・・・らしい。

万全の準備と注意を払っていれば、事故は起きない！
そして、この社長の会見。
一番腹が立つのは、口先だけの謝罪。
表現は、半泣き状態だが、これは相手にではなく、自分が困って泣いているようにしか見えない。
俺にはそう映る。
そして、挙句の果てにわざとらしい土下座。

「いつも指導しているのですが・・・・。」
指導力がないから、事故が起きた。

「これは、業界の常識・・・・」
赤信号　みんなで渡れば　怖くない・・・

挙句の果てに、「生食用の肉なんか、存在しない・・・」
開き直りと、業界を道連れにするつもりか。


一連の原発事故もそうだが、謝罪すると言うことは、言い訳をつくろう事ではない。
「申し訳ございませんでした！」
「被害者の方には、～～～してお許しを頂く所存です。」
「今後は、～～～をしてゆきます。」
では、ないでしょうか。

やってしまった事は、どうにもならない。
事故の全ての責任は、トップにある。
問題は、また社会復帰するのであるなら、社会人としての常識くらい身に付けてから、やり直してほしい。




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