感謝し、大切にしよう

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人類は大地とう父、海と言う母、他生物という兄弟、そして細菌という子供たちと共存し、この地球という星で生きている。
大地は穀物以外にも燃料となる資源を与えてくれる。
海は美味しい物の宝庫でもある。
この海が、今度は新しいエネルギーの素となる物も与えてくれる期待ができた。

こうして自然界は、自らの身を削り、我々人間を生かしてくれている。
しかし人間は、その敬意さえも見せずに、ごく平然と、当たり前のように過ごす極道息子のようである。
感謝の念を示すのは、そこに携わる一次産業の人達だけである。

ただ、これが読んで字の如く”自然”なのである。
それを、何を勘違いしたのか自らの手でエネルギーを造ろうとし、自然界の怒りを買う。
事故、災害、犯罪である。
俺も文明の中で生活し、生きることを楽しんでいるが、基本を忘れてはイケナイと常々思う。
何処までが基本線、及第点なのか？

子供の頃、良し悪しの区別がつかず、悪さをヤラカシたら叱られる。

ここに在るのではないか。
災害と言う物は、自然界の怒り。
３００年以上も前の人間の言葉のようだが、俺は今でもそれを信じている。
自然界というのは、生き物だから。
空気だって風に姿を変えて動き回る。
地球の中心部だって、グラグラ煮え立っているマグマで”地震”という形で動く。
全てが生きているのである。
我々チッポケな人間には計り知れない感情を抱いて。

感謝し、大切にしようよ。
親なんだから。